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魂から始まる、異世界リスタート人生

余り変わらないと思うので、読み飛ばしても余り問題は無いと思われます。

 オレの名は小鳥遊悠一(たかなしゆういち)だ、うだつの上がらない普通の金属配送会社の会社員だ………死因不明で異世界に飛ばされると、誰が死後に思うだろうか? そもそも閻魔大王の最初のファーストコンタクトは、某アニメの様な何か頼りなさそうな方だなぁ~と思った位だ、何故死んだかは不明だが此は閻魔大王様に出会ってから始まる、異世界生活の話であり至(いた)ってなんの変哲(へんてつ)も無い話である…………たぶん、まああの女神には何時かこの借りは倍にして返すが………あの出会いだけは感謝するし、やっぱりあの太っ腹待遇にはやはり裏が在ったな…………ちくしょう、でもそれでも色々な人々との交流は地球で生きた時より充実したよ………それは本当に感謝だ、新たな人生から大切な存在も出来たし………地球で生きてたらまずあり得ない人生だな色々。


 前置きは終わりにして物語は始まる、新たな名前と共にオレは……………。


 無数の光が宇宙(そら)の彼方へと向かって行く、それは宇宙の恒星が寿命を終えてガンマ線バーストをしたような光だが、何故か温かな何かを感じる光にオレは吸い込まれ遥か遠くに向かい、地球らしき青き星を背後にしながら感傷に浸る暇も無く沢山の銀河を通過し、辿り着いたのは魂の休憩場所と言われる死人の旅の疲れを癒す場所、基本殺人等してない一般人しか辿り着けない場所らしい………不倫等の業が深いと、違う場所に辿り着くらしいがそれよりオレは死んだ覚えはないが何故か、死装束で死者がごった返す場所に居るのだろうか?


 まあ考えても答えは出ないし、オレは江戸時代の様な現代の様な世界観の街に行き近くの死者から話を聞くと。


「 三途の川を渡る前の娯楽場だべ」


 そう江戸時代の農家の服装をした、如何(いか)にも何処にでも居そうな山田て名字ポイ顔の現代ぽく無い服装のお百姓さんが言う、彼の話では…………


「昔は落語やら囲碁や将棋の名人戦や風呂屋しか無かったが、今や毛色の違う娯楽でなかなか三途の川に行くより此処に残り………」


 と話を聞いてたら、江戸のお役人風の着物姿の鬼が遠くから此方を指差し。


「居たぞ!!」

「二百年以上滞在しよって、今日こそ三途の川に連れていくぞ!!」

「チィ! 鬼に見付かったか、それじゃあ兄ちゃんあばよ!」

「逃がすかぁー!!」

「追ぇー!!」

「捕まるもんべかぁー!!」


 二百年以上滞在て…………此処は凄く良い場所らしい、囲碁は何故か平安時代の囲碁の名人と近年や江戸時代等、色々な名人があと一局あと一局と鬼と交渉して囲碁をしてたし少し離れた場所から観客も、色々な人が鬼に嘆願する始末だった………鬼も仕方ないなと困り顔で去って行くがさっきの逃げて行った男の応援要請らしく、途中水を得た魚のよう顔付きが変わり走って行ったが三途の川を免除されてる人も居る様だ、その代表の一つが芸等の見世物小屋であり歌舞伎やお笑いに落語等のノボリが立ってる、特に目を引くのはドリフ○ーズでありが生きてる二人以外のメンバー以外ど昔以上のド派手なコントをしてた、巨大ハリセンで志○けんさんがいか○やさんを追ってる道場コントはなかなかだったが、仲○さんのバク転は昔のキレを越えた素早さだった……が観覧してる最中に、オレは何故か鬼に声を掛けられた。


「お前さん、小鳥遊悠一だな?」

「ハイ!?」


 何だか分からないが、変な声で返事をしてしまった。


「ちょっと来たまえ!」

「……………え!?」


 理由は不明だが何故か鬼に連行された、来てまだ半日位しか経って無いのにだ…………まだ先が気になるんだコントを見させてくれよと思っても、離してはくれずしかも向こう岸が見えない三途の川を長い列以外の場所から、未成年らしき少年少女と一緒に泳がされる羽目に成ったが何か急かされながら、デカイ蟹やら蛇やらが居る少し下付近の水域を泳ぐがたまに上流から悲鳴が聞こえるのだが、余り深くなさそうな三途の川を泳がされたが水泳は好きな方だから問題ない、途中こっそり進路を変えたがやはり強制的に向こう岸に誘導される、一応魂に成ったら肉体では不可能な宇宙の果てが在るのか見てみたかったのだがな、そして泳いで何時間掛かったかは分からないが監視されながら泳ぎ着いた………懐の金は全く無いが。


 十王の裁判は簡易だったが、昔飼ってた猫や犬に再会出来たのは嬉しかったが顔を舌で舐めるのや腕や手の甲を舐めるのは、正直勘弁して欲しかった…………オレはちゅーるではない………あと頭突きで押し倒すのも勘弁だ、生きてたら内臓の中身が飛び出すよ………主に食い物が。


 そして巨大な巨体の巨人かな? 裁判で一番の難所、そう遂に登場閻魔大王だが………もさもさの口髭は、京都とかで見る閻魔大王の絵とかけ離れたのんびりそうな顔付きで近くに般若(はんにゃ)の能面の様な、まるでじっと人間を観察するハシビロコウに見える黒い着物の補佐の鬼が居た、不思議な柄の黒い着物を着てクールなインテリ系の雰囲気を纏ったハシビロコウの様な、なんとも言えない睨みを向けて来る。


 閻魔大王様は色々小さな罪状を読み上げる、まあ蟻の触角むしったり蛇が嫌いな為遭遇したら近くの棒で殴り倒してたからな、そして閻魔大王が判決を言う。


「異世界に追放!」


 某アニメの様な巨体の閻魔大王に「異世界に追放!」とか言われたが、悪いことはしてないと言ったら「地球の日本の人口に合わないから、地球に転生は無理だから」といわれた、オレに一言言わせてくれ………知らんがねぇ~。


 そもそも転生て生きてる生物全てだが、自然の種類の減少等により転生は出来ないらしいし、学生時代から虐めを受ける方だったが死にたいと何回想っても、踏みとどまったのは母方の祖母への恩返しと死にたい時は何となく、中二の時に末期癌で病院に殺された祖父の墓参りに行くと何故か、背中を押され耐えた時もあったし中三の時は小学校上がりの担任教師により学級崩壊をしたが、校長の定年退職の為にその事は闇に葬られた。 高校時代はそれ程悪くなかったが、担任の引きは悪かったのは変わらなかったが高校では、クラス替えは在ると思ってたが三年間………変わらぬクラスのままだった、だが悪い運は続く………社会人でも虐めは終わらない………挨拶と腹を殴って来る先輩は居るし、中途採用で同じ時に入社したオッサンなのに上司の様に威張りイビって来る年寄りが居るし、最悪な社会人最初だったが結局この会社は数年後倒産する。


 なんやかんや働いたお金を少し使って再就職する間、ニートを経験したり祖母の畑を手伝いをしたりさした、まあ数回転職したりを経験したが地域や街により人間性が合わない人も居た、基本オレはイジメが嫌いだ……見るのもされるのも……… イジメをする人は、何故イジメをしたがるのか不思議で仕方ないし大抵同じ雰囲気を持つ、たまに豹変する人も居るけど…………四十路に入り変わらない日常、衰えを感じ始める肉体だが三十路から比べてだ………節目に感じる衰えだから仕方ない、そう………死んだ記憶が振り返っても見当たらない………親父が亡く成り借金返済が大変だった以外は。


