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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
38/217

第38層 ミチVSミライ 天地の攻防

この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 「それでは、始め!」

ユミルの掛け声が響いた。

 ユミルはどれだけ真剣試合を見たいんだ?

色々言いたいし考えたいが、そんな暇は無かった。

「そおおおおおおい!」

ミチが叫びながら、こちらに向かって来た。

 そして、いきなりチェックメイト。

ミチの持つ双剣の刃が、ミライの腹元に両方とも向けられた。

「何か言うことは?」

「離れてないと危ないぞ」

そうミライが言うと、ミライ足元から分厚い氷の壁が湧き上がってきた。

 厚さは、ミライが二足で立てるのが精一杯。

 横幅は無いが、高さは、見下ろせばミチが小さく見えるほどの高い位置だ。

「ちょっと!降りてきなさいよ!」

そうミチは言い、ミライの乗るバリア根元を強く蹴った。

蹴られてバリアは大きく揺れる。

「ちょ、ちょ!あぶねえ」

ミライは、どうにかバランスを取った。

 バリアは揺れたが、壊れた様子は無い。

 どうやら氷作りでも、バリアの機能を果たしているようだ。

「壊れないなら、倒すまで!」

遠くからミチの声が聞こえたと思ったら、バリアが大きく揺れる。

そして、どんどんバリアの塔が傾いていく。

「え、これ、まずくないか?」

そうミライが呟いている間にも、バリアは傾いていく。

 このまま落ちたら、さすがに死ぬだろ・・・。

 ユミルが・・・・・。

「ちょっと、待てって!」

そうユミルは叫ぶ。

ミチも、バリアを蹴るのをとっくに止めてるが、バリアは重力に従って倒れていく。

 やばい、どうすれば・・・。

ミライは、ユミルの事を思っていたが、考えは自分の方にすぐに向きを変えた。

 バリアは氷で出来ている・・・。

氷は滑る物。

そう気づいた時には遅かった。

完全に自分の足場は、氷ではなく空気だった。

「ぬわああああああああ」

ミライは、そう叫びながら、バリアと共に空から地面に向かっていくのだった。

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