「秀忠」の誕生日の朝 いやな予感的中
朝、7時半ごろに、わたしは起こされた。目覚ましが鳴ったのではない。
電話で起こされたのだ。
とると、「良子」が泣きながら言った。
「私、バカなこと、しちゃった」
「薬のんだら、すぐ、いくねと言ったのに、いろいろしちゃって」
「良子」の悪い癖である。「秀忠」のいないときに、
一気に物事を片づけたい、気持ちはわかるが、待てないのが、「秀忠」
誕生日だから、特に甘えたいのだ。寝起きの悪いわたしには、
気の利いた一言は、いえず、オレにどうしろということしか、できなかった。
ペロ(犬のぬいぐるみ)の顔に寝ぼけて、無意識にボールペンで
線を引いてしまったことに動転して、「秀忠」いはく、
顔や口に唾をかけられ「扁桃炎」が悪化したので、
治るまで家に泊まってもらうよと言われ、予定外の宿泊をしている。
「良子」も、関東労災病院で手術した「右の股関節」が、屈んだりすると、
「亜脱臼」を起こす。
「良子」は「ベッド」のある自宅に、戻りたいのだ。「限界なのだ」
通常、「隆」より、相手のことを思いやることが、通常はできる子だが、
自分のことしか、考えないこともある。
この二面性があり、扱いが難しいのだ。
朝から、こんなことになるとは・・・
その前には、「放置少女」で知り合い、大阪に行く前に飛び込みで会えた
唯一の友達、ワイルドな「GAKU]さんから、「ラインプレゼント」がきて、
いい感じで1日が進んでいたようだが、「良子」の油断で暗転したのだ。




