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こころを病んでいる人  作者: セブンイレブン


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「秀忠」の電話2、「三井住友銀行」に完全に切れる

 次の日のお昼前に電話が、鳴った。「非通知」である。


電話嫌いの、わたしではなく「良子」が出た。


「秀忠」は、長期に渡る閉鎖病棟の入院が、いかにキツイかを話した。


わたしたちが、昼食を食べる終わって、例によって、わたしが「一服」を


している最中に、また、電話が鳴った。



 他の患者が、電話をしたいため、途中で、譲ったらしい。


何回も電話がかかり、精神的な自立から、ほど遠い電話。


むしろ、それを促進する、「良子」の会話に腹をたてて、


ドアを開けて、怒鳴った。「いいかげんにしろ!」



 今度は、「秀忠」が、怒る番だった。


「父さん、父さん、怒ったら、負けだよ。ぼくは、病院で、


怒らないように、しているよ。」


ああ、そうか、秀忠は、自分が怒られなくとも、怒ったら、


自分が怒られたように、感じるんだった。


電話が、終わると、「良子」も怒り、「短気は損気」になった。


わたしは、普段は、温厚だが、突然、瞬間湯沸かし器のように「怒鳴る」


ことがある。



 最近では、三井住友銀行で、「VPASS]の手続きをしに、


家から比較的近い「溝口店」に出向いたとき、長く待たされたあげく、


「男の店員」に、「ウソの指示を教えたとき」、


何でも、VPASに誘導し、強い不快を感じた、わたしは、「完全に切れ」


 男の店員のみならず、近くにきた、女性店員にも、怒りの矛先が向いた。



 「口コミ」にも書き、本社にも電話した。


 取引銀行を「川崎信用金庫」に変えようとしたが、


「クレジットカード」や「証券会社」と、紐づいているので、


切り替えるには、相当の手間なので、結局断念した。


「川崎信用金庫」には、後にアポナシ営業にきた。


もし、同じこと(そんなことは、普通は起きない)が、起きたら、


家まで、お詫びにくるだろう(口座は作ったが、取引は1円もしていない)。


都市銀行は、庶民が使う銀行ではなく、地元の「信用金庫」の方が


よいというのが、わたしの最近の持論である。



 話を戻すと、「秀忠」の話しは、あの「CD」が欲しいので、買ってくれ。


小説を書くので、原稿用紙とボールペンを買ってくれ、


「院長先生」を説得して、欲しい、「早く転院」したいなど、


たまるストレスを何とか解消するのに、電話している。


 10月15日の午前10時に、行政の2人、「kさん、Fさん」と「秀忠」


たぶん、「北山相談員」可能なら、「院長先生」、


同じ日の午後2時に、うちらも、面会と「院長先生」との面談がある。


これで、方向性が、決まるであろう重要な日になる。


 蛇足だが、午後5時には、わたしの歯医者があり、


右上の歯の運命が決まる。右上の歯が、全部なくなるかもしれない。



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