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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
28/217

第28層 挑戦者魔女クリー

この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 僕たちは、確かに準備をしてから町を出た。

でも、アイテムなどはメニュー画面に全て入れれて、極めて軽装備の状態で町から出てきたのだ。

 では何故、僕らを狙って襲いに来たんだ?

答えは、相手の方から教えられた。

「私たちも挑戦者だからよ。さあ、メニュー画面の物を全て置いてきなさい。じゃなと痛い目見るわよ」

おそらく向こうのPTのリーダーだろう女性が、そう言った。

見た目は、男2人のダサい地味な格好と違い、明らかに魔法使いという感じの服装だ。

「ミライ。相手のステータス見ておいて」

ミチはミライに近づき、相手に聞こえないように小声で言った。

ミライは言われてすぐに、アペンシスを相手に向けてかけた。

ミライから半径10mぐらいかけて、全員のステータス画面が見える。

 今思えばアペンシスは、自分中心の全体魔法のようだ。

「えっとね、一番奥の男が25、挑発した一番前の男が27、真ん中のあの魔女が33だね。ユミルが魔女さんよりレベル2個上だし、大丈夫じゃない?」

ミライは、ミチにそうささやいた。

 ちなみに、言葉に出さなかったが、名前は奥から順に、ギュウ、クリー、ゼインだ。

「あら、レベルだけが戦闘の全てじゃないのよ。相性や努力で実力は変わるのよ!」

魔女クリーはそう言うと、瞬時に杖を出して装備し、空に向かって杖を掲げる。

「やばい、離れるぞ」

ギュウは叫ぶと、魔女クリーの後ろまで走り待機した。

 杖を掲げた先の空中で、光のような物が発生した。

そして、その光から無数の野球ボールぐらいの火の玉が、あたり一面に飛び散りだした。

クリーは魔法で前方にバリアをつくり、その後ろに2人が隠れる。

 見事な作戦だと感心してしまうが、それどころではないようだ。

「熱っ、ミライもバリア張れないのか!」

ユミルは攻撃を一撃足にくらい、真剣な表情で言った。

 ミライはそう言われて、瞬時にバリア想像して放った。

「薄っ!冷たっ!」

場所を想像しなかったので、ミライのすぐ目の前にバリアが出来た。

言葉に出したとおり、紙切れ1枚のような厚さで、どうやら氷で出来ているようだ。

当然、すぐに相手の魔法で割れて、ミライにも相手の魔法が当たる。

「あちちちち。ふー」

ミライは、割れたバリアの破片で当たった腕を冷やす。

 制服の夏服の格好だったので、ダメージは大きい。

「こんな攻撃跳ね返せばいいのよ!」

ミチはそう言い、両手に剣を持ち、火の玉を跳ね返し続けている。

ユミルも言われてすぐあの大剣を装備し、火の玉から身を守る。

 あの…僕、装備無いのですが…。

そう心の中でそう思いつつ、ミライは薄いバリアを張り続ける。

 火の玉の勢いは治まることを知らない。

よく見たら、向こうの魔女さんが、集中し続けている。

 そうとうの実力者のようだ。

「よし!」

ミライは火の玉の隙を見て叫ぶ。

そして、薄っぺらいこちらのバリアを、向こうのバリアにぶつけた。

もちろん、こちらのバリアは粉々に砕けた。

しかし、相手もそのバリア同士の衝撃に集中力を途切れさせる。

 そして、火の玉の弾幕はなんとか治まった。

「やるじゃない。あなたも魔法使いなのでしょ。そちらの魔法も見せてみなさいよ」

そうクリーは、ミライに挑発をしてくる。

「やってやれよミライ。あの時出したでかい奴」

ユミルは、ミライに向かって笑顔で言った。

あの時とは、町の戦闘の時のだろう。

「でも、さすがに死ぬんじゃないかな?」

「レベル差あるし、大丈夫だろ。相手も俺らに本気だし」

ユミルは、軽い口調で言った。

「打って来なさい!圧倒的守りで、打ち砕いて見せるから」

クリーは、こちらに向かって叫んで言った。

 あの女、耳が凄く優れているらしい。

 「では、『フゲネス・フレイム』!」

ミライは、クリーに向かって叫んだ。

クリーに向かって火の玉が飛んでいく。

「え、小さっ!」

ミチが、ミライの攻撃を見て叫んだ。

「しかも遅っ!」

ユミルも、付け足すように叫んだ。

そんな小さく遅い動きの火の玉は、ゆらゆらと3人組の方向へ飛んでいくのであった。

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