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大酒を飲んだつけ1 救急搬送を断われる
深夜に彼は、苦しみだした。酒が飲みたいという欲求とともにくる
「離脱症状」である。寒いのに発汗も酷く、微熱もある。
「呼吸をするのも苦しい」
「離脱症状」とは関係ないと思われる、お腹もひどく痛み、腰も痛い。
頭も痛い(腰は150kg程度の体重のせい、頭痛は普通でもよくなる)
「助けて!」
医者ではないわたしたちには、なにもできないが、尋常ではないので、
様子をみることはできない。病院に行くしかない。
わたしは、1月4日に行き、緊急で行ったが丁寧な診察をしてくれた
「聖マリア医科大学」が頭によぎったが、
今の彼には、階段を自力で降りられるとは、到底思えなかった。
「救急車しかない」
「救急車呼んでいい」 「いや、待って」 少しして、
「やっぱり呼んで」
「良子」は、「119番」した。
「良子」は、またもテンパり、一人では、的確に症状を言えない。
「秀忠」が、途中小さい声(息が苦しくて大きな声が出ない)
補足しながら、症状を伝えられた。
「とにかく早く来て!」 「救急車は、もうそちらに向かっています」
やがて、救急車のサイレンが聞こえ、救急隊員が、4人ほどやってきた。




