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屋内には、ニシン漁やニシン加工に使われた道具類をはじめ、 ニシン番屋で生活していた

 小樽市にしん 鰊御殿ごてん


 令和7年度 小樽市鰊御殿の開館について

 令和7年度から鰊御殿は開館いたします。

 令和7年度の開館期間は、4月5日(土)~11月24日(月・振休)です。


 お問い合わせ


 小樽市鰊御殿


 電話・FAX 0134-22-1038


 小樽市鰊御殿指定管理者 ㈱小樽水族館公社


 電話 0134-33-1400


 FAX 0134-33-5435


株式会社小樽水族館公社は平成16年より


小樽市から鰊御殿の管理を受託しています。


屋内には、ニシン漁やニシン加工に使われた道具類をはじめ、


ニシン番屋で生活していた人々の生活用具や記録VTR、


写真など貴重な資料を多数展示しております。




当館にお越しの際は、小樽市鰊御殿にもぜひお立ち寄りください。









いつ建てられたの?


小樽市鰊御殿は、1897年(明治30年)積丹の泊村に建てられ1958年(昭和33年)に現在地へ移築復元したものです。


移築後の1960年(昭和35年)には「北海道有形文化財ニシン漁場建築」として、文化財に指定されました。


明治時代の原型をとどめており、華やかな往時を偲ぶ貴重な鰊漁場建築です。







誰が建てたの?


泊村の鰊親方、田中福松 氏が1891年(明治24年)から7年をかけて建築したものです。

青森県の蓬田村よもぎだむらで生まれ、17歳の時に叔父を頼り漁夫として北海道へ来ましたが、程なく独立して、大規模な建網漁業を営みました。


何人くらいが生活していたの?


全盛期には120人程の漁夫が寝泊まりしていました。

漁期外でも越年仕事のため30人程度は常住していたと云われています。

建網15カ統~18カ統を営んだ田中漁場の漁夫は1カ統35~40人くらいでしたの

本格的な鰊漁期には地元の手間取り等も数えると大変な人数となりました。


どのくらい広いの?


一部2階建で総面積は611.9㎡(185.1坪)を誇ります。

主に「たも・せん・とど松」といった北海道産原木や東北地方から取り寄せた「ひのき」等約540tが使われています。仮に、この材料を使用して30坪の家を建てるとすると20軒分建てる事が可能です。

「にしん御殿」とは、北海道で明治時代に盛んだったニシン漁で栄えた時代に建てられた建物で、特に小樽市鰊御殿は、移築・復元されたニシン漁場の建築物です。当時のニシン漁や漁師の生活の様子を今に伝える資料館として、漁具や生活用具が展示されており、小樽市の文化財にも指定されています。

小樽市鰊御殿の主な特徴

歴史的建造物:1897年に積丹で建てられ、1958年に現在の小樽市祝津に移築・復元されました。

資料館としての役割:ニシン漁の道具や、漁師たちが生活していた番屋の様子を再現した資料や写真を展示しています。

文化財指定:「北海道有形文化財ニシン漁場建築」に指定されています。

体験:当時のニシン漁の作業スタイルを体験できるコーナーもあります。

小樽市鰊御殿へのアクセス

JR小樽駅から中央バス「おたる水族館」行きに乗車し終点で下車後、徒歩で向かいます。

小樽市祝津にあり、小樽水族館のすぐ近くに位置します。

その他

かつては小樽市がニシン漁で大変栄え、その発展の基礎となった歴史を伝える場所です。

「にしん御殿」と呼ばれる建物は、小樽市鰊御殿のほかにも、小樽貴賓館(旧青山別邸)など、鰊網元の豪華な別邸や、泊村にある「鰊御殿とまり」など、北海道各地に点在しています。

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