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ヴァンパイアの地下ダンジョン二階

 地下一階に下って来るよりは短い下り坂だったが、地下二階に到着するが地下二階は地下一階より湿っぽくじめじめして地下一階とは違い、湿気の水分量が増えてる気がする。


 全員回りを警戒し地下二階を進む、地図では別れ道次第では、クランク道やぐにゃぐにゃなS字連続カーブ等が在るが、そっちはフェイクであり行き止まりで地図から擬似タブレットのモンスター分布を見ると、行き止まりにはスケルトンシンボルマークが十体位あり、一体のスケルトンシンボルマークには何体モンスターが居るかは、赤点表示にすれば分かるだろうがごちゃごちゃと居れば、目が疲れそうで嫌だ。


 まあモンスター倒して、レベル上げする世界でもないしボスがどんな強さか分からないし、無駄に不死系スケルトン類と戦う必要も無い筈、レベル世界の異世界だったら道場モンスターが居るダンジョン探して、経験値と技の閃きの為に何度も挑むだろうけどね。


 ぽちゃぽちゃと地下に染みた水が、何処かで落ちる音と岩壁にたまに生えてる赤く発光する、何かちっこい成長初期のワカメぽい感じのコケは、何の変哲も無い只の赤光苔だったが、地球にはない形状の不思議な苔だ。


 鉄分でも含まれてる感じはない、のんびりと散策しに来た訳ではないしラビーとトモーヤも、この世界の色々をのんびり見たいのを我慢してると思うし、何故かオレの背後でビビリながら歩く亜人のヴァンパイアには見えないフローラが、地下二階に到着してから更に怯えてるが何故か逃げずに一緒に居る、まあフローラが居ないと何かあった場合の回復要員が居なく成る、一応ボスとの戦闘時は防御魔法てんこ盛りをフローラに施す予定だ、亀の甲羅の様に。


「エルの旦那、前方から複数接近中」


「剣で倒せるモンスターで頼む」


 ラビーが更に前を警戒し、トモーヤが爽やかボイスで『剣で倒せるモンスターで頼む』とか言うな、まだゴーストとか出て無いだろうが、フラグを言うなトモーヤ。


「ゴゴゴ・・・・ゴ・・ゴーストとか、ででで……………出て来そうだから、言わないで下さいトモーヤさん」


 フローラがたぶん真っ青な顔で、オレの着物装備を後ろで握りながらガタガタと震えながら背後から声がする、なんとも想像し易いフローラだ。


「そうですよトモーヤの旦那」


「不吉だからねそれ」


「三人共、我に対して酷くないか?」



 酷くはない、フローラは見えないがラビーと目が合い同時に頷き言う。


「不吉な事を言うトモーヤが悪い」

「不吉な事を言うトモーヤ旦那が悪い」


「二人揃って、我を悪者にしないで欲しい」


 不吉なと言っただけで、悪者にはしてないが一応悪者にしてないとトモーヤに言う。


「悪者にはしてないぞ、トモーヤ」

「悪者にはしてないですよ、トモーヤの旦那」


「また二人揃って……………」


 悪者扱いはしてないと言っても信じない、不吉な事を言ったから文句を言っただけだ、何か微妙に拗ねた様な顔をし「そんなに、不吉な事を言っては無いが………………」とか言う、剣で倒せないのはアストラル体のゴースト系だからだ、他には物理攻撃を衝撃を吸収するスライムは魔法剣でも斬撃だけでは倒せないだろう、魔力を纏ってスライムボディを切り裂く威力が無ければ倒せないし、ゴースト系はまあ聖水を掛けた剣やオーラを纏わせた剣に魔法剣等で対象出来るが、早く倒すなら光魔法が有効打に成るのはお約束の筈だ、まあ遭遇しない事が一番だけどね。


「来たすよ!」


 ラビーが言うのと同時に、モンスターが現れた。


「……………………」

「……………………」


 赤い目をしたさっき倒した、冒険者達の仲間だろうか? 服装はさっきと変わらないが、ダークパープル色をした肌にフローラは可愛い八重歯だが、此方は口を開いた途端に人間には有り得ない長さの牙が現れる、長さ変幻自在なのかはどうでも良いとして、戦闘開始だ!


