ターニングポイント
オレは今ルガヴィ村に居る、何故かと言われれば恐竜の卵を手に入れる為と、何か痛い視線のアリスさんから逃げて来たからだ、何でアリスさんが怒ってる様な視線を送って来たのかな、まさか他のギルドでもドロップ武器を売ったから怒っちゃった?
この男、ワザと思ってなかろうか?
まあそれよりもだ、長老の言った場所に行きたいが・・・・・・
「また飛んで飛んでょ~」
「とばねぇ~とビチクソつけるぞ~」
ヤメレそんな汚いのをオレに付けるとか、持ってないが汚いから言うんじゃないうんこボーイ。
「あら・・・・・ゴンちゃん、そんな事をお客人にしてるのかしら?」
何故かこのウンコボーイの姉から、凄く怒りの気配が増大する。
「ゲェ!? ネエチャン」
狼狽えるうんこボーイ、いやゴンちゃん? だが驚きは他にも在るが、オレはそれをぽろりと言った。
「姉が居たんだな、ウンコボーイ」
まあまあ大人しい、村の少年がゴンちゃん? の姉の事を言う。
「ゴンダの姉ちゃん、キレると怖いからな」
「今、おれに変なアダナでつけなかったか? にいちゃん?」
ゴンダて言うんだなこのウンコガキ、まったくいつもうんこネタで脅して来るが・・・・本当に姉弟か? あと、怖いにも色々在るからな。
「あら? ゴンちゃんがにいちゃんて言うなんて始めてね、でもゴンちゃんのお兄ちゃんではないわよ!」
「それよりもエル兄、また空飛んで」
この今エル兄ちゃんと呼んでくれてるのは、いつも「遊んで」とオレに言う女の子で長い緑髪のややヤンチャな女の子だ、たぶんこの子は十歳に満たない子供の世代で一番美人に育つだろう幼女だろう、次に今は居ないが正義感が強い割に自分の欲望に忠実な少年は、この十歳にも満たない子供達の兄貴分にして、ウンコ少年………ゴンダを拳で教育する熱血漢が在る少年だが何故かたまにやらかし叱られてる、主に長老に・・・・・因みに長老の子孫の一人・・・・・・・本当にあの長老何歳何だよ。
そして赤茶髪のウンコガキ・・・・・ゴンダは、気に食わないとウンコネタを言う困った少年では在るが、一応村の畑仕事や家畜の世話だけは村の子供全般では良く働いてるが、自分に気に食わない事があると良くウンコネタを言うがたまに、本当に自分のや家畜のを持って来るらしいが、この姉のも使おうとし一時期お尻が腫れ上がったゴンダ少年を見たらしい。
「でも私がお客人と結婚したら、確かに……てでも私はイケメンとイケメンが……………」
何だこの子何かヤバい妄想してるのだが、身体をくねくねして妄想してやがるよ。
「イヤ、オレは今の所結婚とか無理なんで」
「・・・・・・え!?」
(初めて私は、男性から断られました……………何だろう不思議な気持ちがします、何か悔しい様な悲しい様なこの気持ち……………)
何か美人・・・・・レミィさんが固まる。
「レミィネェーが、なんかおかしい」
「そっとしてあげなさいよ」
「そうだな、クソゴン」
「・・・・・いま、俺にまたへんなアダナつけなかったか?」
オレは明後日の方を見た、そしてなんか放心してるゴンダの姉は現在ルガヴィ村で一の美人さんにして、未婚の村の男全てを撃沈させた撃墜王のレミィてあだ名はオレがとある人物に聞いた時に付けた、まあその人物は長老が言えないから酒に酔った人や村長が困った顔をし話してくれた、基本同世代の同性からも友達として良い関係の人も多いが、村で一番白く美しい肌は一人の二番目に美しい緑髪の女性を、狂わせてたまに貞操の危機を覚えるらしいとか、まあ村人全員知ってるが日常の一つのイベント化し誰も止めれなかった為(長老は放任)、もう止める人が居ないがこのレミィて子もクセが強くたまに外部から来る若い男性と、村で一番のイケメンのアレな妄想をする言わゆる妄想BL女子らしい、ちなみにその貞操を狙った相手はレミィさん狙いの百合さんだ。
身内にもBLに命燃やすの居たから怖い、まあ妹は薄い本や芸能人の姉が書いた本とかを読み漁ってたが、だがそのBLのレミィさんが何か変な妄想してるが、まさかオレがBLのオカズにされてるのではなかろうな・・・・・・少々元の顔より、あのプロテイン筋肉好き女神さんにより普通レベルの顔に成ったが、あのイケメンよりは遥か下の筈だ・・・・・何か寒気が。
「キャ!?」
なんか上空から金ダライがオレではなく、何故かレミィさんに直撃した……………風に流されたからだろうか? まあ、オレは運良く助かったがレミィさんは弟から呼ばれて来た父親が運んで行く、傷薬を持たせたら礼を言うレミィさんとゴンダの父親、何か申し訳ない気分に成る。
「レミィ姉ちゃんの事よりもエル兄、他の子よりも私とも遊んでよ」
赤毛で何かクセ毛の女の子は、名は確か長老がルナとか言ってたが、この子も長老の子孫でありあの十代以下の子の兄貴分の親戚の子の一人、長老曰く「ワシの可愛いルナは誰にもやらん、クワァー!!」とか言ってたな、だが長老に一言言いたいねん・・・・・年端も行かん幼女に手を出す程変態紳士ではない、あってたまるかよ! と言いたい。
「肩車してよエル兄」
「仕方ないな、ルナ・・・・・」
