わたしの松沢病院での生活7 他の患者について
わたしに、一番インパクトを与えた患者は、
「歩き回る」、地味な茶色の服をきている、若い女性の患者であった。
ちなみに、患者は圧倒的に、「若い女性」が多い。
「おばさん」は、1人、わたしより、年配そうな、「おじさん」は、1人。
看護師さんは、女性が多いかな。
男性患者には、「女性看護師」が担当で、
女性患者には、「男性看護師」がつくようであった。
「33病棟」は、男女「混合病棟」
これは、良子が、主治医の「大神医師」から、聞いたのだが、
「男性専用病棟」や「女性専用病棟」をやめ、
他の病棟も「混合病棟」になるかもしれないそうだ。
もう男や女では分ける時代ではないということか。
どちらでもない人が、日本でも、増えているからかな。
話を戻すと、最初、その女性は、お友達の女性と、話しながら、
病棟の隅から隅までを歩きまわった。
お友達は、おそらく、退院準備の棟に移動して、
その女性は、一人になった。
1人になってから、話すのは、止めたが、部屋に戻るとき、
食事の直前に、運動不足解消のため、置いてある「自転車のようなもの」を
「短時間」だけ使うようになった。
それを使っているのは、たまにしか顔を出さない、
前述のおじさん1回しかみていない。




