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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第二章(上) 束縛された水の街
127/217

第127層 ダイナミック水汲み

この作品は、文章表現レベルが2/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 「ウォーター・プレス!」

 バリア前で、右手を空高く上げて、ミライは叫んだ。

 叫んだ瞬間、巨大な水柱がミライから天に向けられて飛び出した。

そして、天に勢いよく上って行った大量の水は、空中でくの字に曲がり、バリアの箱の中へと一直線に向かって行った。

 ザバーンっと音を立てて、バリアに勢い良く水が入っていった。

そして、半分以上の水が、噴水のごとく飛び散っていった。

 大量の水が、ミライとミライの近くに居たセーナを襲った。


「きゃっ、何すんのよ!」


「だから言ったじゃん。危ないって」


びしょびしょになるセーナの姿を見ながら、ミライは言った。

 ミライはこの状況が分かってたので、上半身裸で服をしまって置いてあるのだ。

 セーナにミライと同じ体制にしとけと言っても無理な話ではあるが……。


「ふふっ、楽しそうね」


ナトレは、ミライたちの方に歩きながら2人に声を掛けた。

 背中にナトレの存在を感じながら、ミライはナトレに声を掛けた。


「ナトレ、もうほうき直ったの?」


「えぇ、元通りよ」


「集中が必要にしては早くない?」


「集中と速度は比例しないわよ。それにしても……」


ナトレはバリアのすぐ近くまで歩いていき、その光景をじっと眺めた。

 ナトレの姿が小さく見える。

 ナトレは、バリアの箱側面に左手を当てて、ミライを見ながら叫んだ。


「この中の水、どうやって汲むのよ。前とは高さ違いすぎるわよ」


「えっ、そんなはずは……」


ナトレの叫びに、ミライとセーナはナトレの元へと近づいていった。

 こんなに大きく作ってしまったのか……。

3mは高さのあるバリアの壁を見上げて、ミライは思った。


「どうするのよ。こんなの登れないわ」


セーナはミライを見つめながら言った。

 セーナの言葉で何かをひらめいたかのように、ミライは笑みを浮かべて呪文を放った。


「バリア!」


そうミライが言うと、バリアの壁に沿うようバリアが次々と作られて階段状になった。


「これで登れるだろ。ほら、離れないとれるよ」


ミライはそう言いながら、もとの位置に向かって歩き出した。

 セーナもミライに歩いて付いて行く。

 しかし、ナトレは動こうとしなかった。


「ナトレー」


ミライは足をとて、ナトレの方を向いて言った。

 すると突然、ナトレは胸に巻きつけられた青い布の、背中の結び目を解き始めた。


「ちょ……」


「濡れないようにすればいいんでしょ?」


完全に上の布を外して笑いながらナトレは言う。

 この人、僕が見れないの分かってやってないか……。

 ミライはナトレに背中を向けながら、叫ぶように声を出した。


「もう勝手にしてくれよ!……体力の減りだけは注意しといてよ」


そう言って、ミライは定位置に向かって歩き出した。


「ふふっ、分かったわ」


 しばらくミライは歩いていき、さっきの位置より少し遠くの位置で振り向いた。

 ナトレはしっかり胸に布をグルグル巻きにして、バリアを物珍しそうに眺めていた。

 そんなナトレを見て少し笑みを浮かべながら、ミライは上空を見上げた。


「セーナ」


「何?」


「また濡れるから、もっと離れたら?」


「別に大丈夫よ。もうけるほど濡れちゃったしね」


「ははは……よし。ウォーター・プレス!」


ミライの叫びだされた呪文名と共に、再び天に向かって水柱が放たれるのだった。

指摘されましたが、最近ぐだぐだなのは100も承知です!

ミチちゃんファンには悪いですが、もう少し日数待ってください。

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