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こころを病んでいる人  作者: セブンイレブン


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ネコにもう一度だけ会いたいなど

 「秀忠」が、一人暮らしをするまで、「中野島」で一緒に暮らして、


1月が過ぎた。



 「秀忠」が、戻る直前に、ネコに会ってから、


1回もあっていない。



 以前も、1月間ぐらい姿を見ることがなかったが、


今回は、あと10日程度しか、「中野島」にいない。



 わたしたちも、同じ最寄り駅の「中野島」に引っ越すのだが、


距離が2km以上離れている。



 前には、不吉な予感がするといっていた「黒猫」もたまに夕方にあったが、


そのネコには、半年以上あっていない。「茶のネコ」とは、


行動を共にしていない。



 吉報を知らせる「茶のネコ」は、だいたい、深夜2時近くに、


わたしが、「一服」するときに姿を見せる。



 前回姿を現したときには、スマホで写真を撮れた。写真で撮るのは、


2回目であろう。深夜、家族で外に出るのは、わたしぐらいで、


多分、家族はもちろん、近所の人も認識していないだろう。


深夜、タクシー等で帰宅する人も多いが、不思議とわたしが出会うときは


他の人はいない。



 ネコを飼ったことはないが、家族は、みんなネコ好きである。


結婚した「隆」は、たぶん生き物に興味がない。


 

 わたしは、町田の「藤の台団地」に住んでいたときは、「カナリヤ」を


飼っていた。オスの「カナリン」と名ずけた。



 「メス」も途中から、一緒に飼ったが、実は「オス」だったり、


代わりに飼った「メス」「ピーコ」も理由は忘れたが、早くいなくなった。


「秀忠」は、前のマンションの駐車場にいた「野良猫」を追いかけたりして


好きなのは、わかっていたが、わたしは、東京都の「国立」の借家に


住んでいた「幼稚園のとき」、人が近くにいると良く吠える犬で、


それとは別に「野良犬」に追いかけられて、走って遠くに逃げた記憶が、


鮮明に残っていて、「犬嫌い」である。



 犬や猫といえば「雄二郎」だが、「稲城の家」の処分で、わたしは、怒り


連絡していない。わたしも、好きなわけではないが、


「ライン」を持っていないのは、連絡しずらい。


こんな調子で「母親」が、死んだときは、上手くやれるか、心配である。



 向こうが、忙しいからという「理由」でやっかいごとを引き受ける羽目に


ならなければよいが。実際、父親のときは何もしなかった。


困ったことに「簡易保険500万」は、向こうの手にある。



 その代わり「町田」のへんぴな場所にある「お墓」の管理を


しないといけない約束である。その後は、誰もそこの墓に入らないので、


「永代供養」をするつもりである。



 毎日が、忙しくて、東京都江戸川区の「葛西」の施設にいる


「余命1年」の「母親」にも会っていない。



 本当は、早めに「秀忠」を含めた3人で行きたいが、


退院後、「秀忠」は、食欲は旺盛だが、調子を崩している。


まだ、「秀忠」に「母親」のことさえ話していない。


見舞いに行くのは、3人が落ち着いた来年の前半になるだろう。



 「稲城の家」から、こちらの私物や、親戚にあげる予定の


「絵」3点も「中野島」の2階に置いてある。


そこからは、「幼稚園の立派な卒業証書」や「通知書」も、出てきた。


「母親」は、何回も引っ越しているのに、本当に「物を捨てない」人だ.



 「稲城の家」は、順調にいけば、「今年中」には売れるであろう。


少しでも高く売るために、直接取引をするらしい。



 とにかく、「秀忠」が、あまり親に頼らず「一人暮らし」が、


できるかどうか.ちゃんと、ゴミを片付けられるか、どうか。


週2回くる「訪問看護」の「看護師で所長」でもある、


「童顔」で30歳の小柄な男性「武井さん」が、一番の頼りである。


「秀忠」も信頼している。



 行政の2人「F」さん、「K」さんに、「栗田病院」の院長で担当医でも


あった人は、「一人暮らし」が、上手くいくとは、考えていない。


「人はそう簡単に変われないものだ」



 もっか、まず、前回の引っ越しのように、


精神的なもので「高熱」を出したりしないで、


無事引っ越しができるかどうかである。



 11月末からの3人の引っ越しとその後が、上手くいきたい。


そのためにも、幸運を呼ぶ「茶のネコ」に会いたい。


もし、会ったら、至近距離まで「近づいてみたい」。


わたしのことを警戒していない「茶のネコ」なので、逃げないかもしれないと


夜になるたび、最近思っている。




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