自立支援施設選び
まず妻の弟が提案したのは岐阜の施設だ。そこまで送ってもよいといった。
テレビでも放送されたはず。
その施設の問題点があったため、見送って、とにかく遠くの施設で
ということで次に候補にあがったのは山形県の蔵王がある山奥の施設だ。
とにかくひどく寒い。非常に厳しい環境で、
押し入れで寝泊まりしているのをこれはとても無理と判断した。
最終的に決めたのは次の愛知の施設だが、公的施設も見学した。
あくまでも見学ということで行政も推すことはなかった。
最終的に決めたのは愛知県の蒲郡にある北斗寮である。
子供も今回の入院生活が3月以上の長期にわたって、早く出たいと思い、
施設で暮らしてもよいと思うようになった。
これは親の意をくんだあさひの丘病院の医師のおかげである。感謝。
親があらかじめ見学をして、部屋も個室でエアコン付き。
これならよいと思い。連絡すると病院まで会いにきてくれる。
秀忠にも連絡をし、面談の日取りを待つだけになった。
当日、現場も担当する所長と、メインとなる現場担当者が、川崎の
東横敬愛病院にやってきた。秀忠18歳のときである。
面談がはじまった。きびきびと答える秀忠。満点である。
なんか面接しているようだったとは北斗寮の二人。
こうして行先はあっさり決まった。