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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第二章(上) 束縛された水の街
118/217

第118層 冷製スープ

この作品は、文章表現レベルが2/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 夜。

 星空の明かりしか無い空間に、セーナの妙な光魔法で一定区間を明るくしている。

その魔法は、光る玉のような物を作り出して地面に置いておくだけと単純だが、ミライのき火の数倍明るい。

 セーナが言うには、この魔法は相当魔力を使うらしい。

 でも調理には火が欠かせないので、ミライのき火も活躍している。

 それにしても……。

「寒いわね……」

そう言って、セーナは両手を組んで少し震えている。

 でも服装は変えないという、謎のこだわりっぷりを見せている。

「何でナトレは平然といられるんだ」

ミライも焚き火前で震えながら、すぐ横で夜食を作っているナトレに言った。

 明らかに寒そうな格好なのに、楽しそうに料理にうでを振るうナトレ。

その雰囲気ふんいきでミライは料理を手伝うのを止めたのだ。

「そうねぇ……れかしらね」

笑顔をミライに見せながら言うナトレ。

「慣れるものなのかなー」

ミライはそう言いながら、小刻こきざみに震えるセーナの方を見る。

「セーナ、服変えたら?せめて何か穿くとか」

「べ、別に寒くなんか無いもん!これくらい……」

ミライの問いかけに、セーナは強気で言葉を返した。

しかし、その言葉の裏腹うらはら、焚き火にどんどん近づくセーナを見てミライは少し笑ってしまう。

「ほら、出来たわよ」

そうナトレは言って、2人のもとに出来上がった料理を持ってくる。

 セーナと前に置かれたのは、湯気の立ついい香りのスープだった。

「んで、これがミライの」

ナトレは笑顔でミライにもセーナと同じような物を出した。

 しかし、そのスープからは湯気は立ってなかった。

「え……」

思わぬ料理に、ミライは言葉をらす。

「ミライは冷製スープよ」

「ちょ、ちょっと!」

セーナの言葉に、ミライは思わず声を張ってしまう。

「ふふ、冗談じょうだんよ。その顔が見れてよかったわ」

ナトレは笑いながら言い、温かいスープと冷たいスープを入れ替えた。

「うう、してやられた……」

ミライの言葉と表情に、セーナとナトレは笑う。

「はい、パンね。1人1個づつね」

そうナトレは言って、セーナとミライに1個のパンを渡す。

 そして、ミライの左隣にナトレが座る。

「あれ、ナトレは冷たいスープのままでいいの?」

セーナはナトレの下に置かれたスープを見て言う。

「いいのよ。ほら、熱いの苦手だし」

「ふーん、まあ良いわ。食べましょう」

そうセーナは言って、スープをスプーンですくい、口に流し込む。

 ナトレも丸いパンを1口。

「……いただきます!」

ミライは大声で手を合わせて言った。

「……何それ?」

ナトレとセーナは口をそろえて、ミライに聞くのだった。

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