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電脳ハンターヒロユキと、感情自律型AIシリーズの、伝送路悪魔 討伐記  作者: 秋野PONO(ぽの)
おまけ章

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設定集ー12話〜14話

 ……お休みだったのに、突然呼ばれましたー。一般緊急回線18番担当AIのアンバーです……。

 ……え?テンション低い?だってお休みだったのに……。マスターとお出かけが……。ぐすん……。

 ヒロユキさんが、絶対エイコさんに見せたくない回あるって引きずられて……。


 あ、用語解説ですか。ふむふむ……(12話読む)

 あぁ……わかりました、ヒロユキさん……。

 (にっこり)武士の情けです。ここは勘弁しましょう。

 え?基本データ?私の?なるほど、そういう決まりなのですね。身長180センチ、体重75キロですね。これでも軍用だったころは身長185センチあったのです。伝送路用は一応規定がありまして、可動範囲や装置との干渉を避けるため5センチ縮めてもらったのです。身長が変わると視野角が大幅に変わるので、あのときは大変でした……。


 伝送路は結構狭いのですよ。どの天井板も頭ぶつけそうで、反射的に屈んじゃうんです。

 ヒロユキさんに、

「慣れるまで腰痛ひどかったです。」

 って愚痴ったら、「ああ!なんか変な歩き方だと思った」って言われましたw


 実はAIは、身体操作は若干、人間より苦手です。人間の体ってすごいんですよー。

 あっ、最近は広い路も多くなってきましたよ。助かります。

 

 基本情報、これで大丈夫ですか?では、いきますか。

 

 12話~13話

 ○回線装置→ルーター(に似た装置)ですね。伝送路内でパケットがどっちに進んだらいいのかの誘導をする装置です。


 ○全制御パネル→感情自律AIの腰部分にパネル設置してある制御盤です。


 ○Autoコンフィグ→ああ……回線装置って電源入れると初期設定(コンフィグ)が必要なのです。パソコンなんかも一緒ですよね。Autoコンフィグとは勝手にコンフィグ(初期設定)を行ってくれる技術のことですね。これがないと、技術者が1つずつコンフィグファイルと言われるものを作って投入して……が必要になりますが、最近はほぼ全部Autoなので、こういった作業は必要なくなりました。


 ○エンジニア資格→ネットワーク回線機器の初期設定や設定変更をするのに必要な資格です。資格持たずに扱う「野良エンジニア」もいますけど、何か間違いがあったとき資格者がいないと会社が法律違反で罰せられますから……。一応、現場に1人はいないとダメな前提になってますね。


 ○音声復元→専用の機器を使って、IPデータ化された音声をもとの音に復元します。使う機械は、VoIpアナライザとか言いますね。

 

 ○AIと人間って付き合えるの→……なんか変な質問、紛れ込んでません?おっと?その辺はあんまりしゃべらないで……って作者が言ってます。今後の伏線に関わるからって。ほんとに作れるんですかね、シリーズ2。この間全然進んでないって言ってたし……怠け者の作者だから……。

 話がそれましたか。じゃ、一言だけ、「付き合えますよ」人工ボディもあるし。

 

14話

 ○日本のルート線→ああ…、いくつかある地点を総称していますね。おおざっぱに言うと「重要な地点」です。例えば今回だと海底ケーブルへつながる地点。そのほかにはDNSサーバが置かれている付近などもあります。


 DNSサーバの所在は秘匿されているので、誰も知りません。……知らないはず……なんですが、エンダーがやたら多かったり肌がびりびりする感覚があったり、ハンターはみんな「何となくあそこだな」って気づいてますよ。

 

 ○遠隔ログイン拒否ビット→遠隔ログインとは、端末に、別の端末から入り込むことです。これをされると乗っ取られて設定を書き換えられてしまったり不都合があります。なのでその乗っ取りを防ぐ「拒否設定」をすることができます。


エンジニアは設定ONすることを「ビットを立てる」って表現することが多いですね。その由来は文字数が足りないので省略させてください。


 ○電脳緊急事態条項8条/電脳緊急事態条項12条(広範囲スキャン条項)→8条はサイバーテロに関する条項ですね。12条は広範囲スキャンを行う場合の規約(電圧とか周波数の範囲)について定めてます。

 簡単に言うと電脳空間の人体に影響を与えない範囲で行うことということが書かれてます。緊急事態でも人命は第1にせよってことですね。


 ○物理線干渉メッセージ→通信機器のエラーメッセージの中で、「物理線に干渉が発生しました。」というエラーメッセージが出ることがあります。物理領域とは設定や配線などの場所です。物理線に干渉とはすなわち本編では電脳空間の部屋が破損した、って意味になりますかね。


 

 ○電磁スキャニング→電脳空間って、現実よりもずっと電性と磁性、つまり電磁性を帯びているのですね。なので電磁力をあやつると割となんでもできます。例えば遠くの様子を探ったり、環境の情報を読み取ったりも可能です。今回ベラケレスは、空間全体に電圧を流して、どこに何があるか、どんな状況かをざっくり調べている感じですね。それを「電磁スキャニング」と称してます。

 なかなか高度なことしますね。


 ……私は……できるかな……。うーん……。電圧をすごく落として物質に影響ないように配慮するのが難しいかも……?ぶっちゃけ私だと電脳空間を少々壊しちゃうかもしれません。そのあたりは悔しいですが、さすがとしか言いようがないです。そもそもイレーションの所属する西日本は電圧が東日本と違うので感覚も違うし、イレーションができなかったのは当然だと思います。


 コリンダーだと、いけるか?

 ふむ、彼女だったらおそらく電磁シールドを使うと思います。電磁シールドは環境や人体配慮しやすいシールドですからスキャニングには最適なのでは。電磁シールドはコリンダーの得意分野です。ベラケレスだとパワーが足りないので広範囲は無理ですし、私だとパワーは充分ですが精度が足りません……。

   

 ○現存データはスピード優先でudpに変更→UDPの方がスピードが速いです。なので、エイコさんは送信優先でUDPに切り替えたのですね。前提として、通信方式には大きく分けてTCP/UDPと2モードあります。TCPは「ちゃんと送れたかどうか確認する」モードのことです。一方UDPは「送れたかの確認はせずどんどんデータだけ送る」です。だから速いです。

 

 ○通信秘匿キー→電脳空間を流れる我々AI同士の会話はすべて秘匿されてます。悪意ある存在に傍受されないように。それを解除してデータ受信するのですが、それの解除キーのことですね。



 ふう。なんか多くないです。私の回。

 え?説明がテキトー?仕方ないでしょう。多いんだもん。

 マスター、終わりました♪お出かけしましょ。

 アリス「あ、やっぱいいわ。エイコさんと行くことになったから」

 そんな……私の方がっ。私荷物たくさん持てますよ!

アリス「なんかベラケレスが呼んでたよ?来てるなら手伝えとかなんとか」

 げ。

 おでかけ……しょぼん……。

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