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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
45/217

第45層 ファッションショー準備

この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 「ミチ!ラスト!」

「えーいっ!」

ユミルの掛け声で、ミチが最後のマンティスを双剣で切り裂いた。

「はあ、はあ・・・」

ミチは相当息を切らしているようだ。

 まあ、相手のほとんどがミチ狙いだったので無理も無い。

「お疲れさん」

ミライはそう言って、2人に飲む回復薬を2人に投げた。

2人は当然のようにキャッチする。

「どうもー」

「おっサンキュー」

2人はミライに軽く礼を言うと、ほぼ同時に回復薬を飲み始める。

ユミルは一気に飲み干した。

「ぷはー。いやー長期戦だったな」

ユミルが言った通り、危なげなシーンは無かったが、もの凄く時間が掛かった気がする。

 まあ、時計なんて物は常備してないので分からないが。

「何で私ばっかり狙ってくるのよ!」

「一番狙いやすかったからじゃ?」

ユミルがそう言葉を返した。

「ふん!女だからって、甘く見たら痛い目見るんだから!」

「痛い目どころか、全滅だけどね」

ミライがミチに言葉を返して笑った。

 ミチが、2人を見て、自分を見て、呆れるよう口を動かした。

「うっわ…パジャマ、どろどろ・・・」

ミチがそう言ったので、ミライは自分を含め3人の体に目線を向ける。

 マンティスの体液で、3人とも、どろどろ状態だ。

 ミチは凄く顔を強張らせている。

「さて、着替える事にしようか」

ミライが言い、目線をミチに向ける。

「ミライ、暖炉に火をつけて!」

何故だと疑問に思いつつ、ミライはミチに言われるがままに、昨日の暖炉の場所に火をつけた。

「もっと大き目の火がいい!」

「はいはい」

ミライは火の大きさを2mぐらいまで高くした。

「いいわよ。じゃあユミルここで待機ね」

ユミルはミチに言われて、不思議そうな顔をする。

「何考えてるんだ?」

ミライは、ミチに引っ張られながら言った。

「いいからいいから。ここでミライ待機ね」

ミチに待機を指定されてから、すぐにミチ声が聞こえてきた。

「ミライ、ユミル、今からそこで着替えてね。誰も見えないでしょ?」

言われた後に周りを見るが、確かに熱く燃え盛る暖炉で、2人の姿は見えなかった。

「これをする意味はー?」

ユミルが暖炉の向こうから叫ぶ。

「覗き見防止とか!服装の見せ合いみたいな?」

ミチは前半部分を少し嫌味口調に言った。

ユミルは何も言い返せないようだ。

「じゃあ、着替えるわよ!5秒でいいわね?」

「おっけー」

「いいよー」

ミチの問いかけに、ユミル、ミライと答える。

「ミライ!5秒私が数えきったら炎消して!」

「了解」

「じゃあ、スタート!」

ミチの掛け声と共に、お着替えタイムが始まったのだった。

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