第120層 聞きたい謎
この作品は、文章表現レベルが2/1000Lvの作者の書いた作品です。
キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。
様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。
食事後の後片付けも、ミライの水魔法の水で綺麗に洗い、ナトレのメニュー画面にしまった。
あの時強引に溜めて色々な物に入れておいた水も、残り半分になっていた。
それにしても、この世界に住んでいるナトレがメニュー画面を持っていたなんて……。
この世界の人たち全てが、メニュー画面を使うことが出来るのだろうか?
まあ、後でナトレに聞いてみようか。
後片付けが終わってすぐのことだった。
「ねぇナトレ……ちょっとついて来て」
もじもじしながらセーナは言った。
「うーん、わかったわ」
そう言ってナトレは立ち上がる。
セーナは、すぐさま暗闇に消えていき、ナトレもミライに笑顔を見せてから暗闇へと消えていった。
そして、明るい焚き火の空間にぽつんとミライ1人。
やっぱり女の子は暗いところではダメなのだろうか……。
あれ、でもセーナ前の所では単独行動だったような……。
後でセーナに聞いてみるか。
そうこう考えていたら、2人は暗闇の中から帰ってきた。
「じゃあ、僕もちょっと行ってくる」
2人に一言言ってから、ミライはその場を立ち上がる。
「私もついて行こうか?」
「遠慮しときます」
ナトレの意地悪な言葉に、笑顔付きの敬語でミライは返し、暗闇の中へと消えていくのだった。