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目を合わす、目をそらす、  作者: かずは
2/2

始まり

2話まで読もうとしているそこのあなた。

DSを開け。


真面目な話。

眠い。

毎度のように深夜テンションで適当に書いた。

ネタバレをしよう。

二人のラブストーリーが始まった。

なので彼女作ったら3話書きます。



『人がこない!』


突然隣から聞こえてきたのは女性の声、そう我が相談部の部長こと春奈だ。

部員は二人なので勿論俺は副部長である。


部長の方が大変なイメージもあるが副部長が部長に振り回されたり支える立ち位置で苦労が多いなんて展開もよくみかけるだろう。

かと言って部長になるのもおかしな話なのでなるわけではないが。


さて、そろそろ反応を示してあげよう。


『そりゃあそうだ』

『まぁそのほうが俺は好都合だがな』

『そうみたいですね…』


心なしか蔑ずんだような声が聞こえた。

理由があるとしたら俺が3DSをしていることだろう。


そもそも好きなことをするためにここに入ったわけで、相談者はいない先生もいない他にできることは…確かにあるだろうが自主的にするなんてことは論外だ。

なら部活に入らなければいいって?

愚問である。

女子とこんなイベントの発生中、自分は恋とやらにはあまり興味は湧かないが男なら本能的に参加せざるを得まい。


少し目線を右上に上げてみると彼女はずっとドアの方へ待ち構えていた。

可哀想ではあるが今回の天秤は面倒が勝ったようだ。 

努めて無視しよう。



数時間たって帰宅の時間になった。

突然に開放の合図を受け、疲れがどっと降りてくるのを感じた。

それはゲームの疲れだ。


春奈はというと…寝ていた。

まだ高校生になって数週間、高校一年生を経験したことがあるのなら眠たいのも頷けるだろう。


とはいえ起こさないわけにもいかない。


『おい、帰る時間だぞ』

声を掛けただけでは起きそうもないので、軽く揺さぶって起こした。


『結局来ませんでしたね…』

悲しげな顔を見せながら言ってきた。

流石に罪悪感も感じたので明日にはなにかしてやろう。


『明日は作戦会議でもしようじゃないか』

『作戦会議?』

『人を来させるためのだ、あんたも考えてきてくれ』

特に期待はしてないが。

『なるほど!わかりました!』

威勢は良しだ。


そうして帰る支度をしていたとき、声を掛けられた。

『良かったらラインの交換しませんか?』

確かにそれは何かと便利だろう。

『そうだな、同じ部活同士必要なときも出てくるはずだ』

ちなみにこの学校はスマホもゲームも校内禁止だ。



今の時刻は午後7時、場所は電車の中である。

朝も好きだが夜の電車も好きだ。

疲れと睡魔に襲われていた体を電車の抱擁力によってじんわりと安らいでいく。


スリープデーモンならぬスリープエンジェルだろうか。

こんな深夜テンションのような言葉が出てくるのも許してほしい。

作戦を考えるのはまた後日として、今は体の意見を尊重しよう。



ホームルーム。


まだ勉強をしなくていい、ともうすぐ勉強をする、

という反対の感情が合わさり結局気分はよろしくない。

何故なら人は嫌なことの方が印象に強いからだ。


不幸とはアイスクリームコーンのようなものだ。

良い気分になっていたのに最後はコーンの味に塗り替えられる。

しかもアイスはすぐに溶けてしまうが、コーンは固くなかなかに根強い。

そして舐めているとすぐにコーンになってしまう。

幸せとはアイスクリームのようなものだ…。


でも甘いだけの人生ではこれ以上の成長は望まないだろう。

だから逆境こそ好機。

コーンなど噛み砕いていこうじゃないか。

などと考えていたらどうやら終わったようだ。



授業の時間ではあるがそろそろ考えていこう。

まず何を考えるのか、今回は相談者を増やす方法だ。

では何故来ないのか、そこから改善案をつくっていこう。

何かと俺は箇条書きが好きだ。

シンプルでわかりやすい、結局これが大切なのだ。


今回も採用しよう。


・知られてない

・信用性

・その他の行きづらい


こんなところだろうか。

一番上は宣伝するだけなのだが、他二つは難しいところがある。


信用性などどうしようもないし、その他…やはり知らない人にするのは何となく気が引けるだろう。

高校生では解決出来ないことも多いしな…。

早速現実的な無料ゲーの予感だ。


傍から見れば真面目に問題を解いてる様に見えるやもしれない。

いや、実際にそうである。

だがそんなことを言っていても解けるわけではない。



昼休み、お馴染みの弁当を食べていたときにひらめいた。

そういえば今でも相談所というものがあるが、あれは仕切りを挟んで姿を隠してすることもあると何かのアニメで見た気がする。


例えるなら平安時代の女の部屋みたいなものだ。

平安の高貴な女性とは顔を他人に見せないため、簾ふりがな、などで隠すのだ。


何となく話がまとまったのでとりあえずこれでいいだろう。


 

