表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編

機械の国【二百文字小説企画言ノ葉ノ悪魔参加作品】

飛び入り参加失礼します!


みんなレベルが高くてうらやましいです。

 私はパソコンになった。

 何でも知ってるパソコンだ。

 答えを聞かれればすぐに答える。

 「正解、素晴らしい!」

 テストで満点をとる。

 「よくやったね、偉い!」

 質問されて答える。

 「物知りだね、有難う」

 受験デ満点ヲトル。

 「合格おめでとうございます」

 学校デハ、ユウトウセイ。

 「君ほど素晴らしい子はいないよ」

 ためしに点を下げてみた。

 「バカ野郎」

 マタ満点ヲトル。

 「素晴らしい」

 コレガ、コノ国ノ子供ニ求メラレテイル姿ナノカ…。

受験期になるとこんな感情が湧き出てしまうのです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 受験戦争……この国も韓国みたいにならなきゃいいなと思います。あの国はやりすぎですし。 でも間違えてはいけない、完璧で当たり前、こんなのを押し付けられたら子供は正常に育ちませんよ。 子供時代に…
[一言]  不思議なもので、突き放されるように肯定されると罪悪感みたいなものが湧き上がってくることがあります。 「勉強したくないの? まあ、それも一つの手かもね」 「適当に勉強して適当なとこに行く。ま…
2010/07/07 18:16 退会済み
管理
[一言] 拝読させていただきましたm(_ _)m 4作品の中で、これが一番好きです。 というか、立場的に「」の中の言葉を口にする機会の多い人間なので、いろいろと身につまされました汗。 頭では分かっ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