表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第二章(上) 束縛された水の街
119/217

第119層 食事のルール

この作品は、文章表現レベルが2/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 「これは、僕らのPTの食事の決まりで、食べ物をおいしく食べれることに感謝して、こうやって手を合わせて言うんだ」

ミライは手を合わせる姿を見せながら言った。

「感謝してねぇ……良いわね。私達もやりましょうか」

ナトレは楽しそうに提案した。

 ナトレとミライの視線は、セーナの方に集中する。

 その視線を感じ取ったのか、セーナが照れくさそうに口を開いた。

「べ、別に私はかまわないわよ!悪いことじゃないし」

「それじゃあ決まりね。ねえミライ、他に何かルールあるの?」

ナトレは右手に持つパンをミライに向けながら話した。

 ミライは口の中のパンをスープで流し込み、口を開く。

「ルールって言われても、気持ちの問題だしなー。まあ、食べる前に『いただきます』で、食べ終わったら『ごちそうさまでした』って言うだけかな」

「なるほどねー」

ナトレはうなずきながら言った。

「あ、あとは最初にだれかが『いただきます』を言った後に、残ったほかの人が続けて『いただきます』みたいな感じで言うんだよ」

「じゃあ最初はミライでいいわね」

ミライの説明に、ナトレが笑顔で言い返した。

 ナトレの言葉に、セーナも肯く。

「それにしてもスープ美味しいな」

「あら、めるののが上手ね」

こんな感じで、楽しい会話と食事の時間が進んでいくのだった。


 「じゃあ食べ終わったことだし、早速やってみましょ」

全員の食事状況を見計らって、ナトレが楽しそうに言った。

 ミライはセーナに目線を送ると、すぐに素直な肯きが返ってきた。

 ミライは呼吸を整えて、大きく一言。

「ごちそうさまでした!」

「ごちそうさまでした!」

ミライの掛け声に、ナトレとセーナも大きく答えた。

「……そんなに声張らなくても良いからね」

苦笑いを浮かべながら、ミライは言った。

「えっ、そうなの?」

驚いた表情でセーナは言った。

「あら、そんなの聞いてないわよ」

笑みを浮かべながらナトレは言った。

 こうして3人はあっという間の食事をませて、片付けへと入るのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