 そもそも死んだ記憶は無いと言っても、閻魔大王らしき方は困った顔をし何かハシビロコウの様な雰囲気をした黒い着物の鬼に金棒で、ドラゴ○ズの懐かしいタイロン・ウ○ズ並みのフルスイングで、扱い酷く吹き飛ばされた、宇宙の彼方に…………酷いよ…………


「やっと行きましたね、大王」

「あの者には悪いが、他の世界に行って貰った方が良いだろうし、死因を言う訳にもいかんだろうし………無茶な要望も来てるし」

「まあ、死因は言わなければバレませんよ………たぶん」

「たぶんでは困るんじゃよ、そもそも例外の未成年と未成年以外の者の転生は昔の戦争や人口増加の影響とかで…………」



 男は死因を知らずに異世界に飛ばされたが、実は微妙に飛ばされる角度ミスにより本来魂をスカウトする場所に()く、魂の道ではない場所に飛んで()ったが結局は異世界に()くので、問題はなかった………無かったのであるが此れはとある高次元体の思惑が絡んでいた。





 ドイヒィ~


 再び魂の光と合流し死装束だったのはオレだけで、周囲はよくファンタジーで見る服装が多い。 特に記憶から出た服装はドイツの有名な、ディアンドル民族衣裳の普通の服にしたファッション ………何処かに、モフモフのうさぎでも居ないだろうか?  金髪の貧乏女子高生は………居ないな、スイスの民族衣裳のあの有名な名作ハ○ジドレスと呼ばれる、ベスト上着のミーデル系可愛らしい服装の青や黄色や赤の服装の血みどろ少女や、フランス発祥のドレスの源流と言われるローブ・ア・ラ・フランセーズの様な、まあ中世フランスドレス系のおしとやかな雰囲気のピンクのドレス姿をしてるが目が死んだ魚の様に成ってる、口から吐血したの様に血の跡が…………何か怖い………ホラー過ぎる、皆(たましい)だけどね………オレを含め。


 金髪や銀髪に白髪に近い紫髪やオレンジ髪に、炎の様に赤毛の女性や金顎髭(きんアゴヒゲ)スキンヘッドや天然パーマの、何処かのリアルロボット系アニメ主人公的なのまで居たが一体オレは何処に向かってるのだろうか?


 周囲に光が広がり行く………温かく心地いい不思議な感覚に包まれオレは、魂が浄化される様に舌は鬼に抜かれたからどうなるかは分からないが、まあ何時かどうにかなるダバサと何処かのネタを思い出しつつ身を光に(ゆだ)ね漂う、この後第二の人生が異世界で待ってた。


 暫くすると光の道の様なのが現れ、何かオーラロー○に入った様な感じの光景を見た、光の道は長く続き光から出て着いた場所は、更なる宇宙空間だった。

 暫くすると光の道の様なのが現れ、何かオーラロー○を入った様な感じの光景を見た、光の道は長く続き光から出て着いた場所は、更なる宇宙空間で一人の少女が立ち地球とは違うスケールの、青い星を背に立ってるが風も無いのにたなびく銀髪、白い中世フランス系ドレスの様な姿で………さっきピンクのドレス見たな、まあそれはさて置き中学生辺りに見える少女は、金色の瞳で此方を見ながらゆっくりと言葉を紡ぐ。



「初めまして、地球より来たりし者よ………私の名はアフロディーテ、この世界を創りし高次元の女神ですわ()()()()()

(少し遅かったですが、予定通りですわ!)


 優しげな声は何か心地のよい雰囲気を感じるが、何故か売れっ子某女性声優の声に似た感じがするのは何故だろうか? それと、アフロディーテて名前何処かで聞いた事が在る気がするが………気のせいだろう………たぶん、一応少し警戒しながらよくある転生や召喚のネタを警戒する、よくある変な女神とか神やらだったら嫌だしオレは死んだかも分からないが状態で、舌を抜かれたし閻魔大王らしきのには答えを出されてないまま、異世界に飛ばされたし踏んだり蹴ったりな現状だ、あと何故オレの名前を知ってるんだ? まだ自己紹介してないが………一応挨拶はせねばと、声を出そうとしたら……… 


「…………」

(声が出ない………何故だ? さっきは、異世界では無かったからかな? )

「貴方の名前は知ってますわ、だって貴方の情報丸見えですから……あと、声が出ないのは身体がないからよ」

(実際は声は出るけど、肉体を作ってる最中に文句を言われたくないし封じてるわよ…………)


 後で言われるので意味はないのだが、そんな事は知らないアフロディーテだった。


 確かにと思ったが何か怪しい………今、何か個人情報漏れてる的な言葉を聞いた様なそれよりもだ、魂に成っても何故か食いたくなるナゴヤ風ナポリタンが食べたい、現実逃避をしたいしもう何年も地元では食べてない喫茶店の味だ、まあマスターが喫茶店からラーメン屋に転職したからもうマスターの、ナゴヤ風ナポリタンは食べれないけどね………熱々の鉄板にナポリタンを盛り、溶き卵を鉄板に流し込み余熱で焼いたあのナポリタンが食べたい、魂だから無理だけど………


「…………………」


 ゴクリ

(何か美味しそうねそれ)

(今何か聞こえた様な………気のせいだな)


 そしてこの幼女の様な見た目の、超次元体女神アフロディーテは言う。


「それではこの世界の説明をしますが、先ずは地球とは違うスケールの惑星であり、超大陸は御座いませんが海を隔てた大陸は何ヵ所か在りますわ、空にも在りますわね天空の大陸は人類が認識出来てないですが」


 見えてる青い星は天文学的に言う、スーパーアースの類いの惑星て事かな?  まあスーパーアースは、確か重力とか地球より厳しい気候だったはずと思い聞いてみると。


「地球の物理法則は、私が創った世界では意味がないですわ」

「意味が無いんだな………て、声が出せる………」


 声が出た事に何か感動したいが、まだ話は続くので聞く。


「仕方ないので肉体構成をしましたよ、後は色々欲しい物を選んで下さいね、(なお)女神を連れて行くとか無理難題はご遠慮下さいね悠一だったわね、名前も新しくしない?」


 何か釘を刺された気がするのだが?  それより、新しい名前か………新しい世界に旅立つし良いかも知れん、あと何故に視線が頭の上を見てるのか不思議で仕方ないが、新しい名前なら木曽義仲のヨシナカとか良いなと思ってたら………


「釘を刺しては無いわ気のせいですわあと、何故名前を知ってるかは企業秘密何処ですわよ………考えてはダメよ、私の視線は無視してね………それと貴方の異世界での名前はもう私が考えてあるわよ」


 どうやらオレに新しい名前を、考える権利は無いらしい。


「今日から貴方はエルベアトと名乗りなさい、ベアトでも良いわよ」


 何か外国人の様な名前だな、意味とか在るのだろうか?


「エルベアトてどんな意味の名前ですか?」


 一応聞いたが…………


「意味はないわ」

(教える訳にはいかないわ)


 何故か少し目が泳いでる女神アフロディーテ、まあ新しく名前も貰ったし変な名前ではなさそうだし良いかと思った、何か名前の響きがドイツぽいし何か昔の忘れてた感情が湧き出そうだ。


「それよりも、手にしたい職業とか在りますか?」


 何かさっきから個人情報駄々漏れな気がするのだが、それよりも手にしたい職業とか言われてもな、出来ればのんびり旅をしながら美味い肉料理が食べたいな、後は異世界の洋酒やカクテルとかも飲みたいな。


「………この星に、地球の様なカクテルは御座いませんよ………お酒はまちまちですが」

「無いのか…………」


 結構ダメージを負ったよ、ビールは苦手だし苦い物より甘い物好きにはキツイ、ワインは質によるが酸味が強いワインとか在りそうな予感、まあ旅をして色々見て回れば良いかな………それよりもだ、何か身体に違和感を感じるが肉体を得てまだ馴染んで無いからかな?    何か女神アフロディーテ一さんの目が泳いでるが、大丈夫だよね?  そして渡された物を見れば薄っぺらい画面、一応職業を擬似(ぎじ)スクリーン………何でこれだけ近未来なの?