だが他でも金ダライが落下してたらしく、父親と若い男性に肩を借り運ばれてる女性が居たが、確か村で二番目に美しい女性だがレミィさんの貞操を諦めず狙う村の残念美人ナンバー2のルミナさんだったな、そもそもこのルミナには親が決めた許嫁の彼氏が居るらしいが、レミィさんに張り合う内に何故か嫌いが好きに成るに似た何かにより、同性愛に目覚めてレミィにあしらわれると喜ぶ性癖まで誕生してしまったらしい、今や親も彼氏も頭を抱える女性に育ったルミナさんで何か謎理論でレミィさんの子が欲しいと、たまに水浴びする川で襲うらしいが大抵小さな子の鳴き声と、近くに居る子供の母親のご婦人方にタコ殴りにされるらしい。
結局子供達の空飛ぶ遊具に半日付き合い、長老から更に血走った目で暫く見られたがルナをかまわないとそれはそれでめんどくさく成る、あの子孫のルナ可愛いバカジジイめんどくさくから、あとレミィさんの父親に息子のゴンダではなく通りすがりの村人に聞いたらしく、何か物凄く謝って来たがどさくさに紛れて「娘を嫁に」と言ったが断ったら、長老が「一夜男女の関係に成って、あの娘っ子を異性に興味持たせて欲しいが…………まあ責任はワシが取る、先っぽだけで良いから」とか言われたが、そん無責任はする気はないので断ったら諦めたようだ。
今のエルベアトは知らない、この世界は未婚で子供を授かる女性が多い事をそして、村が未婚の女性の子育てを積極的に支援してる事も、気に入った冒険者を女性から襲ったり気に入った冒険者を誘惑して、その人の子を何としてでも手に入れたい執念が有ったりする、たまに村推奨で冒険者や旅人の男性を毒牙に掛ける村まで在る、とんでもなくハーレム・・・・・いや恐ろしい世界である、大抵その村は若い女性が多く若い男性が保々居ない村で、二十代後半の働き手がは居るが二十代以下は保々居なく足りない為、親族の血を濃くしない為に推奨してたりする、同じ遺伝の血が濃く成るとどうなるか分かってる為。
だがルガヴィ村の様に基本そんな欲が無い村も在る、特にルガヴィ村は普通|の人間より長生きで、二十歳を過ぎると年齢が二年~三年で一歳しか歳を取らなく成るが、長老はとある事実上により遥か太古より生き続ける伝承者の一人だがボケてる為、役目を忘れて居るが長老が認めた男とその娘の父親か母親か親類が認めた場合、特例で男の子を宿した場合手厚くその娘をサポートする仕組みだが、長老が認めた男は過去に居なくそしてやっとその時が来たら認めた男に断られる結果に成った、因みにエルベアトが泣き脅されてノーカンにしてる関係を持った人物は、エルベアトの甘い考えを跳ね返し見事本懐を満たしたが後に、エルベアトに恋してしまった誰かさん達は郷に従えを突き進み、エルベアトをハーレムにした者達が後に出会う。
何故達かは後に分かる。
そして長老の役割はボケて忘れてるが、遥か昔に伝説に成る前に仲間だった大親友と呼べる悪友と仲間と成長し、パーティーが解散し後にルークが世界を救う冒険者に成りそして最初の友人たる、ガウリースはルークからとある想いを託され今を生きる、ルークとの若き十代の頃のヤンチャをした想い出を今も忘れずに居る、伝承する内容は忘れたが。
ルガヴィ村は小規模とは言え、実際の人口は少なくはなく獣モンスターや鳥を追い狩に出てる者や、次の移動場所数ヶ所を確認して移動可能か確める先発村人や、リスク分散し家畜を在る一定の数以下にしない様にする為に新たな遊牧の村を作る者達に分かれてる、後にフラーラの村が誕生するがそれは普通の人間と共存を目指した村であるが、長老がとある魔物が消えた事により歩み寄った為だが、だが一部の開拓中の村はその魔物により壊滅して犠牲者も多数出た。
後にフラーラの村から船が出て、とある雪国とフラーラの貿易が始まるがその貿易が始まり軌道に乗った頃、一人のやや黒髪メッシュが入った白髪に近い紫の髪の少年がとある場所から来て、更にフラーラは発展ととある二人を引き合わせる事に成るが、約二名少年の髪を見て面白く思ってない女性が居たりする、少年の母親は何年も待ってたりするが。
そしてこの世界の夫婦だが、妻が二、三人の冒険者の夫婦は普通であり、なかなか一人の妻を娶る一途な冒険者は尻に敷かれた紐か誠実か、逆ハーレムの旦那の一人でしかない為だが大抵一般は一人以上の妻と結婚出来るが、経済力が無いので出来ないのが普通であるが、表向きは王族と冒険者だけ一夫多妻と認識されてるのは経済的な面がある、貴族に一夫多妻を全てに許すと王族以外でも権力争いが起きる為だからだ、たまに貴族で不倫をしたりメイドを手篭めにするが、基本後で相続や親戚類の跡目争いで血の争いに成る。
そして一夫多妻を許されてるのは、世界的には食糧難の国は王族だけだが国により内容が一部違う国や土地も有るが、基本不倫で無ければ一般と冒険者と王族だけに許されてる世界である、そしてこの世界は何故か女性の出生率と生存率が異常に高い為、あと女性の死亡率は駆け出しの冒険者女性殺しのモンスターと盗賊や悪貴族に襲われた者達だ、そしてモンスターと悪人と病気以外は死亡率は基本低いこの世界の女性達。
逆にとある惑星ではやや男性が多く、女性は平均な人口さえ在るがそれはこの物語が終わった次の話に成るかも知れない。
翌日事件が起きたらしいが、それはレミィさんがBLではなく何か恋する乙女の様に空を見上げ、そしてレミィさんの貞操狙いの百合のルミナさんも彼氏に興味を失い、何故かレミィさんにも興味を失い何か喪失感の憂いの顔で此方も空を見てるらしい、何かアフロディーテ女神さんの金ダライは何か不思議な効果がたまに在るのだろうか?
