第157層 ステータス向上
この作品は、文章表現レベルが2/1000Lvの作者の書いた作品です。
様々な名称が出てますが、作者は全てオリジナルだと勘違いしてます。
作品も作者も駆け出しですので、作品と共に作者の成長も見守ってあげてください。
ミライは48時間と言う言葉に呆然とさせられた後、ふと何かを思ってナトレに声を掛けた。
「薬で48時間眠れなくなるのは別に良いんだけどさ、あの薬って他にも効果あるんだよね」
「ふーん、さすがに鋭いわね。場面場面で説明しようと思ったのだけど……いいわ。先に全て話しておくわね。まずミライ、ステータス画面開いて見てみて」
ナトレの言葉に、ミライは慣れた手つきでメニュー、ステータス画面と順に表示した。
そして、ミライは自分のステータス画面の変化に気がつく。
体力、魔力、筋力、守備力、瞬発力とステータスはこの五大要素で表示されている。
そしてレベルアップする事に、この五大要素がその人の職業によって様々な上がり方がするのだ……と俺様は思う。
少なくとも、皆個性的なパラメーターなのは、情報強制公開でHPとMPを見る限りで判断できるのだ。
この五大要素の限界値が有るのか無いのかは、俺様にも分からない。
ただ1つ宣言できる事は、レベル同様、この五大要素のパラメーターの数字も……さほど関係ない。
要は、努力すればこの表示される数字以上の力を発揮できるのだ。
……しかし、レベルアップのみで成長はずのミライの五大要素が、レベルも上がってないのに大きく変化していたのだ。
ミライはステータス画面で起こっていることを呟やいた。
「全てのパラメーターが80ずつ上がっている……」
「そう。私の作った調合薬は、様々な能力アップアイテムを混入させて、1杯で全ての能力が10ずつ上がるように作り上げたのよ」
そうナトレは自慢げに言って笑みを浮かべる。
全ての能力が10ずつアップ……これはもの凄い事なのだ。初期の頃となると特にだ。
ミライの現在の能力地は、体力718、魔力518、筋力215、防御力160、瞬発力281である。
どれもこれも相当上昇した感じがする。防御力なんて前に比べて2倍になった。
それにしても自分自身が強くなったのに、ステータス画面を見るまで気づかないなんてな。
実感が無いが、数値的には向上。この世界は大体こんな感じなのだろう。
ミライは自分のステータス向上に笑みを浮かべながらナトレに言葉を向けた。
「まだ他にも、こんな凄い効果が?」
「もちろんよ。他にはね……」
そうナトレは、自慢げに薬の効能の話し始めるのだった。