「紙はかさばるし、擬似スクリーンの方がコンパクトでしょ」


 可愛く眩しい笑顔でそう言われた、確かにコンパクトの方があっちこっちそっちと紙を広げずに済む、一応勇者とかに成る職種や技術職に風来坊系も在るが勿論、勇者とか騎士とかに憧れはないしそもそも、そう言うのはその道が好きな少年の夢だろうしオレ的には、在ったかも知れない老後の様な感覚で新たな人生と思い、転生だと思うが新たな異界の世界に旅をしてみたく成った、旅人は職業ではないし全ての職業の始まりの冒険者や、何故か風来坊や遊び人とか職業らしくないのもある、冒険者にも採取系や狩人(かりゅうど)系に冒険者にトレジャーハンターの毛が生えた様な、転職しなくても良さそうな職業だが別に職業は無くても良いらしいが、スキルが影響する物も在るらしい………まあ職業無くても、大丈夫らしいしのでスキルでカバー出来れば良いや程度の考えで居る。


「まあ普通のスキルでもたまに、EX(エクストラ)スキルとか在りますからね、たまにスキルガチャとか言われますが………」


 ガチャて……………まあ、スキルも選べるらしいし色々見るが、異世界でお菓子作るのに苦労とかしそうだし、そもそも異世界のお菓子は美味しいのかも未知数だし、無い物はその世界の技術で作るしかないし代用品も必要だが、何かスキルにネット通販やネットショッピングが在るし、他にも何でもある屋てスキルまで有るがこの何でもある屋は、ネットショッピング的な側面も有るけど基本色々な物を売ってる、ネットショッピングとネットスーパーにネットホームセンターが、総合的に纏められたスキルらしい。


 他にも魔法開発や武器防具開発のスキルも在るが、運転スキルは何故かモンスターにも有効らしい、モンスターのキャラバンの馬車的なのでも在るのだろうか? まあ大陸渡るのに船とか必要だし、空にも浮遊した大陸が在るらしいし色々楽しみだ。


「スキル数に制限はしませんが、自重はして下さいね」


 再び釘を刺された、でも迷いはするが何でもある屋と調理スキルEX(エクストラ)と万能運転技能に、鍛冶屋スキルは使い処に難点が在るので保留するが他に通訳スキルは………


「翻訳通訳スキルは、もう在りますわよ」


 もう有るらしいので、有るスキルは要らないから他のも見て武芸者スキルは、刀や薙刀等の武器の技能が育つスキルらしい、しかも何か格好いい必殺技とかが閃のに必要らしい、他にも筋力や体力や素早さの身体能力が上がるらしい、モンスターと戦ったり修業をしても身体能力が成長するらしいが、レベル世界ではないファンタジー世界だから簡単に肉体が強くは成らないらしい、だけどモンスターを倒した経験は魔法やスキルや肉体が育つらしい………


 レベル世界ではないんだよね?


 そして最終的には、何でもある屋と調理EXスキルに運転技能スキルに武芸者スキル、万能鑑定眼は食材の鮮度のや見極めや宝石の値段鑑定等、幅広い鑑定や見極めが出来るが随時発動型ではない、後は錬金鍛冶師スキルとかだね………他に必要なお金だが、お金も特殊で冒険者世界共通通貨と一般や国々の通貨は違うらしい、冒険者は金貨スタートで999G$(ガルドル)まではコインだが1000ガルドルから紙幣に成る、ガルドルは1ガルドル一円と同じでたまにモンスターからドロップや宝箱から手に入るらしい、ちなみに宝箱はどんな金額も金貨だから大変らしいよ、まあ他人事ではないんだろうけど。


 他にも敵味方識別ソナーレーダースキル、普通にモンスター回避とかの隠密スキルはスライムには無効化されるらしい、まあスキルでも欠点は有るよね。

 ではスキル一覧。


 スキル一部一覧


 翻訳通訳………異世界では必須、買い物や色々情報収集が出来ないと困る。


 調理EX(エクストラ)………どんな状況でも調理可能らしい、料理も万能鑑定眼でその料理の代用食材も見極められるらしいし、知らない料理もある程度作れるらしい………スキル万能シェフを使って。


 万能シェフ………知らない料理でも、スキルが料理を身体を使い調理するスキル、スキルに身体を乗っ取られてしまってる様な感覚らしい。


 何でもある屋………日用雑貨から食材までなんでも扱う、総合ネットショップ的なスキル………一応日本の物も売ってるが高いらしい、買い物はガルドルで支払い可能で金貨決済だそうだ………金貨オンリーなんだ………まあ、旅支度に入金一部されてるし一部アイテムをもうアイテム庫に入ってたりする。


 万能鑑定………食材や鉱石等の種類や値段の鑑定等、幅広い活躍が期待できるらしい………食材の鮮度とかも分かるらしい、凄く助かるスキルだよ。


 万能運転………どんな乗り物でもスキルで、即時にマスター出来るが乗り馴れた物にはスキルは発動しない、普通にそうだよね………馴れてるのだから。


 鍛冶・錬金術…………武器や防具を地面から錬成するスキル、だが強度は鉄と変わらないので余りお勧めはしないらしい、炭素量をふやしてもカーボン強度が少し上がった程度らしい、あと使い捨ての鉄鍋や釜も錬成出来るらしい。


 無限テレポート………無限に使える超能力ではないテレポートで、距離や高度等の制限は無いらしいが、一緒にテレポート出来る人数は最高六人らしい………リアリティーある数だな、あと事故防止の為にある程度の場所にしかテレポート出来ないらしい、まあテレポートてよりワームホールを使った空間移動に近いらしいよ……まあ、一瞬だから使っても分からないらしい………使う時はテレポートか空間移動と呼称(こしょう)するかね。


 瞬間移動…………無限テレポートと次元速の上位スキル、短距離や長距離も一瞬で移動可能なスキルだが何か、全能力解放のターン○ガ○ダムの様な敵からすると出現場所不明な移動の感じだろうか? まあ、悪魔とか魔族のアストラル移動と間違えられても困るスキルだな強敵に使えそう。



 戦闘スキル

 ソナーレーダー………敵味方の識別をするスキルレーダーで、モンスターも気付かない一瞬の特殊音波で、敵意や殺意を感知し識別をするがスキルレーダーの射程は不明、魔法の敵味方判別攻撃にリンクし攻撃をサポートしてくれるらしいが、無差別全体攻撃にはスキルが機能しないので無差別全体攻撃は、仲間が居ない事と他人の存在も確認が必要だが悪党は他人に迷惑かけてるし、他人の人権無視してるから遠慮なく魔法を放つ予定………悪党に人権は無いし、人権を侵害してる悪党に慈悲はない予定だ………異世界だから、やはり居るらしい山賊に海賊に盗賊達………奴等を生け捕りにしたら、某小説の様に賞金が手に入るだろうか? まあ向こうに行けば分かるかな。


