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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
3/217

第3層 管理人さん

この作品の作者は、文章表現が現時点でLv1/無限です。

様々な名称、場面が出てますが、作者は全てオリジナルだと思っています。

作品も作者も成長過程ですので、あまり期待はしないでください。

 僕の響き渡る声は、長い黒髪をなびかせ軽くスルーされた。


「おお、そういえば自己紹介がまだだったわね。我が名は『ネロ』で、この世界の……管理者?うん、管理者みたいなものよ」


 突然何を言い出すかと思えば自己紹介か。

 露出者の名前はネロらしい。

 あの『管理者』という設定は、明らかに今作っただろ。

でも、もしこの台詞を123454人全てに言っていたとすれば……いや、ないか。

そう思いながら、さっきまで動かせなかった足に力を入れて、しっかりと立ち上がった。


「では死刑執行人のネロさん。私はどう殺されるのですか?」


 この人からは殺されることは無いだろうと思ったので、すんなり目を見て言えた。


「ふふふ、死刑執行人とは面白い。主のことを気に入ったぞ。名を申せ」

「未来……ですが?」

「ごめんなさい。未来と言う名前はダメだわ」

「は?」


 当然こんな感じで返すだろうと思う。

 突然名前聞いてきて、言ったら言ったで否定するって……。


「もうその名前はこの世界に登録しているから、他のにしてってこと。わかる?」


 わかる?の聞き方に妙な苛立ちを感じたが、まあいいとしよう。

 それにしても、まだ頭の中で理解できていない。

 ここはいったい何なんだ?

 まず、ここは僕の生きてきた世界とは違う空間なのですか?

 そう、いろいろ考えていたら、そんな僕の状況が理解できたのか、ネロは一言で聞いてきた。


「説明してほしい?」

「お願いします」


 無意識での即答だった。


「素直でよろしい。質問や反論などは、全てが話し終わってからでいいわね?」


 ネロは、そう言って僕に目を向ける。

 その目線を感じ取り、僕は軽くうなずいた。


「では……」


 そう言って、若干僕を見下ろす形になるように浮いて、色々説明し始めるのだった。

文字配列のみ書き直しました。

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