「行くぞ! ラビー殿」

「あいよ、トモーヤの旦那」


 何故か意気揚々と向かうトモーヤと、軽くスプリットステップから地を滑る様に走るラビーが、先手必勝の様に向かって来る前に勝負を仕掛ける。


「まったく、連携すらオレ達はしてないな、まあ即席パーティーだから仕方ないか………今更だし」


 オレは溜め息をしながら、てのひらからクレイジーライトボールを六つ、ヴァンパイアの様なモンスター化した元南の集落の住民に放つ、三方向から一体に光の尾を引き一瞬の刹那に当たり効果大で、痛み苦しむ様に体勢を崩したヴァンパイアに成った元南の集落の住民に、ラビーはアクロバティックに変幻自在な攻撃から首を切り裂き、トモーヤは力任せに一刀両断に切り裂き倒した。


 倒して遺品を回収し、腐敗した人間の身体に変わった死体をゾンビ化されても困るし燃やし、先に進む地下二階は以外に風が有り死体を燃やした独特な匂いも、地下一階方向に風が吹き上げてる様だ。


 風が在るなら通気口な穴や何かが、何処に在るかも知れないがまあ空気が在るなら炎魔法を使っても、酸欠等のリスクはないが何回も高出力の魔法は使えないだろう、光魔法の方が酸素を減らすリスクも少ないだろうし、ヴァンパイアのモンスターに火が有効かは不明だし。


 暫く歩き進むと、十字路でどっちに進むか確認をする、真っ直ぐ行っても左に行っても結局ボスの部屋の前で合流する、何故か右は他の場所に繋がった道見たいだがそっちはボスを倒した後に行く事にした。


「何か右の道は、不気味な感じがしましたね」


「確かに、何やらおぞましい気配がした」


「あの道の先から、さっきよりも更に強く怖い気配がしますよ、エル」


 フローラが最初に怯えた感覚は、ヴァンパイアのボスではなく此方の道の先らしく、オレもこの先の気配の影響か少し鳥肌に成り背中に嫌な寒気がする、だが何かが心を温めてくれる様な暖かさがゆっくりと左肩辺りのリミッター腕輪から感じる。


 それよりも先に、南の集落の狩に出てこの洞窟の主を目覚めさせたみたいだし、知り合った人の死は見たくもないしさっさと終わらせて、ルガヴィ村の長老が若い時に行った遺跡を探検と景色をゆっくり見たいし、北の集落の長老達に場所を教えて貰わないとね。


 オレ達は右には向かわずに先を急いだ。


「エルの旦那、オイラは真っ直ぐ先のルートから行きたいです」


「奇遇ですね、我も同じく同意見です」


「まあ、どっち道同じ場所に辿り着くし良いか」


「エル、早く行きましょう」


 ラビーとトモーヤは真っ直ぐルートを要望し、フローラは早く立ち去りたいらしいので真っ直ぐに前方のルートから行く事にした、ミスティは何も言わないが右側はまだ今のオレ達が行って対応出来るかは不明だ、ミスティの何時もの『ベアトなら何とか成るのよ』が無かったし、一応地図に地点目印マーカーをしてから進む、途中結構年期が入ったボロボロの鉄鎧のスケルトンと戦い倒し、黒いコアクリスタルを手に入れながら先を進む。


「不死系モンスターだらけですね、エルの旦那」


「そうだな、アンデッド系がメインのダンジョン洞窟みたいだな、まあヴァンパイアのモンスターがボスだから仕方ないが」


「でも、敵の大将が分かってますが、どんな攻撃をするヤバい敵か分からないのが不安ですね」


「確かに」


 前を歩きながら頷くトモーヤ、何故か後ろに居たフローラが左腕に抱き付いてるが、小さく柔らかな物を腕に押し付けるな……………理性が……………理性がぁ~!!