 マルチロック………敵味方識別ソナーレーダーを連動させた、特殊なスキルで弓や特殊武器や魔法を複数の敵を捉えるスキル、特に弓の全体攻撃や魔法の複数攻撃はこのスキルが自動で使われてるが、一部例外でマルチロック不可能な魔法と全体攻撃技が存在する。


 隠密………姿を見えなくするステルスや、足音や気配を消したりするスキルだが何故かスライムには、効果が無いのと他にとある事には使えないのでご注意を特に脱衣場や温泉に着替えの場所には、まあ使わないけど見るなら混浴に行くさ・・・・・・度胸があればね。


 オーラ戦士…………体内の生命エネルギーの、オーラを使う武器やそれに伴う剣技に必要なスキル、上級スキルに成るとオーラに気を使う専属ごとに名前が変わる、オーラ戦士は武器や戦闘に関わるオーラの特殊スキル。


 武芸者………刀や薙刀に棒術等の攻撃力や技が閃き易く成る、勿論(もちろん)他にもそれなりに必要なスキルだったりする、必殺技は秘技が閃き易く技も普通ではあり得ない現象がおきるらしい、それは魔法もらしいが………技に自然現象付与されたりするらしいので楽しみだが、技はモンスターと戦うか修行中に自然に体が技を閃しかないらしい、どんな技が在るか楽しみだが同じ技を使える人間は多いし、モンスターも武器次第では使って攻撃して来るらしい………何処かのRPGゲームの様だな、普通に技を発動すると何か面白い現象が現れるらしいが武芸者は、特に刀技に特殊な効果と演出が追加されるらしい………ゲームかよ!!


 魔法戦士………魔法と接近戦等が出来る戦士職業のスキル、格闘技や剣技が他のスキルよりやや火力が高く成る、まあ保々使わないかも知れない。  魔法火力は、やや高い程度まで補整されるらしい、スキルの範囲を越える使い手も存在するらしい、魔力キャパシティーが高い人らしい………オレは、自分のキャパシティ(魔力容量)が分からないから何とも言えない。


 次元速………神速を越えたスピードを使い、次元すら渡り走るスキルであり一瞬で宇宙にも行けるが、扱いを失敗すると命に関わるらしい………諸刃(もろは)の剣(つるぎ)だね、だけど普通に使う分なら諸刃の剣には成らないらしい、普通の範囲が不明な為程度が分からん。


 神速…………走るスピードが神の域に達するスキルで、武器技の神速とは別物の扱いらしく神速にも、ギアが在るらしく一定の技量でスピードの幅が変わるらしいが…………


 特別技術スキル…………武器や魔法の熟練度を見る為のスキル、剣熟練度が上がれば分身技の破壊力が上がったりするし、魔法は威力や見た目の派手さが変わるらしいよ。 表示は分かりやすくレベル表示だが、刀と剣に特殊剣はレベルは2だが他は0表示だけど魔法は一応一通りの魔法の初級は使えるし、この世界でマジックショップを回って魔法を覚えなくても伝授されてるので、レベル1でも上級魔法は使えるが威力は高いが本来の火力に満たないらしい。



 スキルは旅をしてても、増えるらしい。


「色々な技術に触れたりすれば、(おの)ずと必要な技術は身に付きますわ」


 そう笑顔で女神アフロディーテは言う、他にも武器を選ばせて貰いエネルギー剣のプラズマソードは、高出力の電気エネルギーを集束したビームソードだ。  他にも太刀の竜神はなかなか重いが扱えれば、それなりの破壊力が有りそうだし何か腕が微妙に知った腕で無いのは何故だろうか?  武器の威力は数値化するとこうなる。


 プラズマソード(特殊剣)

 攻撃力∶42~


 竜神(刀・太刀・特殊)

 通常攻撃力∶88

 攻撃力∶50~


 ちなみに普通の駆け出し冒険者の、一般的な初期武器の長剣は攻撃力5で大剣は攻撃力7だよちなみに棍棒は攻撃力1~12なのは、耐久度等色々が要因らしいそして剣は片手武器であり大剣や刀や槍は両手武器属性である、斧は片手と両手が存在するまあ刀も筋力次第では二刀流は可能だけどね、それにしても何かやっぱり身体に違和感を感じるがそれより武器だが、格闘はスピードと腕力が火力とのRPGが在るが、さてこの異世界ではどうなんだろうか?


(…………え!? 格闘てスピード()要るの? )


 何かヤバいて顔をし始めたアフロディーテ女神、何か挙動不審に脂汗らしき物と目が游いでるが何かボディービルダーの様な、違和感を感じながら次はエネルギー刃を発生させる刀だ、普段は刀の刃(やいば)を付けて戦えるが刃を外してプラーナ………まあ、分かり易く言えば気やオーラを込めればプラーナ増幅器で、変幻自在のオーラの刃を発生可能でエネルギー刃を撃つことも出来るらしいよ。  他にはファンタジーらしさは全く無い、オーラビームライフルは体内の生命エネルギーたる気を増幅させて、ビームエネルギーに変換し放つ武器で威力やスピード調整可能、8㎜口径の何かガンダム系のライフルてな様な見た目のオーラビームライフルだね。


 オーラビーム刀(特殊・刀)

 攻撃力∶81~


 オーラビームライフル(特殊・銃)

 攻撃力∶68~



 他にはショック棒剣にショック棒槍は、その名の通りエネルギーショックで攻撃する木刀や模擬棒槍の様な武器で、捕獲したいモンスターや悪党を殺めずに捕獲する事も可能だが、悪用は出来ない仕様なので変な事には使えないらしい、変な事て何だろうか?  後此れは武器には入らないらしいので、攻撃力は掲示されないがマヒの効果が高いがたまにマヒと痺れを同時に与えるらしい、マヒや痺れてる間に強敵に攻撃する手もアリだな。


 他には万能オーディンハンマー(地球のオーディンとは関係無いらしい)は攻撃よりも、温泉を何処でも湧き出せるハンマーらしいが他にも武器の刃が欠けた時に、魔力を込め一打ちすると不思議に回復するらしいが原理は不明、鍛冶屋泣かせだなコレ………他には(ナタ)系の斧武器に赤い刀(かたな)刃ぽい刃の矛をしたスコーピオン、片手斧と何故か言い張る二つの宇宙の銀河の様な模様をした、ダチョウのタマゴより大きいサイズの巨大タマゴに柄が付いたコスモエッグ、此?  本当に片手斧なのだろうか?  他には両手斧のはずだが見た目チェンソーみたいな武器も在る、その名もワルプルギス………チェンソーだよね?  まあ長い刀身の剣位在るが、植物系モンスターに有効なんだよねこの手の武器て………まあ旅をしてれば、宝箱とかから強い武器が在るかも知れんし………何か隠居風旅よりRPG冒険旅ぽく成ったな、まあ自分の身は自分で守る世界だから仕方ないが、何処の世界も綺麗事は通用しないだろうな………四十数年そんなのも見たし、綺麗事で何とか成る事は余り無いし………理想は現実に近くて遠い存在だし。


 バトル鉈(鉈(ナタ))

 攻撃力∶32


 スコーピオン(衝槍)

 攻撃力∶51


 コスモエッグ(片手斧)✕2

 攻撃力∶47~


 ワルプルギス(両手斧)

 攻撃力∶92~


 他には通常武器に青白い刀身の片手剣のサーベル系のフィランギ、刀身112センチとクレイモアクラスの長い刀身の片手剣だ、刀身が刀に近い曲刀系のサーベルの様な武器、一般鋼鉄素材最強の武器でもあるらしいが………普通は駆け出しの武器ではなと思う、あと何で8本も剣が何故在るのかな?    他の武器は大型剣代表のバスタードソードで何故か刀身が紅と緑の二つ有り紅は炎魔法の火力が少し上がるらしい、 緑の刀身の方は剣先がサーベルより鋭利な感じだが紅のバスタードソードよりはやや重め、紅は刀身が100センチだが緑の刀身は132センチと32センチ長い、まあ二つのバスタードソードは素材が少し違うらしい。