まあオレには関係無いので長老に挨拶をし目的の地へ行く、そしてオレは恐竜の長い巣の空気穴を探す、長老が空気穴の大抵の場所は卵が茹でない程度に暑さが抜ける穴とか言ってた、まあ小さな自然のダクトらしいがテレポートで一応恐竜の巣入り口洞窟前に来た、洞窟は浅いが恐竜が出入りするには都合が良い大きな洞窟穴であり、あと何ヵ所か巣の入り口が森に在るらしい。
だが冒険者が卵を取りに来る場所は、ミズーリの街に直線で近いこの大穴で有り難易度は一番低いが、生存率とミッション成功率は最初から低いが一攫千金(約一万ガルドル)の価値が有るらしい、特に土竜だったかはアリスさん曰く国で運用する貴重な恐竜の卵らしい、たまに乗る方の鳥系恐竜の走竜が居るらしい、羽毛がふさふさで孵化した時に人間を認識させれば、馬よりも早い騎馬成らぬ騎竜隊の完成だが手に入れるには色々大変だし、人間の育てられた走竜同士だと何故か勇ましさが欠け野性味の無い、牙が抜かれた走竜にしか成らないらしい。
まあ自然以外の繁殖はこの世界では難しいみたいだ、希に闘争心が強い個体も生まれるらしいが、確率が安定しないし同じ両親で繁殖させても次も同じとは限らない、まあ競走馬のサラブレッドと変わらないな、名馬の弟だからって兄と同じ成績は出ないし、逆に兄は平凡でもたまに名馬に成る弟も居るし。
さてと一応入るかと行くと、三人の男が恐竜の巣の中から出て来てオレを見るなり、近付き声を掛けながら言う。
「よう、お前さんは噂のルーキーだな、悪いことは言わん一人で無闇にに入るな、まあ俺達三人はB級でそれなりに実績を残してるからな、そろそろA級も視野に入れてるが卵でA級はショボいがまあ、最低でも始めてのやつはシティーシフとか前衛の斥候は必要だぜ」
長い前髪で左目が隠れた黒髪の、二次世界大戦のドイツ軍服の様な服装の渋い男に言われる。
「まあ俺達は隠密スキル使って、巣に入ってるけどな」
「フッ・・・・・だな」
仲間の二人がネタを暴露するが、まあ一人「フッ」しか言ってないがなんかクール過ぎるイケメンだな、そして軍服の服装の男が名乗る。
「自己紹介は俺から名を名乗ろう、俺はバルクマン一応コイツらのリーダーをしてる」
少し間を置きオレも、パウエルさん達に名乗る。
「オレはエルベアトです宜しく」
オレがバルクマンさんと挨拶の握手を交わし、そして白髪でクールガイな男が頃合いを見て名乗る
「俺はグレイだ・・・・・宜しく」
「宜しくです」
何か某余り喋らないゲームの主人公に似てる、しかも凄くクール過ぎる・・・・憧れるクールだ、服装は白のパーカーと和風の黒の服にありふれた黒い冒険者のズボンに長剣に近いクレイモアらしき剣を片手に持つ冒険者、もう一人は青いパーカー服に白いズボンに青い長剣型の剣を腰に下げた男が名乗る。
「そして俺が、パーティーで一番若いパウエルだ宜しく」
「よろしく・・・・・」
(何か陽キャ過ぎて苦手な雰囲気だな、パウエルさん)
茶髪のイケメンのパウエルさんが胸を張り言うと、バルクマンさんが言う。
「普段は真面目なクセに、たまに新入りとかに見栄を張るよなパウエル」
(えっ!? このチャラい感じで見栄を張ってるの!?)
