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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
64/217

第64層 蜂フロア

この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 ついに3人は開けた場所に出た。

「ここは・・・うわっ、気持ち悪・・・」

ミライは開けた場所を見た瞬間、率直に言葉が出た。

 開けた場所は、天井が高く、相当広い円状の地形のホールのような場所。

そして、その円ホールの外側、おそらく木の側面に当たる場所に、人一人は入れそうな六角形の穴が、びっしり無数に敷き詰められている。

そして、その穴のほとんどには、虫の幼虫のような生物が入っている。

大きさは様々だが、その動きと数に吐き気を覚える。

 どうやらここは、あの森での、蜂のアビリーたちの住み家のようだ。

 入ってすぐに見えるのは、六角形内にいる大量の芋虫と、地面に転がる大量の蜂の死体・・・。

何で、こんなにも死んでるのだろう?

 「あんまり・・・長くは居たくないわね・・・」

ミチは、そう言うと目線をそらすように、地面の方に目を向ける。

「確かにな・・・。しかし、ここはやけに明るいが、どこから光ってるんだ?」

ユミルは周りを見渡しながら言った。

 確かに、凄く明るいフロアだが、光を出すような物は見当たらない。

いったいどこから・・・。

 ミライとユミルがフロア内を見渡していた、その時だった。

六角形の眉のかかった穴から、次々と色の黒い蜂が飛び出してきた。

その数、ざっと見て十数匹。

「くそっ戦闘になるぞ!ミライ、入り口をバリアで塞げ。下から来られたら困る」

「わかった」

ユミルの指示通り、ミライは入り口に立ちすくんでいるミチを引っ張り、上ってきた坂と、この部屋の間を完全に塞ぐようにバリアを張った。

「ミチ!ミチってば!」

ミチは、何故か下を向いて震えながら動けなくなっている。

ミライが声を掛けても、首を横に少し振るだけだった。

 虫が嫌いでもないが、芋虫はダメなのだろうか・・・。

「ミライ、ミチを守れよ!あと、来るぞ!」

ユミルは、こちらに振り向くことも無く、大剣を構えながら言った。

『十数匹』対『3分の2人』の戦闘が、モンスターの先行で始まるのだった。

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