 フィランギ(片手剣)×8

 攻撃力∶41


 バスタードソード・紅(大型剣)

 攻撃力∶28


 バスタードソード・緑(大型剣)

 攻撃力∶37


 他にも何故か剣が有る、片手剣でアイスソードはひんやりした冷気を放つ水色の刀身70cmのピローソード系、ピローソード系なので装飾が派手な割に名前負けする冷気の弱さで使えない、他にはダマスカスソードはあの伝説の金属の剣で刀身は105cmと、大剣やロングソードやバスタードソードクラスの長さ、だがロングソードより何故か重量比較が軽い………何故だ? あと、某ゲーム最強武器エスパーダ・ロペラ|(ローブの剣)は此方でも通常鋼最強の武器、基本は護身用細剣らしいけど切れ味………突きの切れはレイピアのオリハルコン合金の最高傑作でも、同じ位の火力らしいがオリハルコン制に成るとまた違うらしい、合金の比率で変わるみたいだ。


 アイスソード(片手剣)×3

 攻撃力∶30(固定技∶吹雪(弱))


 ダマスカスソード(片手剣)

 攻撃力∶52


 エスパーダ・ロペラ|(ローブの剣)(細剣)

 攻撃力∶35~41


 そして持ち主と共に成長する武器の一つ刀の朧月(おぼろづき)、技を唯一自分で作らないと成らないらしいがそんなセンスはオレにあるだろうか?

  他には持ち主の技量と共に攻撃力も技も成長する、ダズルて大剣は光を発する剣であり、分身した剣を飛ばせモンスターを複数攻撃可能だが大剣の熟練度で威力と剣の分身数が変わるらしい、分身中は剣の刀身が細く成るので大剣技は使えないのが難点、他にもダンスインザソードて固有技も在るがモンスター1体にしか分身した剣を放てないらしい、他にも固有技が在るが閃かないと使えないらしい、主に悪魔やアンデッドに有効な技が在るらしいよ。


 朧月(刀)

 攻撃力∶?


 ダズル(大剣)

 攻撃力∶30~




 武器はまだ在るがそれは適当な時に見て、使えるか見よう………なんか大剣が何本か在るし……そして武器ではないがグリモワール、まあ魔道書だねを貰ったがグリモワールは火・水・地・風・光・闇・精神・黒魔法が在る、黒魔法は魔神(ましん)の力を借りた魔法らしいが一応言っておくが、魔神(まじん)ではなく魔神(ましん)らしい魔の神で高次元体の神々とは違う存在らしい、詳しくは教えてくれなかったが。


「知り合いの魔神ですし、色々便利な魔法が在りますわよ………何か前に胸張って言ってましたし、面白い人間になら力を貸すて言ってましたから」


 オレは面白い人間らしい、どう言う意味で面白い人間かは知らないが………


 防具はオリハルコンより硬いらしい、着物と(はかま)の防具は軽いし動きやすいが、身体の違和感……………こんなに筋肉ムキムキだったかな?


「あら、バレました」

「……………………」

(なんじゃあこりゃぁ~)


 身体を触れば慣れたあの弾力が無い、在るのは硬く知らない感触………何か何時もより重いとは薄々思ってたが、鏡を何やら笑顔で用意されそこに映るのはマッチョ松本○志フィギュアの、あのゴツい感じの肉体だ………オレは世紀末の世界を望んで無いぞ、オレはジト目をしながら女神アフロディーテに即答で言った。


「普通が良い、マッチョ肉体クーリングオフで!」

「 私好みの、マッチョ筋肉だったのにぃ~」


 この女神マッチョ好きかよ、オレは前の太った肉体には戻れないらしいので、痩せた中肉位の肉体に成った、一応マッチョにも理由が有ったらしい。


「地球での肉体だと、私の創ったこの世界の惑星に耐えられないからね、冒険者とかは地球の肉体のままでは生きられないのよ、モンスターが居るから地球の肉体では逃げる事も難しいわよ………あと、肉体を強化しないと武器も魔法も使えないわよ」


 説得力は有るが、マッチョ好き(アフロディーテ)女神に言われてもなぁ~

 マッチョ好き(アフロディーテ)女神は言う。


「仕方ないから、身体強化にするしかないか………」


 凄くガッカリした言葉と態度で言う、手を(かざ)し光を放ちオレを包む光は温かくそして、再び目を開けると痩せた自分の姿が鏡に見える筈だったが、何か顔に違和感を感じるがまあいいかとした……目付き悪かったりしてないし、某主人公の目付き悪い顔は色々やらかすフラグが有りそうだし普通の顔だと思うから大丈夫だろう。 他には太股が太いのは元々階段を二・三段階飛ばし登りをしてたからだろう、面倒だから二・三段飛ばし登りながら坂路一杯とか競馬ネタを想像してたな、そして何やら楽しそうに筋肉好き女神は言う。


「身体と肉体強化をしたけど、寿命とか色々普通の人間より長いから注意してね」


 そんな事を言われても、異世界の寿命知らないけど…………と思ってたら。


「エルフ位の寿命かしらね………たぶん」

「たぶんて…………そんなあやふやな………」


 駄目だこのマッチョ好き女神、一番必要な情報が分からないでは困るんだけど、まあ仕方ないから生きられるだけ生きてみよう、どの位長い時を過ごしても世界は数十年で新しい顔に変わる時も在るし、広い異世界をゆっくりと楽しむのも良いかとこの時は思った、そうあのマッチョ好き女神はまだ重要な事をオレには言って無かった、それは意図的なのかただの忘れてただけかは分からないが、旅をすると大変な事に巻き込まれて行った………畜生、あのアフロディーテ(マッチョ好き)女神めぇ~。


「…………仕方ないですね」

(色々言いたい事は在るけど)


 そしてマッチョ好き女神は手の平から光を生みだし、その暖かな光の中から可愛らしい小さな何かねんどろフィギュアの様な、たぶん生物を手の平の上に召喚………創造して生み出したのかな?   その、ねんどろフィギュアにしか見えない小さな妖精の様な物体は生きてるらしく、此方を見て頭を傾げてた………何かかわええ~仕草だ……。


「アナタはだれ?」


 オレに聞いてるのだろうか?  全く不明だが、マッチョ好き女神が喋ったねんどろフィギュアみたいなサイズの妖精らしきのに言う。


「今日からアナタのマスターよ、さあ………挨拶をしなさい」


 頭を再び傾げるねんどろフィギュアの様な生き物、そもそもこの物体の説明をされてないのだが、そしてマッチョ好き女神の掌に居る物体がオレに言う。


「初めまして人間さん、私は補助ナビ妖精のミスティよ」


 赤いディアンドルの様なドレスの裾をつまみ、可愛く挨拶をするミスティ……ねんどろではなく妖精だった、オレもミスティに挨拶をする。


「オレは小鳥遊悠一………あっ! 

