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プロローグ

ああ、また発揮してしまいました。続きを書くより他の物を書いてしまうという駄目っぷり。しかも変態的。今回は正直変態を書きたかっただけです。

そんな僕を貶してください。そして広い心で許してください。

あ、因みにエロスはダメ、ゼッタイという人は、Uターン推奨です。

「ひとえに美少女といえども様々なタイプが存在し、また人それぞれによって美少女の物差しは違う。たとえば僕は、活発で運動好きの健康的な子が好みであり、髪はショートからセミロングまでの長さがベストだと考えている。健康的な小麦色の肌、鍛えられた太腿、少し汗ばんだ腋、そして時折見える臍の絶妙なチラリズム。はからずとも悩ましげに醸し出されるエロティシズムに僕はリビドーを感じずには居られない・・・・・・あ、スパッツも有りだと思うぞ。まあつまりスポーツ少女万歳という事だ」


「お前は早朝から何を言ってる」


「何って、分からないのか」


 現在の時刻は朝の七時。教室には俺と目の前にいる自称紳士の阿武野 眞流尚(あぶの まるひさ)しか居ない。


 そんなひっそりとした空間の中、何を思ったのか自分の性癖をカミングアウトである。意味が分からない。と言うか俺にしてみれば解る解らないでは無く解りたくない話だ。この男に羞恥心という物は無いのだろうか、と今更ながら思う。


「僕の性癖と自論を少々だ・・・・・・聞こえなかったならもう一度言ってもいいぞ?」


「結構です。というかお前俺に言ってたのか」


 そう俺が軽く驚いたようなそぶりを見せると、アブノはびしりと擬音が付きそうな勢いで俺を指さし謎のポーズを取って、口を開いた。


「おお嘆かわしい。もう僕との素晴らしき邂逅を忘れたというのか輩よ」


「何処が素晴らしい邂逅だ。俺には犬の糞を踏んだようにしか感じられんかったわ! ・・・と言うか俺をお前と同類にするなっ!」


 思い出すのも憚れる。そう言えるほどにこいつとの出会いは最悪だった。いや、出会い方は良く有りそうな普通の出会いだった。こいつに出会った事が最悪だったのだ。そして俺の失態である。


「ハハハ、そう照れるなジョンよ。男のツンデレなど誰も喜ばないぞ」


「やかましいっ! ・・・って俺の名前はジョンじゃねぇっ!」



 こいつとの出会いは入学式まで遡る。そこで俺は、運命的とも言えなくもない出会いをこいつ果たした。いや果たしてしまったのだ。


短いです。きもいです。御免なさい。

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