さらば、多摩ニュータウン7 さらば雄二郎2
「誰だ。こんな時間」と思い、電話を取ろうと、思ったが、
操作を間違えてしまい、切ってしまい。かけなおした。
「もしや、母の状況が急転したのか」と、思ったのが、急転したのは,
雄二郎だった。「来週査定するので、荷物の整理、早くして欲しい。」
中にしまえるものなら、よいが、査定に響くので」
先週、「ひろきさん」の額を高すぎると、いって、こちらの顔をつぶし、
10月中旬だと、まだ、「早い」といったのは、そちらだ。「それのねぎらい」
もなく、今回の急な片付けに対する、「謙虚な態度」もない。
前回のことで、少々、不満があったわたしは、今回の事務的な言葉で、
今まで、弟に一目おいていて、怒りを抑えることが、できなかった。
「わかったよ。それじゃね。」と怒鳴りながら、言うと電話を一方的に
切った。何事かと聞く「良子」に簡単に事情を話すと、
「今から、稲城の家に行く」と、告げた。「わたしも行く」と良子。
「秀忠」のことで、「雄二郎」を頼りにしていた妻も、
今回のことについては、異論を言わなかった。
稲城の家は、ゴミにうるさく、専用袋で、1回に二袋までとなっていた。
おまけに、管理人がそれをチェックする。前の管理人は、自衛隊出身で、
非常に良かった。今の管理人は、有給だけ、毎月のようにとり、そのくせ、
「無能」である。これは、「雄二郎」もいっていた。
そんなわけで、捨てるものも、こちらで捨てないといけない。
そこで、ゴミ袋をわたしのリックに詰めると、「川崎交通」を呼んだ。
タクシーに乗ったわたしは、まだ、怒りが収まらずに、
悪態をつきまくった。情報が洩れるいって、ラインを使わないこと、
あまりにも、「自己中」なこと等、もちろん、「*ね」ともいった。
一段落してから、「かぎは持っているの」と聞く「良子」の話から、
「かぎを忘れるお客さまも多いんですよ」という運転手さん。
他にも、話をしてくれたはずだが、忘れてしまった。
家につくと、真っ暗なのは、当然として、電気もつかない。
雄二郎が、ブレカーを落としたようだ。
「人に来いと言っていて、ブレイカー落とすなよ。」、通常、玄関先にある
ブレイカーは、見当たらない。「悪いけど、雄二郎に電話する」
その前に、スマホの明かりを頼りに「リビング」ある、
ブレイカーを見つけた。