 新しい名前を忘れてたわ、エルベアトだ此から宜しく頼むよ相棒(ミスティ)

「宜しくなの………エルベアト?」


 まあ堅苦しいのは苦手だし、ミスティに呼び方を教える。


「オレの事はエルでもベアトでも構わんよ」

「分かったの、ベアちゃん」


 何でベアちゃんなんだ?  オレはクマなのか?  色々嫌なので、ベアちゃんはやめてと言ったら悲しい顔をされたが男が………それも転生前は、四十路のオッサンだから勘弁してくれぇ~。


「仕方ないから、ベアトて呼ぶの」

「そうしてくれミスティ………」


 仕方ないわねて顔をされた、色々解(げ)せん………ミスティは色々補助能力も在りモンスターとかと契約する為には、ミスティの能力は必要でしかも後にこのミスティによりオレは色々頼られたり好かれたりした、暫くの間は旅の必需品等の買い方を教わり、あと旅の門出にと太っ腹に買い物の費用を奢って貰った、一応まだ紹介してない防具と紹介だ………一応確認も必要だが何か、太っ腹に何か直感的な不安が在るが貰える物は貰っとこう。


 防具


 着物・羽織着物・(はかま)

 特殊な鉄を繊維にした不思議な着物、オリハルコンより更に丈夫である程度の攻撃は防いでくれるらしい、物理や魔法防御に優れておりある程度の攻撃を防いでくれるらしい、袴は足首の辺りが自動で裾を帯で調整し巻き上げる。 羽織着物は特に魔法防御が高いらしい、他にもメリットが在るらしいが教えてくれなかった、防御力はオリハルコン防具位の防御力………オリハルコン位のと言われても困るので、数値化するとこうなる。


 物理(物理防御力)∶70%

 魔法(魔法防御力)∶75%

 特殊(特殊防御力)∶衝撃波・超音波・瘴気・邪気・即死・アビス


 ◎(通常防御得意属性)斬・突・打・雷・熱・冷・眠 *(斬る・突く・打撃・電撃・熱・冷気・眠り)


 重量(装備の重量)∶8


 重量は装備の重量だが軽い判定だな………着物て、重い方だと思ったのだが。


 シールドバングル

 特殊なオリハルコンと金属で作られたバングル、左手に装備し防御の意識を働かせるとエネルギーシールドが展開されるらしい。


 回避(回避力)∶85%

 特殊∶たまに攻撃反射・雷・魔法・溶液・ハサミ・物理飛翔体

 重量∶1


 女神の腕輪

 肌と同化して見えないが感触は有る、肉体強化した身体をある程度制御する装備、肉体が慣れたら効果は失うが瘴気(しょうき)や精神攻撃等を防ぐ効果が在るらしい。


 ◎瘴・精・状・眠・混 ・死 *瘴気・精神異常・状態異常・眠り・混乱・即死


 重量∶1


 万能安全靴

 安全靴と在るが見た目全く靴ではないが、ブーツでもないが不思議な感じの靴だが、半長靴に近いと言われればそうかも知れない。

 靴は足音がしないのと、どんな硬い物や斬撃や突きも防ぐしダメージを受けないらしい。


 物理∶70%

 魔法∶40%

 重量∶3


 意外に軽いな………ちなみに腕輪やバングルは重量1だが、何gでも1らしい。


 予備防具


 フィールドアーマー

 地球にも中世からある全身鎧だが、此方はファンタジーぽい見た目に綺麗で重厚な厚みもある、ダマスカス鉄やアダマンタイト等をふんだんに使った鎧だが、やはり重量は凄い事に…………それでも技術能力は高く色々な技法が込められてるらしい。


 物理∶67%

 魔法∶47%

 重量∶42


 ◎斬・突・打

 △熱・雷・冷


 ムーンティアの鎧

 特殊な金属でオリハルコンの上位のレア鉱石、とある寒い地域でしかムーンティア鉱石を加工や精製はで出来ない金属を使った、エルフの名工とドワーフの名工が作りしロスト技術の鎧で光と闇の魔法威力が上がるらしい、月の白銀に薄黄色の輝きの様な上半身鎧。  一応現代でも加工は出来るが、もう鎧に限っては失われてる技術な為同じ物はもう世には保々無いらしい。


 物理∶71%

 魔法∶60%

 重量∶21


 ◎斬・突・打・精・即・呪・瘴・アビス


 ヒドラレザースーツ

 レッドヒドラとブルーヒドラの革を素材にした、毒に熱・冷気の防御に優れた革の全身鎧であり突き以外には無類の防御力を誇るが、槍や弓に細剣に防具貫通攻撃技の弱点武器や技以外は問題はない、あとイエローヒドラ部分は継ぎ目に使ってるらしい。


 物理∶82

 魔法∶81

 重量∶18


 ワイバーンブーツ(緑)

 ワイバーンの革で作られたブーツ、素早さが少し上がるらしいがワイバーンの革の色により素早さが少し違うらしい。


 物理∶22

 魔法∶30

 重量∶8



 そしてアイテムだが………ファンタジー感、在るには在るが………


 次元バックパック

 無限に何でも入る、革の異世界に何処にでも在るバックパック、何でもある屋の頼んだ物もこの中に届けられるし賞味期限気にせずに、食材等を入られるし腐らないファンタジーあるあるアイテムらしい、バックパックには小さな魔エーテルランタンが付いてるが、此は全てのモンスターが嫌がる周波数のモンスターしか聴こえない音波を放ち、モンスター避けする大気中の魔エーテルをエネルギーをバッテリーにしたアイテム、魔エーテルランタンで休んでる最中にモンスター来ても困るし助かる。 他にも巻かれたテント布に見えるレジャーシートや、レインコートも完備されてる。


 飛行バイク

 人が認識出来ないダークマター類に含まれる、魔エーテルをエネルギーに変換し運転出来る乗り物、基本大型バイク類だが異世界に免許制度はない………しかも空を飛ぶにも行政や国に文句を言われない。  ミスティ専用のバケットも在りサイドカーや後部座席は、取り付け式のオプションらしい………必要な時に脱着しろて事だな。

 一応飛行バイクは全部で10台入ってるが、故障とかした時の代わりに乗る為だろうか?


 多機能ミリタリーウエストバック

 水筒や次元バックパックに、繋がった空間を有するポーチ部分や財布に飛び道具を収納してたりする。


 魔法の水筒(水)

 次元バックパックにぶら下がってる水筒、何処にでもある水筒………無限に水が飲める以外。


 魔法のステンレスボトル(緑茶)

 何故に在るかは知らないが、此方も直飲みタイプだが細長い2リッタータイプのブラック色の水筒、お茶は緑茶か玄米茶が選べるらしい………日本茶オンリー………


 魔法のマグボトル(紅茶)

 此方は牛乳瓶型のステンレス製だが、中身は何故かロイヤルミルクティーで蜂蜜の様な微かな甘味の味がする、たが他にオレンジ・ペコーやハーブティも飲めるが、どう切り替わってるのか不明だが………ハーブティて紅茶ではない気がするのだが。


 擬似タブレット

 何でもある屋にアクセスするのに必要なアイテム、使わない時は現れないが使いたいと思うと出現するらしい、他にも用途在り………武器や防具の設計図等の情報が入ってるらしいよ。


 グリモワール

 各魔法の使い方が記された本、分厚く読むのに大変苦労してる………だがファイアーボールらしき魔法、ファイアードライブて火球を高速で飛ばす魔法とか中々使ってみたい、他にも炎と光融合魔法のアカシックバードは興味深い。 グリモワールは空地浮遊するが、手に持ちながら魔法名を言うだけでも放てるらしいが、その代わり威力は下がるらしいが魔力消費は相当節約出来るらしい、あとダークプリズンはその名の通り暗闇の牢獄らしく、悪人輸送に使える魔法らしいが此から行く星で使える者は現在は居ない、いわゆる失われた(ロスト)魔法らしいと言ってと言われたよ……魔神の魔法の一つだから。


