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こころを病んでいる人  作者: セブンイレブン


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栗田病院の帰り お昼と、高熱の「秀忠」の1年前の引っ越しのときの様子

 2人は、事情知った「武蔵中原駅ビルの1階、やよい軒」で、


お昼を取ることにした。ただし、2人でだけで、食事をとるのは、


初めてである。



 今までは、「秀忠」が入院中に「隆」や、1回あったか、


どうだがわからない「秀忠」を含む家族で、途中、長年住んだ「ペレンゼ原」


を、行きと同様に通った。



 「栗田病院」の近くの、メイン道「尻手黒川街道」から、


「南武沿線道路」に行くには、この道を使うのが、王道らしい。



 タクシーの運転手は、よく話したが、「良子」の話しは、


あまり聞いていないようだった。



 最初、てんぷらが、食べたくて、わたしのお気に入りの床屋


「カットマン」の近くにある、すかいらーく系の「藍屋」で、


奮発して、食べようとしたが、閉店した記憶があるため、


運転手さんに聞いたが、わからない。が、着く間際に確か「閉店した」と


いうことで、入る店を変更した。



 途中に、藍屋より安価な「夢庵南加瀬店」であったので、


「てんぷら」は、次の機会があれば、そこにしようと決めた。


 

 とりあえず、「難所」は、過ぎたので、「良子」も「わたし」も、一息。


前日は、突然、話し合いをするというので、わたしの「イヤな勘レーダー」


が、作動し、「竹林てめえー責任放棄か」と怒り、


「市立川崎病院」の「田辺相談員」に、転院先で、退院後のことを話し、


次の住所が、決まってから退院するということを、「北山相談員」に


念を押して欲しいと、電話嫌いの「わたし」が、するほどであった。



 その夜中に、例の「茶のネコ」をみて、イヤな勘は、外れたと思った。


わたしのイヤな勘が、ネコに負けた日であった。



 話を食事に戻すと、「良子」は、よくみんなで行った「餃子の王将」を


筆頭に、定食では、「野菜炒め」と小ライスを注文する。



「秀忠」は、王将では(「三ツ矢サイダーさわやかレモン」と


「焼きめしの大盛」と「餃子」3人前、


「隆」は、「レバニラ炒めのジャストサイズ」と、


「期間限定」ものを頼んだものだ。「多摩区」に引っ越してから、


一度も「王将の餃子」は、食べていない。



 「隆」が、お気に入りの「やよい軒」で、「良子」は、「肉野菜炒め」、


「わたし」は、「サンマ定食」を食べようとしたが、「売り切れ」で、


「かつ煮込み定食」にした。久しぶりの「外食」であった。


お互いに「難所」が、一つ終わったことで、たのしいお昼であった。


また、昼のランチのお客さんが、来る少し、前に到着したので、ぎりぎり、


待たずに、座ることができた。



 帰りは、「GO」を呼ぶと、またしても、「京浜交通」であった。



 武蔵中原駅付近で、「操作に慣れない」、


「GO」で初めて、タクシーを呼んだのは、


川崎市の「武蔵中原」から、「中野島」に引っ越す当日であったことを


思い出した。



 その日「秀忠」38度5分の高熱を出し、「引っ越し」を止めて欲しいと、


「良子」に頼んだ。


 「現状を打開したくて、23年ぶりに引っ越し」を決めた「良子」には、


その決断は、取れなかった。わたしでも、同様な立場でも同様だろう。



 引っ越し作業が進むにつれて、居場所がなくなった「秀忠」は、


わたしを連れて、駅まで、歩いた。



 駅ビル内の「マック」で「飲み物」を取った後、


「東横イン」に「秀忠」が電話して、休めないかを聞いて断われた後に、


今度は、「交番」にいって、「クリニックは、ないか」と相談した。


警察官は、「どこも、午前の診察は、終わっているので、しばらく待つしか


ない」と言われ、家に帰ろうとしたが、体が限界で立っているのが、


やっとであった。そのときに「焼肉くいどん」付近で「GO」を使った。



 きたのは、「研修中」の女性ドライバーと、先輩ドライバーで、


女性ドライバーは、途中で歩いて、我々のところまで、来てくれて、


なんとか、引っ越し前の家に戻ることが、できた。

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