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危うい秀忠
夜、「タクシー」に乗っている「秀忠」から電話が、「良子」にあった。
「今、帰り。「ニカ」によっていい」 最初、ごめんと言っただけである。
反対してもいいことがないので、許可するように「良子」に言った。
「今から、「ニカ」に電話する」と喜んだ彼の声が聞こえた。
後で知った事実は、一件目の予想通りの「ガールズバー」では、
昨年、短期間に大酒を飲んだ酒豪の「秀忠」より、女の子の方が先に酔って
しまい満足感を得られないまま、2件目に行き、「コンビニ」で、
好きでもない「ほろ酔い」を笑いながら飲み、さらには、回らない寿司やで、
沢山食べたとのこと。「あの人、お金持っているのか」と陰で言われたとの
こと。しっかりした格好とは、言えないので、心配するのも、無理ない。
いい気分で「タクシーに乗ったが、
途中でもう一軒「ニカ」に寄りたくなったらしい。
これで「ニカ」によって帰ると、「良子」も「わたし」も思っていたが、
違っていた。




