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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第二章(上) 束縛された水の街
175/217

第175章 基本内容終了

この作品は、文章表現レベルが3/1000Lvの作者の書いた作品です。

様々な名称が出てますが、作者は全てオリジナルだと勘違いしてます。

作品も作者も駆け出しですので、作品と共に作者の成長も見守ってあげてください。

 「瞬間裏移動ムーブメント!」


ミライは、セーナにも移動する瞬間がわかるように魔術名を叫んだ。

 叫んだ瞬間、別世界を移動しているような感覚がミライを襲う。

その感覚は体全身が、微かにしびれる感じだ。

 その感覚が無くなる頃、ミライはナトレの背後に立っていた。

 両手にはしっかりセーナを抱えている。

セーナは戸惑った表情をしているが、どこにも変化は無さそうだった。


「さすがにここまで来ると、一発成功は有り得るはなしだったかしらね」


ナトレは満足そうに笑みを浮かべた。

 あの微笑みを見る限り、一発合格のようだ。

修行後半の流れの一環で、ミライは笑って合格を理解した事をナトレに示した。


「残る修行はもう無いから、後はしたい事が無ければ実戦練習ね」


ナトレは今後の行動を淡々と話した。


「その前に昼食にしようよ。腹減ったよ……」


ミライは微笑みながらナトレに言った。

 どんなに疲れない薬を何本飲もうと、腹は減るのだ。

とっくに昼も過ぎたし、きっと皆が俺様と同じ気持ちだろうと思う。


「賛成。ご飯にしよ!」


セーナは抱きかかえられながら笑顔で言った。

 セーナは抱きかかえられたまま、動こうとしない。

……あれ、まさかこのまま食事な訳ないよな。


「セーナ、降りてよ」


「ミライこそ降ろしてよ」


セーナから返ってきた言葉にミライは少し戸惑う。

 降ろす……どうやって?


「ナトレ、降ろすってどう……」


「2人とも頑張ってねー。私は昼食の準備に入るわね」


 ナトレに質問を途中でさえぎられた。

途中で話を切られたのは、きっとナトレの悪魔的行為に違いは無いのだが……。

 ミライは苦笑いを浮かべてセーナを見つめる。


「どうしようか?」


「別に私は……。い、いいから降ろしなさいよ!」


そうセーナは言って、控えめに足をパタパタと暴れさせるのだった。

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