第134層 二人の笑顔
この作品は、文章表現レベルが2/1000Lvの作者の書いた作品です。
キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。
様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。
2週目を話し終わって、ミライは2人の表情を恐る恐る見た。
2人とも素晴らしい笑顔だ。
金髪の彼女は完全に苦笑いだけど……。
そして、苦笑いの引金となった銀髪の彼女は、清々(すがすが)しいくらい笑顔で楽しんでくれたらしい。
「ミライは話すのが上手ですね。何だか、お話が映像になって出てきそうでした」
笑顔で嬉しそうに話すクロネ。
そう、この笑顔に僕は負けてしまったのだ。
「それは、それは……」
ミライも無理やり笑顔を作って言葉を返した。
クロネはとっても話を聞きだすのが上手でしたよ。
そんな事をミライは思いながらも、口には出さずに笑顔で表現する。
「そ、そんな事よりもさ……スープ冷めちゃうから、飲んじゃおうよ。せっかく持ってきてくれてんだし……」
ミライは無理やりにでも、旅の話を忘れさせようと努力する。
だが、すかさずクロネの言葉の猛攻が来る。
「ナトレは元気にしてたんですね。それにしてもミライが羨ましいです。ナトレと一夜過ごすなんて……」
「ンンッ」
ミチのわざとらしい咳が、ミライの耳を過ぎる。
「う……」
視線を感じながら、ミライは考える。
どうしてこうなったんだ!と、言うと……




