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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第二章(上) 束縛された水の街
146/217

第146層 迷える職業者たち

この作品は、文章表現レベルが2/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 ミライは、左足の痛みをこらえつつ、体を起こして辺りを見渡した。

 ミライを取り囲むのは、もの凄く生き生きとした表情の、汚い男達。

 服は汚れているが、みな強制の服ではなく、個性的である。

 そして、この部屋の片側は、隙間の細い鉄の縦柵たてさくが取り付けられており、その向こう側は通路になっているようだ。

 ミライの現在地は、どこかの広い牢屋ろうやのようだ。


「ねえ、僕はここに着てからどれだけ気を失ってたの?」


ミライはアフロ男に目を向けて言った。


「分かんないが、たぶん一、二時間だな」


「ありがとう。それと……」


ミライは軽く礼を言って、僕の左足を熱心に回復させている黒髪の男に目を向けた。

 男は、牢屋には不適切な紺色のスーツの格好をしていて、頭にはヘッドフォンがかかっている。

 僕の傷口にかざしている両手は、細く輝いていて、集中力の途切れない青の瞳は髪で片目我が隠れているのに、見ているだけで吸い込まれそうだ。

 回復に集中する男をジッと見つめるミライに、アフロ男は苦笑いを浮かべて声を掛けた。


「あいつは、ランツ。この牢の中で唯一ゆいつの回復役さ。そして、一種のムードメーカーでもあるな」


「なるほど。じゃあ……あなたの名前は……」


ミライは、アフロ男の雰囲気を見て、敬語を捨てて話した。


「俺の名は、エクトリーヌ。この牢の恐らくトップだ!あだ名はボンバー番長、よろしく!」


エクトリーヌは、苦笑いからまぶしいほどの笑顔に変えると、ミライに右手を差し出した。

 ミライはエクトリーヌの右手をがっちりとつかみ、言葉を返した。


「よろしく、エクトリーヌ。僕の名前はミライ。職業クラスは魔法使いをやってるよ」


「俺は格闘家だ。あと、ここの牢にいるのは全員、職業クラスを持った迷える闘士たちだ」


エクトリーヌは、そう言って胸を張る。

 つまり、ここに居る全ての人が、この世界に最初から設定されているNPCではなく、ミライと同じような感じで、この世界に迷った挑戦者であるということ。


「それにしても、お前の情報通りだったな」


エクトリーヌは、沢山いる男たちから一人に言葉を向けて、手招きをする。

 そして、ミライの視界に見覚えのある男が姿を現した。

 あの時、魔女クリーと戦ったときにいた男の片方。

名前は……思い出せない。

 ミライの驚いた表情に、その男は不敵に笑みを浮かべてみせる。


「お、おまえは!……誰だっけ?」


「おい!」


 その展開に牢屋の中は、笑いの歓声が沸きあがったのだった。

 作品の途中に出てきた『ランツ』は、抹茶さんからの提供です。

ありがとうございます!

 キャラクター募集をやって、恐らく書きにくさと発想がトップクラスのキャラクターですw

 何が書きにくいかって、まず見た目の、スーツにヘッドホン。このキャラを使う場所なんて……考え付きませんでした。

で、逆転の発想で牢屋に待機させました。我ながらよい判断だ。

 説明はざっくり目にしましたが、スーツに黒髪にヘッドホン……十分でしょう。

 キャラ設定は複雑です。ですので、そこは少し私の手を加えていきます。


……と、言った感じで、一般の募集キャラで被りが無ければ、こんな感じで登場開始次の後書きで、軽く紹介とか書かさせてもらいます。

 今後の登場にも期待です。


では、また明日!

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