「エル……………私この先行くの何か怖いぃ~」


 潤んだ瞳で上目遣いでオレを見るなフローラ、緊張感が薄くなるわぁー!


「………………フローラさん、アレ天然ですかね? トモーヤの旦那」


「我に聞くな、ラビー殿」


 フローラの行動にラビーはトモーヤに聞くが、トモーヤは聞かれても何と返せば良いか分からなかった、色々女性経験が無い為。


「エル旦那、あの岩壁辺り光ってませんか?」


 不意に話題が変わり、ラビーが指差す先にはうっすらと何か鈍く光ってた、何となく鉱石の鑑定を使い調べるとダイヤモンドらしいが、宝石には向かないが工業価値や武器の価値ある黒曜石では在るが、量的に武器にする程量は無い……………黒曜石の剣や槍とかロマン在ると思うが断念、一応採集ピックを使い手に入るがしょぼい量だ。


 ラビーが地図を片手に先行し、先を見に行きそしてゆっくりと歩き戻るとラビーは言う。


「宝箱が何も無いですね、この先」


「・・・・・・他は、ラビー?」


「? この先に宝箱在るか、見に行っただけですよ?」


「無いのですか? ラビー殿」


「無かったよ、トモーヤの旦那」


 いや普通そこは、「敵が居なかったか? ラビー殿」だろトモーヤ、それに左ルートだったら宝箱反応が有ったが、この先に在るかはオレは知らんよ…………ルートを選んだのはラビーとトモーヤだし。


 途中モンスターが居るだけの小部屋が有ったが、行かずに無視して先に進み十字路から二時間弱で、雰囲気が変わり怪しげな枯れた何かの植物の蔦が在る道を進み、古い装備をしたもうどうやって動いてるのか不思議な、骨がくたくたしたスケルトンが八体と遭遇した。


「前よりは何か弱そうですが……………」


「隙が少ないな、ラビー殿」


 手練てだれの冒険者のスケルトンらしいが、黒ずんだ骨は結構な年月この場所に居たらしき証か、普通のスケルトンとは違うが劣化のヒビらしきのや今にも折れそうな欠けが随所に見える。


「油断せずに行くぞ、二人共」


「あいよ、エルの旦那」

「油断はしませんよ、エル殿」


 ダズルを鞘から抜き戦闘開始だ、以外に速く走るスケルトンの先頭にトモーヤが盾タックルを喰らわせ阻害し、一瞬の隙を付きラビーがアクロバティックに頭蓋を破壊するが、手練れのスケルトン故にラビーの到達場所に鋭い一撃が降り降りる、ラビーは剣で防御するも地面に叩き付けられるが受け身をしながら、痛みを我慢してる間にトモーヤがラビーに助っ人に入りスケルトンにタックルし助ける。


「助かった、ありがとうトモーヤの旦那」


「まだ安心は禁物だ、モンスターでも手練れの人間を想定した方がよさそ…………」


 鋭い一撃がトモーヤを襲う、間一髪盾で防ぎ火花散る盾と何故かボロボロの剣は更に威力を増す鋭い剣筋、ラビーが立ち上がり体勢を整える。


「以外にパワーありますねて、エルの旦那?」


 ラビーはエルベアトの方を見れば、光る大きな刀身の剣で剣撃を受けながらも隙を見てはスケルトンを最小の動きで、斬り砕いて居た。


「これは負けてらんないですね」


 体の打ち身の痛みは、アドレナリンにより薄まり痛いよりもエルベアトの戦いを見て、オイラだってこんなもんじゃあ無いと奮起するラビー、白銀の剣でスケルトンを倒すトモーヤも見てラビーはもう一段階素早い動きをし、更にスケルトンの頭蓋を狙い攻撃を再開する。


