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 エリは言った。

「ねえ、メモを見せてもらってもいい?」

ユウタは言った。

「うん、いいよ」

エリは言った。

「一緒に見てもらってもいい?」

「うん」

二人は一緒にユウタのメモを見る。


その虫が肩にいるのやだ

任せっきりに出来る

今日は水

ぴったりの

あれのかわりを務めてる

盗作に関わってくるのか

渋ちん

なにも消せない

砂利(じゃり) 

とんかつ(みずか)

今日だけは

頭の中で急に

納得はするけど

前はすんなり出来てたのに

○○の時もおしゃべり

そこに杭打つ

今のところは

メロンパン大きく出た

打ち合わせの長さは

もこもこが○○だから

内側を見てた

すっと行かせてくれた

ぱっと離れて

基本ゆっくり動く

それ最高だから

非の打ち所がない

二台

○○った人達は

新鮮な○○がびっくり

俺は○○じゃないんだ

素晴らしいのに

すぐ過ぎる

先駆け

砂浜なにも

いいから一つ

急須でお茶をいれてるところ

森の中から

怒り カルパッチョ

たこ焼き屋のお前

蒸してたら

ならではの

タレの気持ち

ばきっ

そこママ

突如

○○の仲間

舌の根の乾かぬ内に

こっち向かない

今日も一緒のように

ぼんやり(きん) 

カイゼル(ひげ)から黄色い

どアップ人間

ちょっと前に○○選んだ海苔

私名前を

座るのみ

邪魔になりたくない

初めの頃は

カスが

偉そうにして○○になった

チーズは覚えてたのに

最後○○の位置だけ

現実だ

こんな本気の○○(人)

そんなのノリノリでやらない

赤いレンガを積んで

そんなとこの○○まで○○ない

ディレクターが手を抜かない

○○を抜くのに気を抜いて

リスト

年を取って

それでまとまってる

途絶える

トマトジュース

バランスを取る人

まとわりつかれる

やっぱり言ってる人

そういうの(かね) 

体勢を立て直して

ルミナス

またはまる人がいる

なんの反省もしない

優等生

はっきり言われた男

そっくりだしよ

自分の部屋


 エリは言った。

「自分の部屋。自分の部屋でなにか考えて」

ユウタは言った。

「なんだろう自分の部屋。自分の部屋。なんだろう」

エリは言った。

「自分の部屋でなにか考えて」

「自分の部屋で掃除のコロコロになにかくっ付ける」

「掃除のコロコロになにをくっ付けるの?」

「掃除のコロコロのごみがくっ付く部分に接着剤で燻製(くんせい)に使うスモークチップをびっしりくっ付ける」

「燻製に使うやつで、木を細かくしたやつ?」

「うん、それ」

「そのコロコロなんに使うの?」

「なんだろう。そのコロコロで人の鼻をころころする」

「それなに?匂いを嗅がせるの?」

「スモークチップを使ったことがないから加熱しないでどのくらい匂いがするのか分からないな。でも匂いを嗅がせてるのかな。家で隣に座ってて時々人の鼻をころころする」

「何回も鼻をころころするの?」

「何回もする」

「一回でよくない?」

「仲がいいから」

「仲がよくても他の事がいいな」

「せっかくそのコロコロ作ったから」

「何回もするんだったらそのコロコロ作らなくていいよ」

「一回しか駄目なんだ?」

「そうだね一回しか駄目だね」

(さび)しいな」

「寂しくないよ。他の事すればいいんだから」

「やっぱり寂しい」

「そんなの知らない」

 二人は一緒にユウタのメモを見る。


結果そうなる

じゃあ引きずって

○○でもう肉の加工品

けりを付ける男

大逆転した

ザリガニがやる

ずっと○○あった

○○の中とか見ないと

外で衝突したような音がして

二人でやってたのが今一人でやってる

チコリ

○○一択なの

素直にやってた

それを作るの続けてて

どんどん行くの

つっこみが気持ちいい

そんな割れはない

○○と会ってるの見る

じゃあ私は喜んで

続けることが

調整の人

いちごパフェでもいい

一作にかける時間

まだ乗り越えて

○○少なめの

(せり) 

