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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第二章(上) 束縛された水の街
177/217

第177層 補修のステップ

この作品は、文章表現レベルが3/1000Lvの作者の書いた作品です。

様々な名称が出てますが、作者は全てオリジナルだと勘違いしてます。

作品も作者も駆け出しですので、作品と共に作者の成長も見守ってあげてください。

「ごちそうさまでした」


3人は手を合わせてそう言った。


「さてと、次は何から始めましょうか」


そうナトレは声を出してその場を立ち上がった。

 そのナトレの行動を見てから、2人もほぼ同時に立ち上がった。

 次にしたい事は、何となく決まっている。


「ナトレ、次はサイドステップ覚えたい。ナトレと戦ったときに、ナトレが俺様の魔法をかわす時に使った、あれ」


「……ステップの事ね。あれは簡単だから修行に入るまでも無いと思うわ」


ナトレは、ぎこちない笑みを浮かべながら言った。


「あんな飛距離のサイドステップ、人間離れな技だよ」


そうミライは言い返して、苦笑いを浮かべた。

 あの時のサイドステップは、目で確認できるほど一歩一歩の距離が離れていた。

俺様がステップを頑張って踏んでも、おおよそ2m。

それがあの時見たのは、自分の放った魔術の大きさから考えても5mはあった気がする。

 それが身に着けられれば、相当の攻撃は魔術を使わずにかわせるはずだ。


「そのサイドステップって、どれくらいの幅だったの?」


セーナは不思議そうに聞いてきた。

 そういえば、セーナはナトレとの戦闘時居なかったっけ。


「俺様が見て、せいぜい5m位の幅があったと思うよ」


ミライはそう言って、わかり易い苦笑いを浮かべた。


「ふーん。それくらいだったら、私も出来ると思うわよ?」


そうセーナは真顔で言った。

 その言葉に、ミライの苦笑いに複雑さが混ざった。

 あの距離を出来るとか嘘だろ……?

そうミライは思って聞こうとしたが、そうするまでも無かった。

 セーナは、ひょいっと右方向に飛んでいった。

その跳躍力は、ナトレよりも少々上に見えた。

 セーナは遠くの方からこちらを見て、自慢げな表情を浮かべていた。


「……なんで、そう容易たやすく出来るんだよ……」


驚きのあまり、ミライは思わず声を漏らした。


「ふふ、経験あるのみよ。そうね、良い事思いついたわ」


そうナトレは言って、悪いことを考えてる時の笑顔を見せるのだった。

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