「ラビー殿、無理はしないで下さいよ」


「大丈夫、オイラだって怪盗のはしくれ、この程度で泣き言は言わないよ」


 そしてエルベアトの方は・・・・・


(畜生、一撃は重いわ剣の動きは早いわ、チート身体能力無ければ死んでるぞまったく)


 意外に内心ギリギリだった、ダズルの剣背で剣撃を受け流し火花散る剣撃を繰り返しながら、エルベアトは格上の冒険者の攻撃のパターンやフェイントを、ゆっくりと吸収し身体がそれを覚えながら無意識に繰り出し、エルベアトを成長させて行く。


「何か慣れて来た、実戦程経験に勝る物は無いて事かっ!」


 スケルトンをダズルで振り払う様に、一閃の横払い斬りでスケルトンを斬り倒すが胴体が再び合体し、再び立ち上がる。


「そんなオプション付けるなよ!」


 剣背を使い剣を構える前に、スケルトンの頭蓋からテニスや卓球の様にスマッシュを放つ感覚で、脳天に一撃を放ち砕く。


「エル、オプションてなんですか?」


 離れた場所から、エルベアトにオプションの意味を聞くフローラ、一応安全な場所からラビーが回復に来るのを待ってたけど、まったく来ないしエルはいつの間にか三体もスケルトン倒してるしとか思ってる。


 しかしあと二体のスケルトンは、お尻に何やらシッポの骨が有り普通の人間のスケルトンとは違い、ラビーやトモーヤが苦戦する。


「なんですか? あの骨の尻尾はまるで蜥蜴人間スケルトンですよ」


「まったくだね、しかも一撃が剣よりも重い」


 だが彼等は知らない、冥府のスケルトンはこんなモンスターだらけとは、頭蓋の目には薄気味悪い青く光り瞳の様に揺らめきながら動く、ラビーとトモーヤは連携をしながらトモーヤが骨尻尾の攻撃を盾で受け止めてる間に、剣撃を避けながらラビーはフェイントを混ぜながら頭蓋に向け右手の剣を投げるが避けられるが、避けた隙を付き素早く視界外から左手の剣を右に持ち変えて一撃を放ち頭蓋を破壊した。


 骨尻尾のスケルトンは、頭蓋の破壊と共に骨が塵に変わって行く、塵の山から羊皮紙のスクロールが二つドロップした。


「もう一体は!」


「そうだった!」


 二人はエルベアトの方を見たら、剣が目映い光を放ち骨尻尾のスケルトンを塵に変えて居た、ダズルが新しい技をエルベアトに閃かせた結果だった。


「眩しい!」


「めがぁ~!」


 トモーヤが眩しい光に眼にダメージを受けた、薄暗い場所とは言え猫の習性で夜目に成ってたトモーヤにしたら、眩しい光は大変迷惑なのだった。


 そして少し前のエルベアトは、ダズルを使い骨尻尾のスケルトンと対峙して居た。


「なんだよ、この冥府のスケルトン騎士て、反則的に強過ぎだろう」


 剣背で剣の斬撃と硬い骨の尻尾の攻撃は、厄介としか言えない攻撃の連続だが複数で来られるよりはましだ、こんなんだったら魔法を使えば楽だったと思うが、ヴァンパイアのモンスターボスがどれだけ強いか分からない現状、無駄に魔法を使い消耗は得策では無いがラビーが打ち身だが負傷してるし、あんまり長引かせても得策では無い。


 そして閃きの音と共に、目映くダズルの刀身が輝き光を放つと洞窟を一瞬だけ光に満ちる、光は一瞬で冥府のスケルトン騎士を灰に変えあっさりと倒した、今までの苦労して防御してた苦労すら消える程に。


