転院2つめと3つめ
転院先は宗教系のHクリニックだった。
当初は思春期を受け持つやさしい先生が担当した。
待ち時間も少なく心理検査などもしてくれて悪いイメージはなかった。
異動になり、院長先生が診ることになってそれが壊れた。
空白の期間、それが藤沢病院での措置入院から医療保護入院、
そして、退院までかかった期間であった。
病名は藤沢病院で統合失調症から適応障害になっていた。学習障害あり。
自閉症傾向あり。
ある日、警察に厄介になり、通院してくれということになって、
やむなく父はHクリニックにぼくをつれっていった。
うつの傾向が弱くなっていると告げられた。
ぼくは適応障害で、統合失調症ではないといった。
院長先生は医師によって診断名がちがうのは、よくあることと冷静に答え
た。
その返答に納得がいかないぼくは机をけった。
やめてくださいと院長先生はいった。
父は警察でいわれたから通院したと弁明したが、
警察には抗議するといって、その病院とは縁が切れた。
次のクリニックは井田障害者センターの木崎さんから紹介があった。
しんゆりメンタルヘルスクリニックに決まった。院長井上先生
そこクリニックは予約金をとるのであまり良いイメージがなかった。
果たしていってみると、先生が最初からなんとためぐちだった。
気分を害した子供が黙秘していすから立ち上がろうとしない。
他の子がまっているから席をゆずってといわれ。しばらくして退席。
問題はこのあとで多量の薬が藤沢病院で処方していたが、
その一部しか処方されてなかったこと。まったく論外
すぐにクリニックを変えたいと木崎さんにいい、紹介していただいたのが、
東横敬愛病院で思春期外来を非常勤で行っている先生だった。