真っ赤な顔でパウエルさんは、バルクマンさんに言う。
「うるせーよ、リーダー恥ずかしいだろうがよ!!」
「・・・・・・・・フッ」
「グレイは、言葉が少な過ぎるからもっと喋れよ!」
そうパウエルさんに言われ、グレイさんは遠慮無く言う。
「この前、アリスさんに玉砕してた奴は誰だったかな・・・・・フッ」
「今は言わなくて良いだろ? なんで今、俺の古傷をえぐるんだよグレイ!」
どうやらアリスさんにコクり、玉砕する冒険者は多いらしい・・・・高嶺の花てやつだな。
「やれやれ、注文が多い奴だ・・・・・・フッ」
「「フッ」じゃねぇーよ! 俺の去年の古傷をえぐっといて「フッ」じゃねぇーよ!」
なかなか面白いコントだが、去年の話かよフラれたの………フッ。
「そこ、面白がるな!」
パウエルさんに指を指され怒られた、何故かオレまで巻き込まれたんだ? 少し笑っただけなのに、だがその後巣の色々な注意点や大型の恐竜が興奮してる東は止めとけとかアドバイスを貰ったが、その情報と長老の裏技を使う為に少し巣の状態を見てからにする、三人が去って中の状態を見てからでも遅くはない。
「まあベアトなら、普通に恐竜倒せるでしょ・・・・どうせ恐竜は、年三回は卵を産卵するし結構増えてるから少し減っても問題ないわ・・・・・前にも言ったわよね?」
? 言ったけ? この頃濃い日々だから覚えてないな、昨日は色々あったし。
「まあそれより先に、恐竜の巣を見てみよう」
オレはゆっくりと恐竜の巣に入ると、うす赤色をした明るさが奥の洞窟に見える、洞窟は恐竜が余裕で通れる構造に成ってるが何ヵ所かは人が隠れれそうな鍾乳石の柱が在る、基本巣の洞窟の地盤は硬く恐竜が興奮して鍾乳石が一部落ちる程度以外は、全く頑丈で恐竜にとっては良い巣なんだろう・・・・・やや蒸し暑いが、あと何ヵ所かに道が分かれて居るがこの入り口付近は五ケ所に分かれてるし、何か深い穴が数ヶ所在る・・・・・穴の下は水脈が在るみたいだ。
「この巣の下には水脈とマグマで熱された地下水の温泉と、マグマが深い場所を流れてるわね、その内西側で海底辺りからマグマが出るんじゃあ無いかしら?」
噴火てそんなもんだったかなと思いながら、一回ムシッとした恐竜の巣から出た・・・・・外涼しいが、そう言えば何か色によって着物装備の特性が在るとか言ってたような、まあ売る覚え程度だけど。
早速だがあの江戸時代の時代劇風の、旅の服装・・・股旅用着物や道中合羽だが決して八兵衛ではない助さんとかだ、身軽な銭形平次位の格好だろう……………何かすうすうするな、通気性装備によって違うのは当たり前だが、下は余り変わらないな履き物・・・・裁付袴だったかは予想よりも涼しいぞ、白い着物の時に穿いてるのは涼しく無かったが。
因みに千石さんやトノサマは武士の旅服装だ、千石さんて誰かって? あの名作三匹が斬り倒すに出て来る、毎回腹を空かせお地蔵様の供え物を手を合わせた後で食べて、腹を下す八兵衛とは違うが旅金が無く飢え死にしそうな千石さんに決まってるじゃあないか。
再びテレポートし長老が言ってた付近の、東側の通気孔を探すと何ヵ所か深い穴が在ったのでフリーゲンを使いゆっくり降りる、穴はモンスターが落ちても不思議ではない位は大きいし、相撲取りでもギリギリ行けるが生存率と高さに途中で引っ掛かるリスクはある。
ゆっくり降りると薄暗く成り、最終的にはやや赤い色をした薄暗い巣の入り口と変わらない、まあ普通に見えるし夜目も利くので問題はない、でないと普通にレッドキャップやアサシンゴブリンとは戦えない、隠密を使いモンスター対策はして進む。
だが少し行けば意外に近くに在ったが、身長よりも巨大な卵だが問題はない第五の収納庫の動物や仲間にしたモンスターを、ポケットワールドの世界のその生物が生息出来る場所に転送される為だ、あとこの恐竜の卵は孵化までそんなに遠くないので食べれない。
まあ向こうで孵化すれば、家畜と同じく食べれる筈だ・・・・・・・・たぶん、それに恐竜は植物モンスターばかり食べてはない、草原の高級な薬草やハーブなんかも食べてるのや好んで食べてる個体も居るし、甘く香り高い樹木の葉なども食べる種類も居るらしいが、香り高い樹木自体が減り続けてる・・・・・原因は減らない恐竜達、天敵は人間だしその人間も今や彼等には天敵とは思って無いとかミスティが言ってたな。