さて部活の時間だ。


もう慣れた足取りで部室に向かっていった。

部室に入ったとき、もう春奈の姿はあった。


『あ、こんにちは』

『ん、どうも』

『それじゃあ早速始めるか?』

『そうしましょう!』


そうして作戦会議が始まった。


『何か案は思いついたか?』

『はい!考えてきましたよ!』

一体どんな案だろうか…。

『ほう?』


『やっぱり知らない人だと相談しにくいかもしれないので、皆と仲良くなってみるなんてどうですか?』

『そうしたら皆も相談しやすいかなと思いました』

なるほど、確かに俺では思い付かない考えだ。

『それは良い案かもしれないが仲が良いと余計に言いにくいのではないか?』

『あぁー•••言われてみればそうですね…』

『まぁだからといって友達を作らない、なんてことはするなよ?』

『親しい人にしか出来ない相談もあるだろうしな』


部活なんかのために貴重な青春を見過ごすなんて勿体ない。

部活が青春の人もいるかもしれないが。


『一応俺も考えてきたんだが、仕切りなどを間に置いてお互いの姿が見えないようにするのはどうだろう』

『これなら知らない人でも話しやすいだろうし、プライバシー的にも大丈夫だろう』

『なるほど!それはいい案ですね!』


『どうやって作ります?』

作る前提なのか…。

確かに高そうな気もするが。


スマホで適当に調べてみた。

数分調べていたら求めていたようなものが見つかった。

それは4連タイプの組み立て式且つ移動式のパーテーションであり、組み立てると縦1.8m横2mと学校の机なら3台隠せるくらいになるらしい。

値段は約6000円…まぁ2人で割れば問題もないだろう。


『これなんてどうだ?』

春奈に見えるように俺のスマホを渡した。

『おー、お洒落ですね!』


そうなのか?至ってシンプルなデザインだと思うが、わかる人にはわかるというやつなのだろうか。

『そうだな』

とりあえず適当に相槌をしておいた。

これはネット通販だったので割り勘で購入した。


『よし、では届く間に出来るだけ宣伝しておこう』

『これはあんたの方が得意だろう?』


自分だけが頑張るというのは親切でもなんでもない。

それは信頼していないということであるし、相手もアピールする機会がないのでは居心地が悪いというものだ。

今回は役割分担をしたまでだが。


『はい!今から行ってきます!』

『ん?どこにだ?』

『他の部活動のとこへ…?』

行動が早くて結構。

『流石に今日はやめておいたほうがいいのでは?』

『明日、放送室を使ってしたらいいだろう』

春奈は納得した様子だ。

『じゃあ話す内容などはよろしくやってくれ』

俺が変に決めるよりいいだろう。

思いがあれば何でも伝わるものなのだ。


『はい!任せてください!』

こうして着実と相談部も前進していった。



昼の放送で、聞き慣れた声が聞こえた。

『相談部から連絡をします』

いつもより少し緊張気味の声だ。

『相談部では近日、お互いが見えないように仕切りをたてます』

『小さなことからどんなことでも遠慮なく来てください!』

『待ってます、ありがとうございました』


よし、ひとまずはこれくらいだろう。

一旦の達成感から気が緩んだのか眠気がきたが、抗う必要もないのでそのまま体を委ねた。



日曜日、問題が迫ってきているとも知らずに俺はのんきに寝ていた。


起きたのは12時、用事もないのでのんびりと起きあがり朝昼飯を食べるべく一階へと向かった。

