第119層 食事のルール
この作品は、文章表現レベルが2/1000Lvの作者の書いた作品です。
キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。
様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。
「これは、僕らのPTの食事の決まりで、食べ物をおいしく食べれることに感謝して、こうやって手を合わせて言うんだ」
ミライは手を合わせる姿を見せながら言った。
「感謝してねぇ……良いわね。私達もやりましょうか」
ナトレは楽しそうに提案した。
ナトレとミライの視線は、セーナの方に集中する。
その視線を感じ取ったのか、セーナが照れくさそうに口を開いた。
「べ、別に私は構わないわよ!悪いことじゃないし」
「それじゃあ決まりね。ねえミライ、他に何かルールあるの?」
ナトレは右手に持つパンをミライに向けながら話した。
ミライは口の中のパンをスープで流し込み、口を開く。
「ルールって言われても、気持ちの問題だしなー。まあ、食べる前に『いただきます』で、食べ終わったら『ごちそうさまでした』って言うだけかな」
「なるほどねー」
ナトレは肯きながら言った。
「あ、あとは最初にだれかが『いただきます』を言った後に、残ったほかの人が続けて『いただきます』みたいな感じで言うんだよ」
「じゃあ最初はミライでいいわね」
ミライの説明に、ナトレが笑顔で言い返した。
ナトレの言葉に、セーナも肯く。
「それにしてもスープ美味しいな」
「あら、褒めるののが上手ね」
こんな感じで、楽しい会話と食事の時間が進んでいくのだった。
「じゃあ食べ終わったことだし、早速やってみましょ」
全員の食事状況を見計らって、ナトレが楽しそうに言った。
ミライはセーナに目線を送ると、すぐに素直な肯きが返ってきた。
ミライは呼吸を整えて、大きく一言。
「ごちそうさまでした!」
「ごちそうさまでした!」
ミライの掛け声に、ナトレとセーナも大きく答えた。
「……そんなに声張らなくても良いからね」
苦笑いを浮かべながら、ミライは言った。
「えっ、そうなの?」
驚いた表情でセーナは言った。
「あら、そんなの聞いてないわよ」
笑みを浮かべながらナトレは言った。
こうして3人はあっという間の食事を済ませて、片付けへと入るのだった。