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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
15/217

第15層 カレーライス

この作品の作者は、文章表現が現時点でLv1/無限です。

様々な名称、場面が出てますが、作者は全てオリジナルだと思っています。

作品も作者も成長過程ですので、あまり期待はしないでください。

 隣の部屋は思ったよりも広くて奥行きがあり、部屋の真ん中には貴族が持っているような長机が置いてある。

 そして、机にはぎっしりと椅子が置いてあり、夕食らしいものが長机の奥の端に置かれている。

 さらに長机の奥にはキッチンがあるので、ここはダイニングキッチンと言った所だろうか。

 部屋中にスパイシーな甘辛い香りが漂い、食欲を引き立てて来る。

 部屋では、もうネルロスが一番右奥の席に座っており、その横にミチが座る。

 そして左奥の席から順に、ユミル、ミライの順に座る。


「さて、後は自由に食べていいわよ」


 ネルロスの言葉が食事の合図となった。

 ユミルは、お腹が空いてたのか何も言わずに黙々と食べ進める。

 ミライは、「いただきます」と一言言ってから一口、銀のスプーンでほおばる。

 ミチは、手をつけなかった。


「どうしたの?早く食べないと冷めちゃうわよ」


 一口食べて、ネルロスさんは不思議そうに言った。


「何これ?」

「カレーライス!」


 ミチの問いに、ユミルが突然大声で答えた。


「知らない?色はともかく、味は確かよ。ほら、だまされたと思って」


 ネルロスさんは楽しそうに言った。

 それにしても、カレーを知らない人っているんだな。

 スプーンはあんなに綺麗に持つのに……。

 そう僕が思っていると、ミチは恐る恐るスプーンでカレーをライス多めですくい出し、1口ゆっくりと口の中に入れた。


「おいしい……」


 ミチの表情が柔らかくなっていく。

ミチは、カレーライスの存在を受け入れたように、勢いよく食べ始めた。


「ふふふ、どんなに早く食べても、おかわりは逃げないわよー」


 そう、微笑みながらネルロスは言った。

 たしかに、このカレーは癖がなくておいしいなーと、僕も思いながら食べ進めた。


「うまい!ネルロスさんおかわり!」


 ユミルはいち早く食べ終えると、そう大声で言った。


「そこまで食べてもらえるとうれしいわねー」


 ネルロスさんも照れくさそうにそう言い、おかわりを注ぎにキッチンまで行った。

 そんな絶品のカレーは、あっという間に底をつき、全員が満足した食事となったのだった。

文字配列のみ。

少しずつせいちょうしてるね。

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