「秀忠」のお供で「ガールズバー」をはしごする。最終回
車は、動きだした。運転は、高齢者らしく慎重だ。
帰りは、運転手の勧めもあり、
高速を使うことにした。
新宿から「首都高速」に乗り、「中央道」で、稲城で降りて、一般道で帰る。
距離的には、少し行き過ぎるが、早いだろう。早く帰りたかったが、
夜中なので、一般道でも良かったが、
「運転手」が、高速の方が良かったのだろう。
順に、行きの「多摩区中野島」から「中原区武蔵小杉」までのタクシ代、
「大阪王将」の夕食代、「ニカ」の料金、
「新宿区歌舞伎町」までのタクシー代、「歌舞伎町のガールズバーの料金」
そして、帰りのタクシー代である。いったい、いくら使ったのだろう。
今さら、高速代などは、誤差の範囲内だ。
タクシーの中では、運転手さんの」質問に応じ、
「秀忠」の話し、「わたし」の話しなどをずっとしていた。
わたしは、障害者に見えないという。
「うつ」のときなら、そう見えたかもしれないが、今は、違う。
高速を降りて、中野島に向かうとき、「良子」から、電話があった。
わたしは、歌舞伎町での顛末や「秀忠」の様子を伝えた。
突然、タクシーが止まった。「あの、まだ、着いていないんですけど」
「おじさん、話しを聞いて同情した。メータ切るから、
料金少しまけとくから」
こうして、後半、密度の濃い日が終わった。
「秀忠」は、お昼前に帰宅した。
あれから、「コンセプトカフエ」にいったらしいが、
詳しいことは、聞かなかった。
良かったなら、「秀忠」のほうから、話しをするが、そうでなく、
リピートもしていないので、そうでもなかったのだろう。
女の子に「どきまきした」と、最近話したら、とても受けた。
正直には話しただけなのだが・・・




