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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
46/217

第46層 おしゃれ

この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 「よーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ご!」

ミチのカウントが、ようやく終了する。

 ミチは5秒数えたが、実際は20秒ほどだろうか。

 ユミルが「長いわ!」っと突っ込んだのも無理は無かった。

 2人はどうか知らないが、ミライ自身は、ミチカウントで2秒後には着替え終わっていた。

 ミライの前の服装は夏用半袖学生服だ。

軽くて、動きやすくて、一番なじみがあった服装だった。

 ミライの5秒間で着替えた姿は、あの時戦った魔女クリーを参考にした。

 半分は想像なので、どう出来上がるかは心配だが・・・。

上半身は、ベージュ一色の長袖で大き目のパーカー。

一応、フードは前髪以外隠すように被っているが暑い・・・。

 自分の黒髪に湿気を感じる。

 見せたらフード被るのやめようっと。

フードの先っぽは、あの魔女さんと同じく長めで、とんがっている

 やはり魔法使いの帽子は、こうでないとね。

 首元には、2本の紐が、だらしなく伸びている。

 そして、下半身は魔女と同じスカートという訳にも行かないので・・・、ダークブルーのカーゴパンツ。

 ジーンズでも良かったのだが、戦闘用に動きやすさを重視。

でも、長ズボン。

靴は変えずに、泥だらけの黒いスポーツシューズ。

 自分なりには、短時間ではよく思いついたなと思う。

 この世界に着てから、想像力が急成長した気もする。

 ミライは、ミチのカウントの5を聞き終わると、目の前に燃え盛る炎を消した。

ミチとユミルの姿が、同時に見える。

 2人とも服装変わると、イメージ変わるな・・・。

 まずは、ユミルの服装から見ようか。

 前の服装は、覚えてる範囲で、グレーの長袖ジャケットと、中に白いシャツ、黒の長ズボン見たいな感じだったかような・・・。

 今着ている服装は、まず、頭に帽子を被っている。

緑髪の上に、ライトイエローのチロリアンハット。

飾りに付いている青と白の羽と、髪色と、焼けた肌色が、なぜか良く合っている。

 上半身は、インナーとして白いシャツが見える。

 前と違って模様があるが、そのスタイルが相当気に入ってるようだ。

そして、羽織ってるのは、ブラックの半袖のサファリジャケット。

 下半身は、カーキのカーゴパンツ。

デザインはミライとは違うものの、長ズボンなのは変わりない。

 靴はホワイトのスポーツシューズ。

 表情を見る限り、かなり自分の服装に自信があるようだ。

 ミライは目線を、ユミルからミチに変えた。

 ミチは、前が夏季学生服だったので、今回のがもの凄くおしゃれに見える。

 まず、長く、輝いていない金の髪に、変化があった。

まあ、頭のてっぺんに、大きくも小さくも無いような大きさの、アクアのリボンが付いていた。

 そして、服装はと言うと、スプリンググリーンのワンピース。

腕や肩が露出するタイプで、両肩に架かる2本の細めの紐を切ってしまえば・・・。

そんな肩に架かる紐は、少しふりふりが付いている。

ワンピースの色は、下に向かってどんどん薄くなっていく。

ワンピースのスカートの方は、丈が膝まで来ていて、お嬢様が着るような感じにしか見えない。

 シンプルだが、一番ベストなワンピースだろう。

 ミチの白めの肌色にも合っている。

 そして足元は、ブラックのハイソックスに、ホワイトのブーツ。

 何故だろう、かわいさが増した気がする・・・。

 3人はしばらく黙って、他人の服装を見る。

 みんな表情はどこか明るさを感じる。

「2人とも良い感じね」

ミチは笑顔で言った。

「そちらこそ」

ミライはミチに言葉を返した。

ミチは言われて、にっこり笑う。

 「さて、じゃあ先に進みましょうか」

ミチは服装が変わると、言い方もオシャレな感じがする。

「だな。時間は待ってくれないしな」

ユミルがそう言い、帽子の角度を調整する。

「行こう!」

ミライが元気に言い、ミチの元へ歩いて向かう。

ユミルもミチの元へ歩く。

ミチはそんな2人の姿を見て、大樹に向かって歩き出す。

こうして3人は、旅の3日目を歩き進めるのだった。

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