それよりも近くにまだ在りそうだから、隠密を使い向かうと産んで一日と鑑定された卵に半日経過と無精卵の卵を発見、割られる前に回収し更に有精卵半日と一日と二日をゲット、無精卵と有精卵交互に味見をしよう、長老が美味い調理法を知ってるかも知れないが、シンプルの可能性も捨てきれない。
更に砕けた卵も売れるらしいので回収し、素材収納庫に何個か入れるが・・・・・無精卵の産む場所なのか? 結構てんこ盛りの山盛りに古い砕けた卵の残骸もある。
「何かに使えるかも知れないな、サブさんに聞いてみるか・・・・」
ネコの職人なら何かに使える可能性が有るからだ、この先は親恐竜が興奮し走ってるので戻り脱出し、他の穴も探した結果は無精卵十三個に有精卵二十個で内五個が羽化に近い卵、中間は八個も在ったが食用に向くのは余り無い、無精卵は逆に食用に向くのしかない。
夕方近くに成ったので、ルガヴィ村に戻り長老に聞いたが大抵は火で殻を焼き、石斧でてっぺんを砕き蒸しあがった卵を塩で食うらしい、まあ卵の殻は石のように硬いからねだがその調理法は断る、蒸し焼き何て勿体ないから何回かに分けて子供達と長老一族に振る舞ったが、何を振る舞ったかは卵焼きだ……だし入りのね、あと結構居たから腕がもげそうな疲労感だ。
結構味は色々試したりしたが素材自体は濃厚、おやつなら濃厚系のプリンとかに使っても普通の濃厚とは違う濃厚なのができそうな予感、あと子供達は大人達から腹一杯まで横取りし食べてたよ、何かもう少し作ってくれアピールが有ったがオレの知った事ではない。
翌朝は宿テントから扉を出して、ポケットワールドに行って今はサブさんとヨルにヨシさんと居る、一応宿を管理するおっちゃんには隠密で姿を隠したりしてるから宜しくと言ってある、まあ居なくてもそのままにしといて貰う為だ。
一応何時もは村の長老のテント家に近い方の宿テントだが、今回は長老のテント近いが二十基のテントの際奥に泊まってる、一応スキルで少し出掛けてるがそのままにしといてと言ってある。
「何かワクワクするなヨル」
「あんなデカイ生き物でしたからね、親方」
何かヨルとサブさんが言ってるので、この話は終わりにしオレはヨシさんから恐竜肉の状況を聞きに来たら、予定より早く解体が終わったらしいが何か二人は知ってたような話をしてた様な。
「なかなか良い肉質ですよ、臓物なんて売り始めて即完売ですよ」
ニヤニヤが止まらないヨシさん、それをやれやれと見るサブさんとヨダレが口端に光るヨル、一部肉はヨシさんの家の敷地でキャンプ用焼肉グリルで焼いて、止まらない柔らかい肉質と他の異世界焼肉のタレのコンボ、ご飯はヨシさんのご好意により炊き立ての釜のご飯を大量に食べたが、オレ達は止まらなかった・・・・・・・いや止められなかった、肉から溢れ出す肉汁に柔らかな肉に溶ける様な食感はたまらん。
「ご飯以上に肉が進むよ親方」
「魚好きな俺が肉に………肉に…………」
魚派らしいサブさんに、四人の中一番食ってるヨルにそして結構食べてるのに満腹感に満たないオレと、チマチマ食べながらも何か目を光らせるヨルさん。
「あと恐竜の卵を今日持って来たよ、ヨシさん」
シャキンと更に目を光らせるヨシさん、そして食べたそうに気配を背後から出す二人と、何故か居るヨシさんの娘さん・・・・・・何かワクワクしてるのだが、卵を出して見せると全員顎を外し元に戻るまで時間が掛かった。
「此は売れませんね……」
(規格外過ぎてちくしょう! 売って大儲け出来ない、持ち運べない商品は敬遠されるし中身は生物だから、下手すると後でクレームでの賠償金を請求される)
何かヨシさんが大人しい、何か不気味だ。
ヨシさんの店から出て拠点の地に戻り、卵の欠片をサブさんに託した。
「任せろ、ヨシより断然信用あるインテリアと細工職人に渡しとくぜ」
この判断が後に、とある少女が忙しく働く事に成るとは誰も知らない、そう本人すらも知らない。
「じゃあ宜しくサブさん」
「任せろ」
握手をサブさんと交わし、山程在る大量の恐竜の卵の欠片達はサブさん固有のインベントリーに入れ、新たに庭の要望をした………新たな要望は、巨大な桜と雨が降ってもお茶を飲む場所だけで降らない結界や、ティーテーブルとか色々要望をした。
ポケットワールドからテントに戻り、ルナちゃんに捕まり肩車をさせられ長老にまた血走った目で睨まれたが、ルナちゃんに「長老に肩車して貰ったら」と言ったらルナちゃんは言う、「大ジジは直ぐバテるからイヤ」と言い長老は地面を悔しそうに拳で叩いてた、地面殴る住民多過ぎないか?