俺の家は一般的な一軒家であり玄関から入ると正面に階段と左側にリビングへいくドアがある。

そんなわけで一階に降りたとき見えたものとは大きな長方形の段ボールだ。


無事に着いたかと安堵していたのもつかの間、ある問題に気がついた。

そう、これ誰がどうやって持っていくんだ?

勿論俺しかいないのだが鬼畜もいいところだ。

こんなことなら住所を学校にでもしておくべきだった。


だから彼女は作ろうとしていたのか?

いや、こんなこと誰かが見ていたとしたら誰もが気づくことだろう。


今私が出来ることといえばご飯を食べることだ。

何故なら今は視野が狭くなっているからだ。

何か気障が起こるとそのことを解決しようとするためにどうしても視野は狭くなる。

こんなときは一旦忘れることが大切だ。


テーブルを見ると朝ごはんがまだそのままにして置かれていた。

横にはカップラーメンが置かれていたのでそういうことだろう。


とりあえず朝ごはんを食べながら3分間を過ごした。

…さぁ時間だ。


いただきます。

3分間姿を見ることすら許されないという絶妙な焦らしをさせることで私の口の中では無意識的によだれが出てしまう。


長らく熟したその果実を、一秒でも惜しいと言わんばかりの速さで掴み、啜った。


口の中で、じんわりと広がった。

最初はゆっくりと噛み締めた。

だがもう止めることなど出来なかった。


熱る体などお構いなしに次々と口に運びこみ、空腹から一気に満たされたことによって満足感は何倍にも膨れ上がった。

あとはもう、黙々と食すだけである。


ごちそうさまでした。



そろそろ真面目に考えていこう。


俺は家から自転車で10分、そこから電車で一時間、また10分坂を登って登校する。

重さは一枚4キロといったところでそこまで苦ではないが、こんなものを自転車に乗せるわけにはいかない。

仕方ない、どうやら明日は早起きのようだ。

ちなみに電車は問題ない。



2枚ずつ2日かけて運んだ。

移動式なので転がしていけばいいということは途中で気づいた。

電車内は途中から満員電車になるので申し訳ないとも思ったがどうしようもないことだ。

合計8キロで坂を登らせるなんて、誰かの奴隷か何かだろうか。


ここまで頑張ってしまうと相談の1つ2つは来てもらわないと割に合わないというものだ。

とりあえず部室に運び、配置してみた。


部室の状況は黒板と垂直になるように2台ずつ机と椅子が置かれ、間にパーテーションを挟んだ形になった。

至ってシンプルである。

あとは時間の解決を待つのみだ。

ここまで読んだ暇な人。

勉強しな。


1話に続き細かい工夫やネタがところどろこ散りばめられていますが、全部伝わらないというのは悲しいですね。

でもこういったものは大抵そんなものなのでしょう。

スヌーピーネタ、わかりますか?


個人的にあとがきが一番好きです。

なので少し真面目な話

相談…なかなか始まりませんな。

でもまだ4月の後半くらいじゃないでしょうか。

そう考えれば現実味?

でももう相談者来ます、来させます。


次回の構成としては相談部員が相談者に!?

それは恋愛相談、相手は目の前に…。

奥手な二人のじれじれさに、どうかご期待を。


アイスから棒を取っても辛くなる。

棒にもあたりはありますがね。


追記氷菓読みはじめたんだけど雰囲気似てない?

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