救急車で搬送されるまで
救急隊員が来ても、2人は、パニッテいた。
リーダーらしき人は、落ち着くまでここで様子をみましょうと、
玄関先で、「わたし」にそっと言った。
そのため、「わたし」に状況を聞くのはとにかく、
あせる「秀忠」にも聞いたのは、逆効果になった。
胸やお腹が痛いんです。早く運んでください。
それに対し、何をいったのかわからないが、「秀忠」は激高した。
「死んだら訴えますよ」 「帰れ、帰れ!」と大声で叫んだ。
玄関外にわたしは、呼ばれ、「これでは、搬送できないです」
途中で「暴れても困りますし、理解してください。
お子さんにも伝えてください」
「いや、わたしに言われても、困ります」
救急隊員は、今度は、「良子」に言った。
「良子」は、「秀忠」が激怒したことで、落ち着きを取り戻し、
「救急隊員に謝ってもらえばよいね」と「秀忠」に言い、
リーダー格の隊員に伝えた。
「ええ、いいですよ」
隊員は謝まるが、意識レベルを調べるため必要なことをきいたことを
聞いたと釈明した。
「秀忠」も命の危険を感じ、本当は、病院に行きたかったため、
すんなり受け入れ、礼儀正しく、おとなしい「秀忠」に戻った。
それから、改めて、痛むことを聞き、病院を探すと言った。
その間、救急車は、狭い家の前の道から、ごみ箱がある通りに移動するため、
何かあったら、来て教えて欲しいと、両親のわたしと「良子」に言った。