翌日に旅立ちブルームに昼に着く様に、街の郊外に戻り・・・・・名前忘れた赤茶髪の兵士に手で挨拶をし、冒険者ギルドに行き受け付けに行くと不機嫌だが体調が悪そうなアリスさんが居た。
「こんにちわアリスさん、体調が悪いんですか?」
(オレを見た途端に膨れっ面に成ったけど、それよりも何か顔色と少し苦しそうな顔だ)
「こんにちわエルベアトさん、昔からの体調不良ですからお気になさらず・・・・・・」
(何で体調が悪いのは分かるのよ!! あと、この前妹の匂いがエルベアトさんからした理由を聞いてませんよ(怒))
何か不機嫌が増した気がするが、それよりも昔からの体調不良なら昔から薬を飲んでも治らないて事も在るし、色々な意味で試しにミラクルリキッドを渡そう万能メディカル薬は効く可能性は在るが、長く毎日飲む必要な病気も有るしミラクルリキッドなら奇跡を起こすらしいし、体調が良く成るまで飲めるし一本一本奇跡は違うらしいし、まあ今の手持ち四本しかないが。
アイテム収納庫からミラクルリキッドを出して、アリスさんに渡した。
「体調悪いなら、此をどうぞアリスさん」
何か警戒しながら十二角形の100mlの、何かオレンジジュースの様な色をした液体入りの小瓶ボトルの瓶栓を開け、何か匂いをテイスティングすると何か目が輝きアッと言う間に上品に飲み干すが、何が起き何を飲んでるのか理解が出来ない周りはやや遠巻きに好奇な目で見物する、まあエギルギルマスは何かを察してる感じだ。
「甘くて柑橘系の味ね、もい一本下さい」
思わずズッコケそうに成ったが、徐々に顔色は良くなる。
「一応それ、甘い飲み物ではなく薬の様な物なんですが………………」
「……………!? くぅ~!? ……………………」
事実を知りてかジュースと、最初から言ってないが勘違いに恥ずかしく真っ赤に成って行くアリスさん、そんな表情を初めて見たこの場の全員は何かに拝んだり女神や神々に感謝の言葉を捧げたり、何人かゴツいやゴブリン…………見なかった事にし何か床に手を着き叩いてたな、何か体液垂らして……………涙ではなさそうだよ…………たぶん。
あと人混みを確認したが、バルクマンさん達の姿は見えないからまだ、草原に居るらしいしがそもそもテレポート使ったから早く来たのだから、来てないに決まってるな。
アリスさんの顔色は分からないが、真っ赤な顔を隠してるがギルドに来たのに対応して貰わないと困るが、エギルギルマスに視線を送ると「仕方ねぇ~なぁー」て顔で来いて合図をしてたので行く、見習い新人ちゃんは何故かアワアワしてたが、やや遠回りしエギルギルマスの後を追い向かった先は、初めて入るギルマス専用の部屋だが防音や何かに防犯の魔法だかの反応が、スキルを通し判明するがまあギルマスだし貴重な資料やら閲覧禁止の、機密書類とかが部屋に在るんだろうと思った。
後に続き入ったギルマスの部屋は、エギルギルマスに似合わない整頓されきちんとジャンルと色分けされた分厚い本の本棚、魔法でコーティングされたバラは枯れない様に成ってるらしいが、絶対花瓶のセンスとかはエギルギルマスではない、広い室内で奥のギルマスのデスク近くで秘書の様にテーブルで書き物をする、絶対あの聖母の様な笑顔に金髪ボインの女性のセンスだろうと思う、そのエギルギルマスは中央のソファーとテーブルを部屋の端に軽々と移動させてた。
そしてエギルギルマスは一通り準備が終わると、金髪の女性を呼ぶ「妻には初めて会うよな、まあ会わせた事は無いと思うが」と、何かマウントを取る様に言うが人妻に興味はないし爆巨乳クラスの女性にも興味はない。
「初めまして~ 私は、エギくんの妻のエリナて言いますわぁ~ 旦那様と共に宜しくね」
「エルベアトと申します、ギルマスにはお世話に成っております」
のんびりした口調で、そう自己紹介するエギルギルマスの奥さんのエリナさん、何か良く結婚出来たねとしか思えない野獣とのんびり美人姫て感じだ。
「何か失礼な事を思われてる気がするが、今度は何を持って来た? 絶対普通では無いのだろ?」
確信してる様にニヤニヤしながら言うが、奥さんのエリナさんは何の事か分からないて顔をしエギルギルマスを見上げる、やや苦労しながら………………大変なんだな……………身長差有り過ぎると。
「まあ慌てない慌てない、一応無精卵ですが卵として食べれますが、どう評価するかはエギルギルマス次第ですよ」
それを聞いてまさかと顔つきが変わる、奥さんは何がなんだか分からずに居るが、卵を在る一定離れてから出したが微妙に何か部屋が狭く成った気がした、あとエリナさんがポツリと言う「あらあら、大きなオムレット作れそうね」と、声はするが二人の表情は見えないがエリナさんが天然なのは察っせる。
「仕舞ってくれ」
そう言われたので仕舞うと、エギルギルマスは呆れ顔だしエリナさんは何かガッカリしてた、本気でアレをオムレットにする気だったみたいだたらしく、エギルギルマスにおねだりを開始したエリナさん。
