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わたしが、逃げた長い日2 若い男性に助けられた
南武線の「稲田堤」に着いた。ところが、「キップ」がない。
「確かにもっていたはずですが、切符がありません」
駅員に「よく、探すように」と冷たくいわれて、「トイレ」でかばんの中や、
ポケットを調べたが、わからなった。
誰かにお金を恵んでもらうしかないと、考えたわたしは、「すいません」と
行きかう人に「声」をかけたが、立ち止まる人はいない。
「どうしよう」と途方にくれる「わたし」に「どうかしましたか」と
声をかけてくれた「若い男性」がいた、大学生と思われた。
事情を話すと、彼は、駅員に長時間話した。彼は、駅員と話しが、
まとまったらしく、わたしを「手招きをして」いった。「もう大丈夫ですよ」
わたしは、彼に「ありがとうございました」とお礼をいった。
彼は、電車にのるため、ホームに降りていった。電車3回分くらい、遅れた。
「駅員」は、「通ってよいですよ」といい、そのまま、駅を通過することが
できた。