 カプセルペンション

 ボールカプセル収納式、ログハウス型のペンションで見た目小屋の様なログハウスだが、中は広くある程度土足で歩けるがそれは所有者によって、土足禁止にするかは任せるらしいが………汚く無ければ、ある程度土足は仕方ないかな………何か違和感を感じそうだけど、一応他にも同じ物があるけど。


 カプセルハウス

 カプセルペンションとは違い、此方は日本風だが何故か建物がかまくら型の猫耳が屋根に付き、口らしき場所に喫茶店の様な扉とベルが在るのか全く意味不明であるファンシーアイテム。

 内装は靴が脱げる腰掛けれる段差の玄関、近くには手洗いにトイレも完備され入って靴を脱がずに入れるトイレと、靴を脱ぎ上がってから行けるトイレの二つが在るが、両方の扉には男女兼用の見慣れたマークが貼られてるらしい。


 ポケットワールド

 コロニーの様な内円形の世界らしいが、不思議な太陽が在り未開発の大地や海や川が在るらしい、一応入るには何処でも水門やワールドゲートを呼び出せば入れるらしい、あとポケットワールドの中の時間の一部の場所では一週間は外界の七時間位しか過ぎてないらしい、時の流れが違うらしので修業とか短期で強く成るには向いてるね、あと食糧栽培とか色々活用できそうだが時の流れが違う場所は区切られてるらしい、草食動物が一部もう居るらしいが食肉には向かない草食動物らしい、そして普通の現代日本の家が二軒在るらしいよ…………便利な様な気がするが、長く洞窟やダンジョン探索で日を浴びたい時には良いかも知れない、体内時計リセットや肉体のリフレッシュとか…………あと温泉も在るらしい………後で確認として探そう。


 快適キャンプ道具

 色々な状況でも使える色々入ったテント等の道具、勿論雪や砂漠にも順応した機能付き………魔力充電式ストーブとか魔力充電式扇風機等。


 誰でもマスターフィッシング

 その名の通り、誰が使っても魚が釣れるらしいが………魚でも豚肉や鶏肉ポイ肉質の、モンスターすら釣れるらしいが他にも空で泳ぐモンスターも釣れるらしいが、空を泳ぐモンスター居るんだな…………異世界のクジラ肉とか食べれるだろうか?


 武器・防具・アイテム製造BOX

 素材を居れると擬似スクリーンに、作れる武器や防具やアクセサリーや補助アイテムが作れるらしい、勿論次元バックパックと同じ機能のアイテムの製造も可能だが、バックやバックパックの素材は普通の牛や豚や低級サーペント系モンスターでは無理らしい、ヒュドラとかの高級革のモンスターしか加工出来ないらしい。


 武器・防具・アイテム・配下モンスター・モンスター素材収納庫

 スキルや固有ステータスの収納能力の在る物ではなく、次元バックパックとは別の用途の仕様で何もない空間に手を入れて、欲しいものを取り出す事が可能だけどバックパックに入ってたりしてた物は取り出せない、完全に別物のアイテム・素材収納庫らしいがまあ某四次元ポ○ットより便利で生き物は入れられないが、此方も空間は不明だが時を止めた空間に生物も腐らない空間が広がってるらしい、武器や防具は人が入れが無限の空間で果てしない展示場みたいな空間らしい、配下モンスター収納庫はポケットワールドのモンスターが住む場所に繋がってるらしい、肉食モンスターだらけだと食料大量に必要だね、草食はどうかは分からないが…………そもそもどうやって仲間に出来るんだ?




 回復アイテム


 レーベンリキッド…………白い液体が入った瓶ボトル、直接傷口に掛けて良し飲んで良しの生命回復ポーション、一時的にある程度血液は回復するが三日以内に鉄分かビタミンのある料理を食べないと、重度の貧血に成るのでご注意下さい……あと大きな港都市や城塞都市や王都や首都クラスで無いとこの世界では買えないらしい、だが何でもある屋でも販売中でもある………やや安いらしいよ現地で買うより。


 エナジーグミ………エナジードリンク風の味がする見た目お菓子のグミ、一粒食べただけで気力は完全回復と体力とキズが回復する回復率だけは45%………中途半端な………


 ミラクルグミ…………果物の味がする見た目お菓子のグミ、一口食べると果物の甘さが口に広がり個人差は在るが、体力に傷完全回復に毒や痺れマヒ回復や精神異常回復と万能な回復アイテムらしい。


 クールグミ…………メントール系の見た目お菓子のグミ、傷薬(液体)と変わらない体力回復にキズ回復だが、眠気を覚まし回復する効果が在るが食べ過ぎにご注意を………メントールだけに。


 スーパークールミント……… スーパーメントールのキャンディー、溶ければ溶けるだけゆっくり肉体を修復して眠気防御も長く持続するが、噛み砕くとたまに効き過ぎて効果が不明の現象が起きるが、腹を下しても誰も助けないので近くにトイレが出来る場所は必要らしい…………副作用だよねコレ、だが女神アフロディーテは答えない………まあ何でもある屋の商品だから仕方ないか。


(普通のメントールキャンディと変わらないわよ、効果は人それぞれだしメントールの効き目も人それぞれよ……だから副作用かは分からないわ、分からない物を答えられないわよ………不明の現象も人それぞれだし)


 傷薬………体力とキズを小回復………傷口に塗ると回復したり、飲む事も出来るが苦いらしい………が一般的な小回復傷薬、値段は金貨で50ガルドルするが冒険者の値段であるが一般庶民は、その国の銅貨や銀貨の通貨を使ってる為更に安く買えたりする、税金を納めてる者とフリー国籍のフリーランスの冒険者の差らしい、フリー国籍ではない冒険者は一般価格で買えるらしい……国籍の在る国限定で。


 高級傷薬………ある程度の傷を回復する傷薬、剣や爪の攻撃傷を瞬時に塞ぐが血液も少し回復する効果もある、価格は金貨200ガルドルとまあまあするが冒険者が宿屋に一人泊まる値段は金貨10ガルドルで、やや高い稼ぎの良い冒険者が泊まる宿屋は金貨150ガルドルである、ちなみに貴族や王族も泊まるデラックスクラスの宿屋は、一泊金貨800ガルドルするが冒険者も金を払えば泊まれるらしいよ、高級なフルコース料理は別払いらしいけど……ちなみに最高級傷薬は肉体破損以外の傷を回復する、値段は500ガルドルするが味も激苦らしい………嫌だなぁ~。


 マジックポーション………魔力を回復させるドリンクで、栄養ドリンクより更に強めな味らしいが糖質や甘味は無い、全年齢の女性には不評だが回復するにはコレしか無い為に無理して飲むらしい、奇跡の力を使うプリーストやアークプリーストもコレで奇跡の力を回復するが、奇跡を使える技量の50%しか回復出来ない、回復魔法とプリーストの奇跡は違う物らしいのでご注意下さいだそうだよ、たまに魔力と奇跡を両方使えるナースヒーラーが居るらしいが制限が在り、どんなに頑張っても蘇生魔法も蘇生の奇跡も使えないらしい。


 フルーティーボトル………魔力回復ドリンクだが何でもある屋しか販売してない、フルーティーな紅茶のドリンクだが何故魔力回復ドリンクが紅茶かは不明。


 ロイヤルボトル………ロイヤルミルクティー味の体力・気力・魔力回復ドリンク、やはり何でもある屋にしか売ってないドリンクである…………何でもあり屋だな。


(二つ共に普通に飲んでも、美味しいわよ)


 ??? ボトル………ピンクや紫色の液体のとある事に使えるアイテム、二ヶ月に一人四本しか買えないレアなアイテムであり、とある事ににしか使えないアイテムだが基本回復アイテムではないが一応液体で飲めたり、香りを充満させたりと色々使うらしい…………夜のお供らしいよ、基本王様か一部上流貴族や水薄めした物を貴族や更に、更に水に近い物を冒険者や一部その道の人が使うらしいよ高いらしいけど、何でもある屋は何故か本来の安い価格らしい値段だけど。


(ご使用は計画的にね、犯罪は私が許さないからね!)