「ねえ~ エギくん」
困った顔をして恐る恐る、自分の奥さんに顔を向けるエギルギルマスは聞く。
「なんだ? エリナ」
(スッゲー嫌な予感がするぜ)
「あの卵をね、私欲しいの……」
上目遣いでエギルギルマスに言うエリナさん、なんだこの聖母天使の皮を被った小悪魔さんは、恐ろしいな女性とオレは思った。
「────あの卵を……………ねぇ」
エギルギルマスは奥さんに弱いらしく、ダメとは言えないが良いとも立場上言えないエギルギルマス、だがエリナさんの欲しいのアピールにエギルギルマスは財布を腰辺りから取り出して見てから、エリナさんに言う。
「俺の手持ちでは、買える様な金がない」
「そうだったわ!?」
何かに納得したみたいだ、一応他の部屋に行き無精卵の恐竜の卵は凄く貴重な為、プレミアム価格で国王様が買い取るて話に成った、一応中身が腐らない様にここの領主の使いの爽やかなイケメン、何か連れて来たアリスさんが困った顔をしながら一緒に入って来たが、恐竜の卵を見た途端にアリスさんは放心し、領主の使いのイケメンもアリスさんと同じ顔で放心してた。
「姉弟揃って放心すんなよな…………まったく」
因みに無精卵の半日の方を、エギルギルマスに誰が持って来たとか今回は卵の冒険者カード実績は無記録の約束で渡してる、その卵は一部てっぺんを砕きボールにエギルギルマスが入れてそれをルンルンと、ギルドのレストランの厨房まで持って行ったみたいだ。
まあ一日で食べれないから、コックや従業員が後で賄いとして遅い昼とかにして食べたが、一部女性従業員が何かイケメンのコックを襲ってたらしい、しかも肉食女子てよりケダモノ化した男に飢えた女性の様にだそうだ、因みにその数ヶ月後見事におめでたが発覚したらしいが…………同じ男のイケメンシェフに、数人の美人従業員の嫁が……………この先大変そうだがオレの責任ではないが、何をしたらそうなったんだ?
因みにエリナさんは夜中、エギルギルマスを沢山求めて来たと此方も数ヶ月後におめでただったが、何故か感謝された……………惚気るギルマスから、まあこの時にはオレは大切な女性達が居るけどね、あとその女性達には卵は食べさせてないよ、あの事を知った後にはね…………アリスは何かに言いたげだったが、因みにこの時の子は二人目らしいが何故か産まれた後に見せて貰ったが、全くエギルギルマスのイカツイ…………まあイケメンな男の子だったよ、しかも金髪に銀髪メッシュの髪だったがエギルギルマス曰く、「俺はスキンヘッドだが、眉毛と顎髭を見ればわかるだろうよ」と言われて納得した、因みに長女は父親に似てない天使の様な幼女だった。
後に彼氏を複数連れて来るが、エギルギルマスが大爆発寸前だったとエリナさんが後に笑い話で話す、てかエリナさんが数年経っても老いる気配は無かったがそれは未来の話だ。
未来のあの日は、転生した人かなと本気で思ったな~ 長老の血族と、後に知るまでは…………どんなに居るんだよ長老の血族一家。
因みにエリナさんの両親は、エリナさんが結婚後世界旅と言って貯めてたお金を使い西に行った様だ、何か新しい大陸の新しい街で今は住んでるらしいが、日ノ本経由で無いと行けない大陸らしいよと色々聞いたりした話では。
こうしてオレは濃い一日と、何故かこの日からアリスさんから熱い視線を受ける様に成った、因みに領主から使いとして来たアリスさんの弟に後で感謝された、明るく朗らかな笑顔を見たの相当昔以来らしいが、それって幼児辺りの頃とかてオチではないよね?
翌日何かやつれてるが機嫌の良いエギルギルマスに会い、卵の報酬はエギルギルマス経由で三玉分、約150万ガルドルが送金されたがそれを銀行で引き出して使い、ミラクルリキッド等を補充したがタイミング良く売ってたからだが、ややアフロディーテ女神さんに貰ったら資金に陰りが出始めた、まあ結構高い物だらけだから仕方ない。
こうして何か色々有ったが、更にこの後が大変だったのでまあオレは、この世界では忙しい立ち回り何だなと思ったよ。
ギルドに用事は終わったし、この後の予定は二日の休みを取る事に予定を組み、アリスさんに「早く私に会いに来て下さいね、明確には今すぐ」と言われたが、何かおかしいよ今居るやんと内心ツッコんだ。
まあその内あの小説の字を教えないと成らないし、現代日本語と同じ並行世界の地球の恋愛ハーレム小説だからね、しかも主人公はハーレムを最初望んでは無いがヒロインに何故か諭されて、好意を寄せる他のヒロイン達も受け入れ恋を育てながら皆で世界を救う物語だ、最終的にヒロイン達と仲間に成ったカップル達と力を合わせて、数の暴力でラスボスを倒し幸せに成る小説の一巻らしい、何でそれをアリスさんが選んだのかこの時のオレは知る術は無い。
まあ表紙のヒロインの絵は、オレが尊敬する女性漫画家の絵に似てたから選んだ内の一冊だ、他には主人公がトラウマから支えた一人のヒロインの献身による、少し叡智な描写と表現付きの小説だが漫画は特に叡智ギリギリ攻めだ。
