第11層 イベント戦
この作品の作者は、文章表現が現時点でLv1/無限です。
様々な名称、場面が出てますが、作者は全てオリジナルだと思っています。
作品も作者も成長過程ですので、あまり期待はしないでください。
長いようで短い市場の道を抜けたら、円状の広場へと出た。
広場奥には、3体のモンスターと、1人の青年が戦闘していた。
3体のモンスターは、2体は崖のところで見たマンティスで、もう1体は……イノシシかな?
イノシシみたいな奴の大きさは4m位と、とにかく大きい。
マンティスよりも2倍近く大きく見える。
青年の方は、右手に大きな剣を持って振り回してる。
ただ、左手を怪我しているらしく、その手は血で染まっていて動かない。
しかも、剣の振りが遅くてモンスターにかすりもしない。
「あんなの一人じゃ勝てないわ!ほら、助けに行くわよ!」
ミチはそう言い両手に剣を装備し、青年の方へと走る。
確かに、あの状況はどう見たって青年の方が不利だ。
このままでは、あの青年は死ぬかもしれない。
とりあえず僕に出来ること……。
「とりあえず、アペンシス!」
そうとう遠距離から発動したが、情報を読み取ることが出来た。
声を出してしまうのは、もう癖だな。
とにかく、情報は公開しておこう思い遠くの方へと叫んだ。
「ミチ、ユミルさん。2体のモンスターはマンティスで、1体の方はノス。レベルはどちらも17レベルです」
「君は面白い技をもっているんだな。人の名前が分かるなんて」
「さすが変態ね!」
遠くにいる2人に大声で教えたら、大声で変態だとと声が返ってきた。
それにしても、確かに2人の所からも、ステータス情報が出てきた。
魔力使わないで出せるのに、結構使える技かもしれない。
そんなことを思っていたら、遠くから声が聞こえた。
「ミライ!早く君も戦闘に参加してよ!」
そんなミチからのお叱りが入った。
「わかったー。今行く」
ミライはそう言って、戦闘の行われている方へと向かうのだった。
文字配列のみ書き直しました。
もう今後はカッコ周辺しか直さない。