表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
60/217

第60層 共同木登り

この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 「ねえ、もうちょっと高くならないの?」

ミチはミライに対して、強い口調で言った。

「やっぱり上に物が乗ると、高さが縮むんだな」

ミライは、自分の魔法を関心しながら言った。

「で、どうするんだ?侵入する前に、あの団体さんに捕まるぞ」

ユミルは、火の玉の落ちた方向に集まる虫たちを見ながら言った。

 団体さんの数は、ざっと見て1000は居るだろうか。

「どうするって、登るしかないわよ。たとえば…3人で肩車とか」

「こんな滑る足元でか?」

ミチの意見に、素早くユミルが批判した。

 確かに足元は、少し高い位置に出来たバリアの上だ。

 落ちれば、死にはしなと思ういが、危険なのは確かだろう。

「大丈夫よ。一番下のユミルの足なら!」

「ちょっとまて!一番下ってどういう事だよ」

ユミルは少し強い口調で言った。

「だって、ユミルとミライじゃ体格まるで違うし。私が一番下なんてまず無いでしょ。まあ、消去法よ。たぶん、ユミルなら大丈夫よ!」

ミチは淡々と説明した。

その説明を聞いてユミルは、やれやれと首を横に振り、大樹の幹のすぐ側でしゃがみ込んだ。

「ほら、ミライ、俺の肩に乗れよ。足乗せたら、大樹の幹に手を置いとけよ」

ユミルはそう言ったが、いまいちよく分からなかった。

 ミライは、靴と靴下をメニュー画面に片付け、ユミルの肩に足を乗せ、両手のひらを幹につけた。

「はい、ミチ乗る番」

ミライは、ミチに対して軽く言った。

 そしてミチは、ミライの首元に股を入れ、足をミライの胸元で交差させ、手のひらをポンと、ミライの頭に置いた。

 ミライ視点からは、ミチのしなやかな足がクロスしてるのしか見えない。

 だが、いやと言うほど体の部分でミチを感じる。

 特に、首後ろ。

 気を抜けば、今にも鼻時が出そうだ。

そうミライが顔の熱を上げてると、ミライの下から掛け声が届いた。

「じゃあ、立ち上がるぞ。気をつけろよ。」

そう言ってユミルは、ゆっくりと曲げている膝を伸ばし始めるのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