第10層 「変態!」の子
この作品の作者は、文章表現が現時点でLv1/無限です。
様々な名称、場面が出てますが、作者は全てオリジナルだと思っています。
作品も作者も成長過程ですので、あまり期待はしないでください。
外の景色と言うよりは、町の景色だろう。
街灯がてらされていて、町並みはおとぎ話のような洋風の田舎と言う感じだ。
しかし、日が暮れるまで気を失っていたとは……。
そう思いながら歩いていたら、市場らしき街路地に行き着いた。
その道は出店のような店があり、ずらりと店が道の両脇にきっちり並んでいる。
人がちらほらいる市場の入り口で、見覚えのある髪色の子を見つけた。
恐らく間違いは無いと思うが、服装が前見たときと違う気がする。
それは、学生の夏服のような感じだった。
ミライは、声をどう掛けようか迷っていたら、あちらの方から声を掛けられた。
「あら、やっと目が覚めたようね。私はミチよ。よろしくね変態さん!」
そうミチは、微笑みながら自己紹介。
それにしても、女の微笑みって怖いものだとつくずく思う。
「助けてくれてどうも。名前はミライで、変態さんではないから」
軽く冗談とお礼を混ぜつつも、お互いの自己紹介が終了。
まあ、ミチは笑ってくれたから良い感じになったかな?。
「とりあえず君、服、着替えたら?」
ミライの服の血の跡を見ながらミチは言った。
僕もそれはずっと思っていたんだが、服が無いんだよな。
「服が無いから変えられないんだ」
「えっ?君しらないの?」
何が?と心の中で言い、首をかしげる。
「服はね、メニュー画面から、変えられるのよ」
「メニュー画面?」
首を傾げっぱなしで、聞き返す。
「ええっとね。こうしてっと……ほら!」
そうミチが言うと、ミチの目の前にネロが扱っていたような、電子画面が出てきた。
「おおー。で、どうすれば出るの?」
「この世界は、大体想像でできるって最初に聞かなかった?」
ミライは首を横に振る。
「まあ、いいわ。左手の甲を右人差し指で押して、後はイメージ!」
そう言われた通りにすると、ミチと同じ感じの画面が出てきた。
ミチより数倍大きいが……。
「うわっ!」
あまりの大きさに思わず声が出る。
「まあ、慣れよ慣れ」
右上の×ボタンを押して一度消し、こんどは理想の大きさの画面を想い、画面を出した。
「あとは、ステータス画面を押して、服装を押して、あとはイメージね」
ミライは人差し指で、色々な項目の中からステータス画面、服装と順番に押して、服装を想像する。
暖かいし、夏の学生服……っと。
そう思うと、一瞬で服装が変化した。
「うわっ」
驚いたのは一瞬だからではない。
目の前にいる人の格好と全く同じなのだ。
僕は、顔が赤くなっていくのを感じた。
「結構似合ってるわよ。それにしても、君、少し抜けてるって言われない?」
そう笑顔で聞いてくるミチ。
余計なお世話だ!と言う思いを押さえ込んでおく。
「あはははは……はは」
もう僕は、笑うことしか出来なかった。
今すぐにでも変えようと、メニュー画面を開こうとしたときだった。
「森から使者が来たぞー!」
市場の奥の方から声がした。
そして、町中に響き渡る、「カンッカンッ」と言う音。
すろと、町中の人が瞬時にいなくなり、町全体からほとんどの人が消えた。
あまり騒いだ雰囲気でもなかったので、良くあることなのだろう。
そんな町の風景をぼーっと見ていたら、ミチがミライの手を引っ張り走り出した。
向かう先は、声での通告があった方。
「行ってみようよ!。ね?」
走りながら一瞬ミライの顔を見て言うミチ。
「え?ちょっと、ええー」
ミライは何も反応できずに、ミチの強い力に引っ張られながら、市場の奥へと走るのだった。
文字配列のみ書き直しました。
効果音が好きな昔の自分。