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エリは言った。
「ねえ、メモを見せてもらってもいい?」
ユウタは言った。
「うん、いいよ」
エリは言った。
「一緒に見てもらってもいい?」
「うん」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
これあれじゃないの
お母さんのおやつ
おばあちゃんは見てた
○○出来ませんってだけの話
スパイシー○○
こういうの多く残ってる
○○というのが多い
避けられる○○
○○だったら相当
○○も入れたら
大鬼蓮の葉
僕みたいな感じの○○が
賢く乗るのって
それやってるのって
○○なのは多く見られる
車から荷物を降ろしてる
私の妻は血
望月さん
○○を飾ってた人達が
体に当てて
プリンがやってる
逆側に行く
歯医者で口開けて
今日は恐ろしい○○
宣伝は
入りたくなる店
そこでそうしててよかった
しばらくそこに居るのが
ついでだから
出会った時
紫 唾液
これまでの○○とは
30から
持っていっていいから
自分のところに十分に
一時間の差
私も持ってるように見える
料亭の襖の前
書類徹底的に
勝手に使われる
二軒スーパー寄る
ニラ玉のニラ
でも働くのが嫌いで
値段高すぎる
ドイツでいっぱい
エリは言った。
「ドイツでいっぱい。ドイツでいっぱいでなにか考えて」
ユウタは言った。
「ドイツでいっぱいなんだろう。ドイツでいっぱい。ドイツでいっぱいなんだろう」
エリは言った。
「ドイツでいっぱいでなにか考えて」
「おにぎり…」
「おにぎりがなに?」
「ドイツでおにぎり片手に持ってる人がいっぱい居て、おにぎり持ってない方の手で雪玉をキャッチボールしてる」
「それをいっぱいの人がやってるの?なんでやってるの?」
「おにぎりのイベント」
「雪玉のキャッチボールいらないだろ」
「あった方が盛り上がるかなと思って」
「いや、ない方がいいよ」
「一部の人が盛り上がってる」
「一部の人じゃん、一部じゃ駄目だよ。多くの人が盛り上がらないと」
「まあいいじゃん」
「よくない、雪玉のキャッチボールいらないよ」
「じゃあ雪が降ってない季節にサッカーボールをパスする」
「片手におにぎり持っていっぱいの人がサッカーボールをパスするの?」
「うん、片手におにぎり持ってる」
「それならいいかな」
「雪玉のキャッチボールとそんなに変わらないと思うけど」
「サッカーボールをパスする方が全然いい」
「じゃあそれで」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
犬ずきと猫ずきの
新幹線の通路歩いてる老人
パチンコ大当たり
その服いい
一つのとこに集中しないで
○○を受けてみないと
○○っていうのをずっとやってるんですけど
お子さん
ただ○○してのんびり
出て来てももうウケない
穀物とじゃがいも
パンダ柄
そうして注文
不用心
ずっと姿勢よく座ってる
簡単に出し入れ
表現力が足りない
この微動だにしない
漁網
○○二枚持っていって
ポテト サラリーマン
エリは言った。
「ポテト サラリーマン。ポテト サラリーマンでなにか考えて」
ユウタは言った。
「ポテト サラリーマンなんだろう。ポテト サラリーマン。ポテト サラリーマンなんだろう」
エリは言った。
「ポテト サラリーマンでなにか考えて」
「サラリーマンが左手にポテト持って右手でボウリング玉を投げる。それだけ」
「ポテトはなにか料理?」
「料理してない、皮剥いてないポテト」
「ずっとそれでボウリングするの?」
「ずっとそれでボウリングする」
「好きだけどそれだけ?」
「それだけかな」
「じゃあ次いこうか」
「一人で楽しそう」
「一人でやってるの?」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
ここんところ勝ってる
一緒にやりたいと思わせる
クリーム今大丈夫
指示通りに動いて
そんな感じって今知った
一番に裸足になって
漬け物が多い
最初の頃時々忘れてた
紙芝居用枠の上の方
それでいけたと思った
ちょっと歳をとったら
やりたい事は大体やった
上手い人とやる
どんな肉が加わるのか
こんなこと言いたくないけど
なんで歳とってそんな事になった
○○にモデルになってもらって
クリーニング屋に行って
ベーコンに手を伸ばした瞬間
講演聞いた後
風見鶏に当たって
○○はそんなに高くない
○○の内の一人が
おもしろジャージー牛
余力で
上手くいったと思った
カボチャの野郎
拠点
宇宙人
三人で入ったら
朱色に○○
それ聞いてるだけで
実がなってる桃の木
ネコが○○して○○
エリは言った。
「ネコが○○して○○。ネコがなにしてなに?」
ユウタは言った。
「ネコがなにしてなんだろう。ネコが○○して○○。なんだろう」
エリは言った。
「ネコがなにしてなに?」
「ネコが塀の上にジャンプしてなんだろう」
「ネコが塀の上にジャンプしてなに?」
「ネコが塀の上にジャンプしてトイブロックで街を作る」
「トイブロックでどんな街を作るの?」
「足つぼマッサージの店の隣になんだろう」
「足つぼマッサージの店の隣になにかあるの?」
「足つぼマッサージの店の隣にあるの鰻屋」
「鰻屋の隣にある足つぼマッサージなんか嫌だな」
「えっなにが嫌なの?」
「鰻のかば焼きの匂いと足つぼマッサージが一緒なのなんか嫌だな」
「そうなんだ?でもまあ仕方ない」
「他に街になにがあるの?」
「豆腐屋」
「なんだろう、なんか少し面白いな。なんでだろう」
「トイブロックでそういう街を完成させて、塀の上の街をネコが歩く」
「ネコかわいいかも」




