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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
32/217

第32層 あつい触手戦

この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 ミライとユミルは、月明かりの中すぐにミチを発見することが出来た。

ミチは、完全にモンスターに捕まっていた。

植物のような、緑の触手の巨大な塊。

その物体に、ミチは両手両足を4本の触手で固定されていた。

 ゲームなどで見る触手と比べても、数段太く、気持ち悪く感じた。

「ちょっと、なんなのよ、こいつ!」

ミチは必死で叫び抵抗する。

だが、触手が解けるような感じはしない。

 ミライは緑の物体に向かって手をかかげ集中する。

「アペンシス!」

ミライの周りの、様々なステータスが見えてくる。

「名前はシブクリーンで、レベル40!?属性が火」

ミライは書いてある通りに読み上げる。

 属性なんてあったっけか?

ただ、今はそんな事はどうでもいい。

一番高いレベルのユミルでも5レベル差。

僕なんて、17レベル差もある。

下手すれば全滅もありえる。

どうすれば・・・・。

 そうこう考えていると、どこからか声が聞こえてきた。

(フフフ、良い遊び相手じゃないか、ぜいぜい楽しませてくれようぞ)

恐らくだが、あのモンスターから声が聞こえた。

「あいつ、話せるのか!」

ミライは、そう叫んだ。

ミライの声を聞き、ユミルは少し驚いた表情を見せる。

ミチは必死に、もがき続けている。

(しつこい小娘め…この程度の細い右腕、軽くもぎ取ってくれようぞ!)

「させるか!」

ミライは叫び、目の前に氷のバリアを大きめに作り上げる。

そして、バリアの向きを変えて、ミチの右手に絡まる触手に向かって強く放った。

 そのバリアは一発で触手を貫き、触手をミチの手から切り離した。

(うぐう・・・)

モンスターは少しひるんだ。

ミチは右手がぶら下がり、体の体勢がが不安定になる。

「きゃ、きゃああああああ」

「ミチ!」

ミチの叫びに、2人はミチの名前を同時に叫んだ。

 切断された触手部分。

そこから体液が流れ出てる。

その体液に、ミチのぶらぶら揺れる右腕が当たり、当たった箇所が火傷した時のように、焼け爛れていたのである。

ミチの手が骨まで溶けると言う感じではないので、ただ熱いだけなのだろう。

 でもその威力は凄まじいらしく、ミチは気を失ってしまったようだ。

(ふっ、小僧、なかなかやるではないか)

「くそっ!どうしたら・・・」

ミライが、そう言葉を吐いたその時だった。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

ユミルが、叫びながらモンスターに突っ込んでいった。

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