第108層 復活と人影
この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。
キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。
様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。
「ぷはー!生き返ったー!」
ミライの生き返りの声が、高らかと上げられた。
偶然にも出せた水魔法は、臭さも不味さも何にも無い、美味しい水だった。
この状況なら、不味くても飲んだことに変わりは無いだろうが。
水の温度も、この暑さのせいか冷たく感じる。
ただ、この魔法発動に試行錯誤はしたが、水の温度と、強力な水圧は変えられないらしい。
だから、水を酌むのにも一苦労だった。
水魔法を天に向かって飛ばして水袋にしまう。
なんて出来るはずもなかった。
水といっても魔法攻撃な訳で、自分に触れてもダメージが来るのだ。
当然、天から降ってくる水をすくいに行くなんて、自殺行為なのだ。
なので、バリアを水槽型に組み立てて、その中に水を溜め込む作戦で、今に至るのだ。
バリアは水を跳ね返すので、相当な数の魔法を打った訳だが……。
「さて、次はどこに進もうかな……」
疲労を回復させたミライは呟き、目印は無いかと辺りを少し見渡した。
見渡し始めて160度辺りで、ミライは動きを止めて、目を凝らした。
そこに見えたのは、2人の人影の姿のようだった。
いや、間違いなく人影だ!
「おーい!」
ミライは、両手を大きく振りながら、人影に向かって大きく叫んだ。