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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第二章(上) 束縛された水の街
185/217

第185層 黒青の炎

この作品の作者は、文章表現レベルが現時点で3/無限です。

様々な名称、場面が出てますが、作者は全てオリジナルだと思っています。

作品も作者も成長過程ですので、あまり期待はしないでください。

 急な階段を登り進めて、もうすぐで宮殿に辿り着く地点での事だった。

ミライは妙な違和感を感じ、その場で足を止めた。

 ゴォォオオオオオっと何かが燃えるような音が上から……。


「ちょっ、嘘だろ!? バ、魔術反射バリア!」


咄嗟にミライは叫んで、目の前の守りに入った。

 ミライ前方の階段の段差から透明な薄壁が姿を現した。

そして間一髪のところで、こちらに向かってきた何かは再び階段上へと跳ね返っていった。


「あ、あぶなかった……」


ミライはホット胸をなでおろす。

 それにしても何だったんだろう。

 こちらに向かってきた、辺りの空気を焦がす謎の炎の塊。

しかも炎の色は赤ではなく青。黒に近い濃い青だった。

 そんな攻撃をしてくるのが、あの中に居たなんて……。

 ミライは最初に来たときに見えた女性らの姿を浮かべた。

 あの人達も、助けられれば良いんだが……。

 ふとミライは階段の最上部を見上げた。

 最上段には俺様を見下ろす人影が見える。

しかも2人。当然、女性である。

 一人はすぐに誰だか分かった。

あの格好は間違いなく魔女のクリーだ。

後のもう1人も見たことはある。

 思い出そうとするも、記憶の片隅に残っているその人物像は、クリーと共に姿を消した。


「待て!」


だがそんなミライの声を聞き入れる事無く、スタスタと歩く音だけが響いてくる。

 どうせ嫌でも戦う事になるんだから、呼び止めても仕方ないか。

そんなことを思いつつ、ミライは残り少ない階段を登っていくのだった。

内容はともあれ書き収めです。

更新ペースは止めると言って、実行に移せなくてすいません。

やっぱり年末年始は忙しいので例外がつき物みたいです。

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