第141層 宮殿内部
この作品は、文章表現レベルが2/1000Lvの作者の書いた作品です。
キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。
様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。
宮殿の内部。
外見はボロボロだった宮殿も、中身は相当綺麗にされている。
清潔感のある白色の広々とした、次に部屋に進むための廊下のような場所。
その広い廊下の両脇に、均等に兵士が置かれている。その数ざっと見て、片側10人の計20人。
しかし、その廊下に置かれている兵士は皆女性で、何より武器は一流の剣だが、防具が三流にも満たない露出服ばかり。
こんな格好でこのエリアの守りが万全だとは思えないのだが……。
ミライは目先にある次の部屋への入り口を直視しながら、その女兵士達の間をゆっくりと歩いていく。
当然、左右には女2人が、後ろにはミチが付いて来ている。
そして、長い長い廊下を歩ききった次の部屋への入り口で、左右の左にいる王の使いが、足を止めてミライに声をかけた。
「先に私が行く。その後を付いて来てくれ」
「分かりました」
ミライは、やる気の無い表情と軽い口調を話しかけた女に見せ付けた。
正直、囚人気分もなれたな……。
「さて、王とのご対面だー」
ミライは、わざとらしく声を張ってから、先に入っていった女に付いて行くのだった。