 蛇香(じゃこう)………回復アイテムだが基本、滋養強壮(じようきょうそう)効果の在るこの世界のあかまむし的なドリンク、一般的には夜の夫婦の営みやら貴族や冒険者野郎がパフパフする店とかの時に飲むらしい、まあ貴族のパフパフはややダークな事もあるらしいよ奴隷とか気に入ったメイドとか。


 竜蛇酒(りゅうじゃしゅ)……… ドラゴンの様な硬い鱗の蛇を酒に長年漬けた酒、滋養強壮もだが体力も絶倫(ぜつりん)クラスにドーピングするが酒に弱い者には、あまりお勧め出来ないらしいが長期ボス戦やモンスター討伐に夜のお勤めの王様も御用達の品らしい、だが味に補償は無いらしい………少し嗅いを()いだが何か………微妙に何か匂う、沖縄のハブ酒とは別物として考えて欲しいみたいだ………飲んだ事無いが、地域によってはフルーツも入れて漬けた物も在るらしい、年齢制限は一部例外的王族や貴族は十五歳以上で、一般は基本十八歳以上と二十歳以上だが江戸時代位の日本に近い文化の大陸は二十歳以上らしい。


 メディカルリキッド………あらゆる身体の異常や状態を回復する、*500mlボトルの容器に入った蜂蜜色の液体、だが日本円に換算して一本百万円する為緊急でも他人にホイホイ使える程安くはない、ちなみにレーベンリキッドは一本の単価は日本円で千円だがこの世界の通貨金額では、1000ガルドルらしい、まあ1000ガルドルから紙幣らしいけどね………ちなみに、メディカルリキッドは王族や騎士以外には保々売らないらしいよ、保々各大陸の王都や首都にしか売ってない代物(しろもの)


 *基本回復アイテムのボトルは200mlだが、レーベンリキッドとメディカルリキッドに??? ボトルは500mlのボトルに入ってますが、ミラクルリキッドは特殊なので少ない仕様の100mlで希少価値も高い。


 ミラクルリキッド………飲んでみないと効果不明な奇跡が起きるリキッドらしい、しかも効果はランダム奇跡らしく誰が何回飲んでも効果は違うらしいが、何でもある屋には滅多に無くアフロディーテ女神の知り合いが作った物らしい、一本約100mlしか無いので不用意には贈答出来ないが必要と思ったら渡すかもね、一応転生特典で50本貰ったが高価だから考えて使わないとね、あと身体に掛けるのは余りお勧めされなかった、あと作った高次元の女神だか神様の名前を教えてはくれなかった? 何故だろうか?


(男受け良いから、教えたくないからよ!!

 特に姉妹の妹の方のアイツだけは…………)


 万能メディカル薬………何である屋限定で全ての身体の病気に対応した液体薬、癌やウイルスが強い物は複数回継続して飲まないと効き目はなく、色々な次元世界の高級薬草や素材を使ってる為に少々値段が高い、ちなみに値段は一本25万ガルドルする………此を元日本人が調合してるらしい、1ダース買うと一本15万ガルドルまで安くなる………10万お得だな。


 聖女の雫………使った対象全ての呪いや精神支配等を解除する、アンデッドや悪魔にも有効だが何か黄色い液体に見えるが…………アレではないよね?


 アフロディーテはプルプル肩を震わせながら、内心全力ツッコミした。


(違うわよ!!)


 オレンジリキュール……… ただのオレンジの果物酒である、意外に寝る前に飲むと体力が翌日全回復しスッキリした目覚めの朝を迎えられるらしい、ホンマかいな…………。


(美味しいわよ、あと寒さ対策にも使えるわよ)


 スタミナドリンク………まあ栄養ドリンク剤だよ、異世界独特の薬ぽいポーション系のだけど………何でもある屋は味が普通に栄養ドリンク剤らしいけど、まあ何でもある屋のはスタミナドリンクではなく『パワリンDX(デラックス)』てのが、売ってるらしい………他にもあるのかな?  ………あとパワリンDXて何か何処かのゲームに在った様な………


(ゲームと一緒にしないで!)


 フルティースタミナドリンク………何かある屋限定販売の、飲み易い魔力や体力に疲労を回復するがフルーツの味は何かは不明な味らしい、試しに飲みたいが勿体ないが勝り飲めない………だって疲れてないし。




 他にも色々有ったが、見きれない…………そしてのんびりとミスティとグリモワールを見ながら過ごした、魔力の使い方やお腹や心臓等に血液の様に全身を巡る魔力の動きを理解したりは中々体験出来ない、魔力は異世界から他のファンタジー世界に転生系の事象(じしょう)により総量も違うらしい、天災とかで無意識に高次元体神様や神様とかを介さずに世界に現れる人も居るらしいよ、魂から新たな身体ではないらしいが魔力を手に入るがそのままでは魔力は使えないらしいよ、下手をすると魔力を内包したまま外にガス抜き出来ない魔力で命を散らす危険も在るらしい、まあ他のアフロディーテ女神様の世界で数百年前に二回あったとか………まあ、大抵ファンタジー世界の人だったらしく問題は無かったらしい。 


 他にも気を魔力の様に理解出来る様にレクチャーを受け、身体の中心から温かな何かが身体を包む感覚を掴んだり、魔神の魔法の特徴とかを聞いてからミスティと和やかに過ごしてたが、出発前に使えそうな魔法を見て読書の様に長々居たら何か威圧感を感じる、そちらを見るとアフロディーテ女神は迷惑そうに見たけど気にしない、時が進まない場所は寝く成らないからグリモワールを熟読出来るし、試しに色々初級魔法を撃っても誰にも迷惑は掛からない為だ……ミスティがどんな効果か、解説をしてくれるし魔法を試射は何か快感だったから、最初は一緒にワイワイしてたアフロディーテ女神だったが刀の素振りは問題なかったが、ミスティとゴロゴロしながらお菓子を食べてたらキレられた。


「もう旅立ちなさぁ~い!!」


 滅茶怒られて強制的に飛ばされてしまった、まあ魔法の使い方や放ち方は研究出来たしあとは本番だけだね、身体に光が満ちながら降下する感覚と共に巨大な青き星に行く。


 そして送り出した本人はと言うと…………


「全く、何時までもまったりと居られても困るわ………彼が此方に来たのは、色々手を回したからだけどそれはこの世界の巣くう悪意を、彼とその仲間しか倒せないから………私は何もしてあげられないから、あの禁呪の法を使い暴走した彼の仲間の様に成って欲しくはない…………」


 超次元体の女神アフロディーテは悲しげな顔をしながら、分身体を置いて他の問題在る世界に旅立つ、そして長い(とき)を経て災厄の扉たるアビスゲートが開かれようとして居た……………そして、アフロディーテの権能を一部譲渡され女神として、とあるハイエルフは就任してから五人目の人間に転生の身体を与えるが、後に本来この世界に来る予定ではない魂だった。


 並行世界の地球と悠一より更に未来の魂が、出会う事の無い運命が二人の魂とエルベアトと新たな人生を歩む悠一と、出会うがこの事によりとある運命すらも変わるのであった、災厄は時として音もなく目覚めるのだった。

 

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