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エリは言った。
「ねえ、メモを見せてもらってもいい?」
ユウタは言った。
「うん、いいよ」
エリは言った。
「一緒に見てもらってもいい?」
「うん」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
激流の中にいるモンスター
○○したくないブドウ
このゲーム他に
出始め
○○のをやらしてあげる
最後力で
どちらにも対応できる
そこで一発
そこはショート
少し細い柿
たいしたこと起きない人生
快挙
飴がぼーっとしてて
ここをね
当てはまらない
○○してる男は
グミ食べながら見てる
だから一気に
おうちに入って
学習塾
不思議な事ある なんで出来たのか分からない
いろんな加減が
一緒に仕事してる人は分かる
全部は聞いてはいかない
最終通告
古書にカナブン
最終的に○○するのは
単発で
それだけしか食べない
読み返して
ただただ定まらない
それをやり過ごすと
そんなものでは収まらない
引っかかった日にち
上下に動かしてると
早く終わらしたい
桃の地
○○して車に乗って○○
○○の二部屋
○○にこだわる人の
レベルが低い魚や貝
エリは言った。
「魚や貝のなんのレベルが低いの?」
ユウタは言った。
「戦闘力」
エリは言った。
「ああそう」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
雇い主
塔あがってる途中で振り返る
きついキツネ
信じてる世界
石塚
まったく気にする様子ない
眼鏡かけてる小学生
エリは言った。
「眼鏡かけてる小学生。眼鏡かけてる小学生でなにか考えて」
ユウタは言った。
「眼鏡かけてる小学生なんだろう。眼鏡かけてる小学生。なんだろう」
エリは言った。
「眼鏡かけてる小学生でなにか考えて」
「下校の時なんだろうか、どうなんだろう」
「下校の時にする?」
「下校の時じゃない。場所が土手かな」
「眼鏡かけてる小学生が土手でなに?」
「眼鏡外して眼鏡のレンズに二人に交互に将棋の駒をのせていってもらう」
「それなにやってるの?」
「将棋の駒がレンズから落ちた方が負け」
「それ眼鏡持ってレンズに将棋の駒をのせていってもらってる人は楽しい?」
「楽しいんじゃないの。相撲の土俵作る人と同じ気持ち」
「全然違うと思う。それ全然違うと思う」
「そうかなあ」
「全然違うから。自分の眼鏡持ってるだけだし」
「似てないかな」
「全然似てない」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
二種類の果物一つずつ
弁当屋で出来るの待ってる
そら疲れてるわ
祝日の朝に
歌は歌わない
最悪の結果になる
コクもある
音で気付かなかった
二日は空けて
すぐに言えないといけない
やるのめんどくさいって
その映像見たくない
同じ木ばかり
満足してない
首都圏に多い
ダイヤのカット
クマと一緒に
縁側歩いてて
お医者さん達は
しっかりと
そんな宣伝しなくても
鶏料理の旨い店
その管は
そこまで儲けてないのに
その100は
想像して
紙の○○は
スーパーで売られてる果物達
そうしてると
すぐには○○出来ない
家から車で出掛けようと車内に入ったら
運動会で頭
じっくりで慌てなくていいから
常に見られてると思って
木から喋りかけられる
違うメーカーの色えんぴつ
1300奪おうと
らっきょう
短くするの
シマウマ模様
壺だけ見えてきて
母プロ
焼き鳥持って
無駄にしない
いろんなものに出てる
忘れるからもう
コンビニのレジで注文してる
ある程度○○があるけど
バックヤードに
ヒヨコのキャラが操ってる
村にはいっぱい
投資してない
ロング○○××
順番来るの待ってる犬
マシュマロのキャラ
新しいアイス
○○なものはたくさん食べてくれない
やめてはだめだ
ベンチで味噌
受け入れない
心 重いの
実践派
120
手羽元の唐揚げ
○○分を
風神が
当てずっぽう
四
天カス達が動き出す
ライフ 忍者
口から出て来る
緊張するの
その一○○があっても
何回やっても出来ない
初めからそう指示
疑問が湧いてくる
○○の中ではそう言われてた
身近な人にだけ喜んでもらってた
パタパタ
幸せを噛みしめて
その範囲でなら出来る
乗っ取ったの
持つことになった
もし二桁いったら
○○そろって
時代とともに
期待されてる○○
ほとんどピース
無茶苦茶しゃべる
竹の根元で眠る
こもぽろ
仕事辞めてから始めて
心に刺さる
鉄の矢じり
ピーナツ入り煎餅
○○からこんな人と○○して
歌が好きなのか
うずらのゆで卵が色を付ける
今女の子
みんなでいっせーのーで
跳ねあがって
売りに出したTシャツ
金持ちの息子
エリは言った。
「金持ちの息子。金持ちの息子でなにか考えて」
ユウタは言った。
「これで考えるのか。親が金持ち、その息子。金持ちの息子なんだろう。金持ちの息子。金持ちの息子なんだろう」
エリは言った。
「金持ちの息子でなにか考えて」
「庭に石灯籠がある」
「庭に石灯籠があってなに?」
「金持ちの息子が石灯籠がビーム攻撃できるようにする」
「金持ちの息子ってまだ子供でしょ?」
「まだ子供。小学生」
「なんかビーム攻撃できるようにするの危ないな」
「石灯籠と同じくらいの大きさの怪獣のフィギュア用意する」
「それで怪獣をビーム攻撃するの?」
「金持ちの息子が石灯籠にビーム攻撃させて怪獣のフィギュアの体に穴を開ける。六か所に穴を開ける。それから青ネギをたくさん買って来て怪獣のフィギュアの穴に青ネギの根の方を入れる。穴を一か所開けた時に青ネギ入れようと思い付いて六か所に穴を開けた」
「穴に青ネギ入れた怪獣のフィギュアをどうするの?」
「青ネギが穴から出てる怪獣のフィギュアを写真に撮って、使った青ネギは刻みネギにする。金持ちの息子は料理できる」
「料理できるんだ?たくさんの刻みネギをなんに使うの?」
「刻みネギを少し水にさらしたあと水気を切る」
「それで刻みネギをなんに使うの?」
「なんに使うか決めないまま刻みネギにした」
「なんで?なんに使うか決めてから刻みネギにしなよ」
「刻みネギを親に見せて説明してどうしようか聞いたら、たくさんの刻みネギのことと、石灯籠をビーム攻撃できるようにしたことを怒られる」
「石灯籠をビーム攻撃できるようにしたことも怒られるんだ?」
「刻みネギはとりあえず冷蔵庫にいれて、明日までにどうするか自分で考えるように親に言われる」
「結局たくさんの刻みネギをどうするの?」
「分からない」
「えー考えて欲しいんだけど」
「一緒に考えない?」
「考えないよ。考えてよ」
「一緒に考えて欲しいんだけど」
「一緒に考えるくらいならたくさんの刻みネギをどうするか考えなくていいよ」
「やった。たくさんの刻みネギどうするんだろう」
「もう刻みネギの話いい」