あの店の○○は

ここまで来るの

絶対じゃない

嫌だ家具

一つ前(ひと)を見る時に

名前が多い

奥の(ほう)に 

何回も見た

別の選択

そこまでして

横の人ほど

5分あれば1個は

頭の中どうしようもない

先生○○の中には○○が居る

大型訓練

この子特にめっちゃ

すごく久しぶりに見て

器用に作っていく

休憩しながらじゃないと

それで満喫してしまっている

コンコン

邪魔する人はいない

関わりたくない

値段は見て

怒りが収まらない時に

(べに) 家の岩 

ずらしてしまうから

いつかお見せ出来れば

みんなで不死身の人

てめえが成り上がって

まだ聞かないんですか?

言うの私です

多分ひどいよ

なぜこんなものがずっと

プロデュース

(けな)し 

まじでそのドラマ

どうにかしといて下さい

○○にあるのちょうどいい高さ

ずんずんと進む

変身のシーン

ぶれないように

反省点は

その事務所の人ダメ

はいこれ○○

一回○○貰った時に

オレンジジュース飲んで

25歳の時に

来週スケジュールぱんぱん

まだ多い

後味悪い

○○分からない虫

中に入るの

○○で出来なかった人が

この膨らんでるのがかわいい

どこかで()めようと思ったけど 

かぶらぎ

そう演じていた

バームクーヘン 恐い顔

最速で小学生

豆が言ってくる

調整する力が無い

四方八方

職場の仲良し三人

聞こえたらすぐに

そんな感じがしないでもない

それは頭が

端材(はざい) 

うるせえやつらの中

薪割りしてるしいたけのキャラ

反応 肩

左下の方

銀行でまとめる


 エリは言った。

「銀行でまとめる。銀行でなにをまとめる?」

ユウタは言った。

「こんなので考えられそうにないよ」

エリは言った。

「ちょっと考えてみて」

「なんだろう銀行でまとめる。銀行でまとめる。なんだろう」

「銀行でなにをまとめる?」

「まとめるの客かな」

「まとめるの客ね。銀行でなにをまとめる?」

「銀行の床…」

「銀行の床がなに?」

「銀行の床に使い捨てカイロが何個か落ちていてそれを拾ってまとめる」

「なんで銀行の床に使い捨てカイロが何個か落ちてるの?」

「なんだろう、それ考えた方がいいよね?」

「考えた方がいいね」

「偶然何人か落としていった」

「それずるくない?」

「でも考えてもいいの思い付きそうにないよ」

「そうか、じゃあそれでいくか」

「使い捨てカイロを拾ってまとめて椅子に置く」

「使い捨てカイロをまとめて椅子に置いてどうするの?」

「使い捨てカイロを拾ってまとめて椅子に置いてその上にみかんを一つ置く」

「なにしてんの?そんな事するなら行員に使い捨てカイロを落ちてましたって渡しなよ」

「なんかめでたいでしょ」

「銀行でやらなくていいよ。家で自分のカイロでやりなよ」

「めでたいもの他の人にも見せたくて」

「やんなくていいよ」

「他の客にめでたいでしょって言う」

「声かけるなよ。迷惑だよ」

「行員にお客様どうされましたって聞かれる」

「早く使い捨てカイロを行員に渡しなよ」

「この使い捨てカイロ全部床に落ちてました、みかんは自分のです。みかんが上に載ってるのめでたいでしょって行員に言う」

「めでたいでしょって言わなくていいんだって」

「行員はカイロいただきますねって言ってカイロを持って行く。みかんは渡される。みかん持ったまま自分の番が来るのを待つ」

「みかん仕舞いなよ」


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