第28層 挑戦者魔女クリー
この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。
キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。
様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。
僕たちは、確かに準備をしてから町を出た。
でも、アイテムなどはメニュー画面に全て入れれて、極めて軽装備の状態で町から出てきたのだ。
では何故、僕らを狙って襲いに来たんだ?
答えは、相手の方から教えられた。
「私たちも挑戦者だからよ。さあ、メニュー画面の物を全て置いてきなさい。じゃなと痛い目見るわよ」
おそらく向こうのPTのリーダーだろう女性が、そう言った。
見た目は、男2人のダサい地味な格好と違い、明らかに魔法使いという感じの服装だ。
「ミライ。相手のステータス見ておいて」
ミチはミライに近づき、相手に聞こえないように小声で言った。
ミライは言われてすぐに、アペンシスを相手に向けてかけた。
ミライから半径10mぐらいかけて、全員のステータス画面が見える。
今思えばアペンシスは、自分中心の全体魔法のようだ。
「えっとね、一番奥の男が25、挑発した一番前の男が27、真ん中のあの魔女が33だね。ユミルが魔女さんよりレベル2個上だし、大丈夫じゃない?」
ミライは、ミチにそうささやいた。
ちなみに、言葉に出さなかったが、名前は奥から順に、ギュウ、クリー、ゼインだ。
「あら、レベルだけが戦闘の全てじゃないのよ。相性や努力で実力は変わるのよ!」
魔女クリーはそう言うと、瞬時に杖を出して装備し、空に向かって杖を掲げる。
「やばい、離れるぞ」
ギュウは叫ぶと、魔女クリーの後ろまで走り待機した。
杖を掲げた先の空中で、光のような物が発生した。
そして、その光から無数の野球ボールぐらいの火の玉が、あたり一面に飛び散りだした。
クリーは魔法で前方にバリアをつくり、その後ろに2人が隠れる。
見事な作戦だと感心してしまうが、それどころではないようだ。
「熱っ、ミライもバリア張れないのか!」
ユミルは攻撃を一撃足にくらい、真剣な表情で言った。
ミライはそう言われて、瞬時にバリア想像して放った。
「薄っ!冷たっ!」
場所を想像しなかったので、ミライのすぐ目の前にバリアが出来た。
言葉に出したとおり、紙切れ1枚のような厚さで、どうやら氷で出来ているようだ。
当然、すぐに相手の魔法で割れて、ミライにも相手の魔法が当たる。
「あちちちち。ふー」
ミライは、割れたバリアの破片で当たった腕を冷やす。
制服の夏服の格好だったので、ダメージは大きい。
「こんな攻撃跳ね返せばいいのよ!」
ミチはそう言い、両手に剣を持ち、火の玉を跳ね返し続けている。
ユミルも言われてすぐあの大剣を装備し、火の玉から身を守る。
あの…僕、装備無いのですが…。
そう心の中でそう思いつつ、ミライは薄いバリアを張り続ける。
火の玉の勢いは治まることを知らない。
よく見たら、向こうの魔女さんが、集中し続けている。
そうとうの実力者のようだ。
「よし!」
ミライは火の玉の隙を見て叫ぶ。
そして、薄っぺらいこちらのバリアを、向こうのバリアにぶつけた。
もちろん、こちらのバリアは粉々に砕けた。
しかし、相手もそのバリア同士の衝撃に集中力を途切れさせる。
そして、火の玉の弾幕はなんとか治まった。
「やるじゃない。あなたも魔法使いなのでしょ。そちらの魔法も見せてみなさいよ」
そうクリーは、ミライに挑発をしてくる。
「やってやれよミライ。あの時出したでかい奴」
ユミルは、ミライに向かって笑顔で言った。
あの時とは、町の戦闘の時のだろう。
「でも、さすがに死ぬんじゃないかな?」
「レベル差あるし、大丈夫だろ。相手も俺らに本気だし」
ユミルは、軽い口調で言った。
「打って来なさい!圧倒的守りで、打ち砕いて見せるから」
クリーは、こちらに向かって叫んで言った。
あの女、耳が凄く優れているらしい。
「では、『フゲネス・フレイム』!」
ミライは、クリーに向かって叫んだ。
クリーに向かって火の玉が飛んでいく。
「え、小さっ!」
ミチが、ミライの攻撃を見て叫んだ。
「しかも遅っ!」
ユミルも、付け足すように叫んだ。
そんな小さく遅い動きの火の玉は、ゆらゆらと3人組の方向へ飛んでいくのであった。




