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こころを病んでいる人  作者: セブンイレブン


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年末の「秀忠」の様子 酒が飲みたい 死にたい 前半

「秀忠」は、今は、それほど、機嫌が悪いように見えなかった。


「ドア」の鍵も開けてくれた。



 「秀忠」がいつものように最初に食べ終わり、奥のエアコンがない部屋に


引っ込んだ。前は、全員が食べ終わるのを待っていたが、最近は、食べ終わると


すぐ、引っ込み、電気を消し、横になってしまう。


そして、「母さん来て」、しかし、その時に食べ終わるっていることは、


皆無で、「まだ、食べてる」 「薬飲んでから行くよ」等になるのが、


常だった。



 「良子」が、いつものように「秀忠」のところにいく。


通常は、「良子」は、彼の横で添い寝する。


わたしは、食事の後片づけをして、「一服」するのが、常であった。



 昼食は、何事もなく過ぎた。


問題は、夕食の後に起こった。



 わたしは、「秀忠」が戻って以来の「クックパット」で、人気ある


「栄養士の豚汁」を調味料だけ、マネして作った。


前回、同様に好評だった。あと、「秀忠」が好きな「びんちょうマグロ」の


冷凍を自然解凍して出した。



 最近、「チャーハン」で2連続失敗をし、「焼肉」で、お金をケチって


「国産黒毛和牛」だが、「細切れ」を出し、


「野菜は、焼肉用の肉じゃないね」とダメだしを食らったので、


ほっと一息である。


野菜は、用意していたのだが、「秀忠」が起きて「夕食は」というので、


野菜はや食の2度目のおかわり分にとっておいたのだが、失敗だった。


「良子」もそうだが、「秀忠」には、節約するという意識が非常に弱い。


一緒にお昼食べられなかったので、みんなで食べたいという理由で、


「31アイスクリーム」を多量に買ったり、普通に夕食に出前寿司をとる。


寿司は、体によく、大好物なのは、知っているが、


わたしも、「マルエツの魚悦で、月2,3回買ってきているのに、普通の


夕食になっている。よって、食費は、毎日、1万円越えは、当たり前で、


大赤字である。



 いつものように「秀忠」が食事を終わって、部屋に戻り、「母さん、きて」


ここまでは、昼と一緒だった。



 しかし、この日は、何やら深刻そうに話しているのが聞こえた。


これは、長引きそうだと思ったわたしは、片付けを後回して、


一服しに1階に降りた。



 戻ると、「ひろべえーきて」と妻の声、


「やっぱり」、わたしは、2人のもとにいって、


電気つけてもよいというので、電気をつけた。



 神妙そうにしている「秀忠」。


「ぼくは、酒が飲みたいんだ。何日も我慢していたっけど、限界だ」


「放置少女もできない」 「生きている意味がない」 「つらい」


「死にたい」 「どうすればよい」



 「良子」は、「お酒を飲んでほしくないこと、


前みたいに浴びるほどのお酒を飲むのは、本来の飲み方と違う」 


「死んでほしくないこと」


「今は、うつだから、まずそれをなおそう」 


要約すると、そのように言った。



 わたしは、「お酒を飲んでも一時的な気晴らしにはならないよ」といった。



 「秀忠」が、なおも「どうすればいい」というので、


「良子は、パニくってしまい、訪問看護の「武井さん(所長)に電話して


いい」と聞いた。

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