アリスさんは新妻の様に、オレを送り出したはずだった…………後ろを振り替えれば彼女が居た、そして言う「やっぱり今すぐに、ギルド辞めてエルベアトさんと一緒に行きます」と、明るい笑顔で戻り「バカもんがぁ~!!」と叫ぶエギルギルマスの声が、ギルド外の少し離れた場所からも聞こえた、涙目で帰って来たアリスさんは言った。
「私の命の恩人なのに、長く大変な病気だったのに初めて普通に走れる様に成ったのに…………私が、心臓の病気在るてそして今あの飲み物で完治したのに、それを信じてくれないのよエギルオジサンは、それにエギルオジサンが引き継ぎ終わるまでダメて、怒られました…………だから一ヶ月後に私を迎えに来てね、来ないとお父様に頼んで有りもしないデマを使って探しますよ」
何か怖いんだが、アリスさんの父親がどうやらそれなりの権力者で、後にエギルギルマスが何故オジサンと呼ばれてたのかは後に判明する、まったく驚いたよ………アリスさんの父親の方でね、あと心臓病に効いたかはミラクルリキッドにしか分からない、あと寿命が数年の命とか主治医に言われてたらしいからね、子供の頃は観察要必要だったらしいけど。
アリスさんを迎えに行くのが決定事項に成ったので、アリスさんに旅をさせる訳にもいかないので色々休暇に考えないと行けない、休日にするとは言ったが結局はポケットワールドでのんびりしたり、アフロディーテ女神さんの未読のメールを読むつもりだった、あと拠点のお風呂にある温泉で酒か炭酸ジュースを片手に、疑似タブレットでアニメかアニメの映画を見る予定だった。
疑似タブレットだし見れる筈だ、たぶん……………そうじゃあないと拠点のテレビの意味が無くなるからだ、たぶん・・・・・・・
まあアリスさん可愛いし、後で追われるのも嫌だしオレは承諾し街を去ったが、門を過ぎたらいつの間にか待ち伏せされてたが、一応先制攻撃されるがあのゴブリンみたいな冒険者それなりに腕は立つが、あのレッドキャップやアサシンゴブリンに途中から本気で襲われるよりも楽だったから、避けながら反撃を試すと技が閃く。
自然に身体が動き、カウンターを溝内に放ち倒すが全く怯む事無く来るが、途中で兵士に全員捕まりオレは正当防衛が認められた為引き返さなくても良かったが、ゴブリン顔とその共犯者達は罰金刑に冒険者カードに要注意人物記載と、ワンランク降格ペナルティを食らい大人しく成ったらしい、その内の数人は東から他の大陸に行き大人しく冒険者を続けてるらしい、パーティーの仲間達に追放されたらしいから。
まあ野郎パーティーが三組程消え、後にバルクマンさん達が色々躾の成ってない冒険者を教育したらしい、まあ何故かパウエルさんが後に愚痴ってたけど、「何でオレまで教育されるんだよ、おかしいだろ? そう思うよなエルよ」と言われた、因みにいつの間にかバルクマンさん達から親し易く、エルとかベアとか呼ばれてたが「ベア」だけはやめて下さいよバルクマンさん、オレは熊ではない。
こうして濃い一日の前半は終わり、オレはブルームの街近郊の湖の更に奥の、今は誰も住んでない廃墟からポケットワールドに行った、何故この廃墟を知ったかと言えばブルームの冒険者ギルドに、廃墟調査求むが有ったが数年誰もやりたがる者が居ないらしい、何故かと言われれば近くでサキュバスの忍者に襲われて骨抜きにされた冒険者や(生気をスティールされたらしい)、大きなコウモリの翼をした少女に骨抜きに(血をスティール)された冒険者が居たらしい、まあ結構前であり真相は闇の中らしい。
それ以来依頼を受ける冒険者は居ないが、新人の度胸試しに使われるがたまに動けないで倒れてる新人が居る様だ、しかも全員その時の記憶がないと言うホラーがある為近年は、そのイベントすら冒険者はやめたらしい。
水棲系モンスターも寄らない廃墟は都合が良く、少し錬成の練習に廃墟の一部を直そうとしたが、廃墟は外観だけで内装は埃も無くただ崩れた天井の一部と装飾品の残骸のみ、問題は無かったので少し奥の部屋に行きそこから行く事にした、部屋は綺麗で掃除をしてる様な完璧さだったが何故か白い真新しい棺が部屋の真ん中に有ったが、どうせ魔法でコーティングされた誰かの悪戯だと思い、無視して部屋の隅に白い観音扉を開き拠点前に出た。
「さて、じっくり休むぞ」
ガタゴト
何か背後から音がする、そう棺がガタゴト音を立ててる様な音が、ふと振り向いた先に見たのは・・・・・・・・オレは驚愕した、それも何故かオレを見てアクビを止めオレを見て固まった。
次回に続く。
??? 「何か私を化物扱いしてないかしら?」
アリス「実際に化物ですよ、ヴぁ………………」
口を全員から塞がれるアリス、さて??? の正体は如何に次回登場を待て。
ロドルフとは違うハーレム分岐点です、在る√とは違う話しにする予定で居ます。




