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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
55/217

第55層 異変

この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 バリアが魔法を反射するときの角度が分かり始めた頃だった。

ふと、バリア外の何も変わらない木々の景色に異変が見えた。

 モンスターの軍勢が、同じような場所に向かっているように見えた。

見た事あるモンスターもいれば、全く始めて見るものもいる。

 いったい、あんなに急いでどこに行くんだろう・・・。

 そういえば、目的地の大樹って・・・。

 「ミライー何見てるのー?」

ミチが突然声を掛けてきた。

ミチは、ミライの隣に座った。

「お、やっと起きたか。随分と変な夢を見ていたみたいで」

「何?夢の中でも覗いてたの?」

ミチは少し目をとがらせてミライを見る。

「いや、一回突然起き上がったらと思ったら、また寝たから気になって」

「ふーん。まあ、話す気は無いけどね」

ミチは微笑んでミライを見る。

「で、何か考えてたみたいだけど…何かあった?」

ミチがそう言って、話を切り替えてきた。

「いや、さっきあの辺りで結構な数のモンスターがさ、あっちの方に向かった行ったんだよ」

ミライは指を指しながら話した。

「それで?」

「なんか変だなーって…それだけだけど」

「ねえ、そっちの方向行ってみない?」

 何で?とは聞かなかった。

 恐らくミチは、僕と同じ考えにたどり着いたのだろう。

「そうだね。行こうか。いく当ても無いからねー」

そう言って、ミチと目が合う。

そして、2人はお互いに笑顔を見せる。

 「なんだか、不思議な出会いよね。私たち」

突然ミチが、遠くの方を見ていった。

 確かに、ミチと会ったもあの場所で偶然だし、ユミルもあの町で偶然出会った。

そう思い、ミライはユミルの方を軽く見る。

 少し笑みを浮かべているユミル。

 ユミル起きてないか・・・?絶対こっちの方向いて無かったよな、さっきは確か・・・。

 ミチもミライに釣られてユミルの方向を見る。

「確かに偶然が引き合わせたんだよな。ねー、ユミル」

ミチは一回ミライを見て、またユミルの方を見る。

ユミルからの出ていた微笑が消えた。

 ユミルのやつ、間違いなく寝た振りして話聞こうとしたな。

「ねーユミル!」

ミライが少し強めに言った。

すると、ユミルは再び笑みを浮かべた。

「なんだ、ばれたか」

ユミルはそう言って、起き上がった。

「向き変わりすぎだ。さて、食事の時間にしようよ」

ミライはそう言って立ち上がる。

「お腹空いたー。朝食何なの?」

そう言ってミチも立ち上がり、ユミルの方向に歩き出すミライについて行く。

ユミルは待ってましたと言いたいような、うれしそうな表情を見せる。

「今出すって。あと、朝食じゃなくて、昼食だと思うよ」

ミライはそう言って笑う。

 ミライは準備していた鍋を取り出し、置いた鍋を三人が囲む。

そして、3人は話しながら昼食を食べ始めるのだった。

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