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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第二章(下) 束縛された水の街
203/217

第203層 一人目との戦闘

この作品の作者は、文章表現が現時点でLv4/無限です。

様々な名称、場面が出てますが、作者は全てオリジナルだと思っています。

作品も作者も成長過程ですが、期待してください。

「ルールを説明するわ。まず、ミライと挑戦者の1対1で戦う事。そして敗北条件は、挑戦者は自ら負けを認めるか、体力が4分の1を切るかすれば終了。ミライは体力が半分切った場合のみ強制終了。と、こんな感じでいいかしら」


 ナトレの大声による説明は、数人の女性達によって列全体に広がった。

 ミライも挑戦者達もそのルールに反論や質問をする気はない。

 一見すればミライの方が不利に見えるが、ステータスの差を考えれば妥当だとうなハンデだろう。

いやむしろ、どんな条件にしてもミライの優位は変わらないのかもしれない。


(一応、自分のステータス上昇値に慣れるまで、相手には手を抜いて攻撃しなさいよ。下手をすれば一撃で相手が消え去る事になるから)


 ナトレの思想が耳に入ったので、ミライは心内で了解と告げる。

 手加減か……。ダメージ調節が出来るようになる位が本気になる目安かな。

相手を死なせるわけにも行かないし、ダメージは1ずつ上げていこう。

 ナトレは列とミライの中間地点に立ち、列方面の方へ目を向ける。


「それじゃ、早速始めましょう。挑戦者、一人目前へ!」

「はい」


 まされた返事の後、列の先頭から一人の女性が一歩前に出た。

 短めの黄色の髪をした剣士のようだ。表示名はシュシュ。

 シュシュは片手で剣を構えながら、ミライを見て口を動かす。


「よろしくお願いします」

「……よろしく」


 ミライもシュシュに対し軽く言葉を返し、箒を片手でグルグルと回す。

 相手は剣士で、体力は800オーバーか。

……しばらくは相手の動きを見ることにしよう。

 鋭い目つきでミライとシュシュを見つめたナトレは、両手を大きく広げて大声で叫ぶ。


「両者戦闘意思確認。それでは、はじめ!」


 ナトレの審判も中々様になっているな。

そう思いながら、ミライは箒を片手に身構える。

 そして次の瞬間、シュシュは剣を構えて、勢いよくミライに向かって突っ込んで行くのだった。

時間足りないと判断して戦闘シーンは次回に持越しです。

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