「・・・・・・・凄いな、ダズル」


「めがぁ~!」

「めがぁぁぁぁぁ~………めがぁぁぁぁぁ~!」


 声がする方を見たら、トモーヤが目を手で覆いながらのたうち回り、フローラも地面を転がる様にのたうち回ってた、どうやら夜目の仲間には諸刃の剣らしい……………


 暫くし回復した二人と、グミを食べ回復したラビーに説教された、眩しい攻撃を無闇にするなと…………理不尽だし、そもそも閃いたから発動した訳でありオレの責任ではないが、新しいダズルの固有技『デイライト』は使う場所(仲間)を選ぶから。


「はい、何かのスクロールですエルの旦那」


 ラビーが渡してくれたのは財宝の地図のスクロール、場所は神秘の樹海窟と妖精樹海窟の二つと、さっきオレが倒したスケルトンの灰にもあったらしいのをトモーヤが見付けたのは、銀河溪谷窟ぎんがけいこくくつの財宝の地図スクロールで、場所は不明だが楽しみは増えた。


 一応灰に成ったりしたスケルトンに、塩を降り一応浄めといた…………効果は有るかは分からないが何となく、再び歩き出して左ルートの合流に辿り着いてから、周りにモンスターが居ない事を確認し、半日以上経ったが普通なら夕食だろうが相手はヴァンパイアだし奇襲されたくも無い為、ボスの部屋前の広場で軽く腹を満たす。


「朝以来のご飯だぁ~」

「緊張で昼も忘れた」


「確かにな、でも流石にそろ腹に食い物居れないと、戦えないだろうから軽く食べよう」


「賛成」

「確かに意識したら、腹が減って来た」

「私はもう限界ですよ、えるぅ~」


 こうして遅い昼と戦い前の腹ごしらえをする、ラビーとトモーヤは持参した物を食べ始めた、ラビーはニンジンとリンゴ果汁入りキャロットジュースを飲み食いし、トモーヤは何処から取り出したかツナサンドイッチを手を拭いてから、優雅にミルクを飲みながら食べてたがフローラはオレが渡した、無塩トマトジュース1リットルを美味しそうに飲んでた。


 お腹を満たし少しの休憩をし、仮眠を取るラビーとトモーヤに財宝の地図スクロールを難しい顔をして見るフローラ、まあスクロールは財宝の近くで消費しない限りは消えないので良いが、どんなに見てもフローラに解読出来るのだろうか?


「此処の洞窟のどんな地形に、財宝は在るのでしょうか?」


「・・・・・・此処には無いぞ、その洞窟の示された場所以外には」


 ポカーンとするフローラ、ちゃんと羊皮紙の財宝の場所を確認しろよ、書いてあるだろうが。


「・・・・・・あっ!? 三枚共に違う洞窟の名前ですね、アハハハ………………」


 また一つフローラのポンコツが増えた、仮眠をして筈のたラビーとトモーヤは笑いを堪えてたのが見え、フローラは逆ギレして余り痛くもないへなちょこパンチをラビーとトモーヤに放ってた。


「さて、お笑いの時間は終わりだ」


「・・・・・エル、私を馬鹿にすると後でたっぷり寝かせない位、激しく食べちゃいますよ~」


 妖艶な笑みで言うフローラに、サッと離れるラビーとトモーヤはオレを見て何か言いたそうだ、だが一つ言っとくがオレはスッキリはするがたまに命の危機も感じるとは言いたい、まったくとある方法を試すんじゃあ無かったよ……………トホホホ。


「それよりもフローラ、敵を倒すのが先だ」

(戦闘中に、フローラが忘れてます様に)


「そうですね、先に倒して下さいね」

(今夜はタップリと、精気を貰いますよエル…………うふふふぅ)


「何か怖いよフローラさん」

「怖いよフローラ嬢」


 こうしてエルベアト一行は、ボスが居るだろう部屋の入り口に入って行った、さて彼等の先に待つ敵の姿は次回ご期待に成るか不安だが、項ご期待余りしないでね。



 ラビー「遂に初ボスですよ、トモーヤの旦那」


 トモーヤ「恐竜も大概だと思うが、どんな敵だろうな……………」


 この後二人は驚愕する、ボスの服装センスに。

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